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Re:Re:D40とD40Xについて教えてください Ken 2008/01/17(Thu) 00:19 No:53300
5Dを使われていても、なおデジタルの画質にはご不満ですか・・。
中判以上でしたら、たしかにそうなのかもしれませんね。
自分的には、1000万画素あればA3まで伸ばすには必要十分と認識していますが、
解像力とは別に、日の出や日の入りで太陽を入れて撮影するときなど、
デジタルがいまだにフィルムより不利であるのは事実です。
ただ、今回のEOSでのお写真を拝見すると、
雪の部分の白飛びや山の暗部をコントロールできるという点で、
むしろデジタル向きの被写体であるように思ったりもします。
しかし、こと自然が相手の写真となると、
あとでパソコン上でちまちま画像補正するより、
一発撮り(撮っておしまい)の方が、スカッとして気持ちいいのは、
一面の事実ではあります。
こーゆー、ちまちました連中がいるからこそ、
デジカメをまともに作れるのは、我がニッポンだけなわけですが(笑)。

>レタッチもベルビアに近づけようという自分がいます(笑)

でしたらば、それこそ、
S5Pro→HS-V3のフィルムシミュレーションに「ベルビア調」がありますよね。
白飛びや黒つぶれを恐れずにコントラストと彩度を大胆に上げ、
とくに青の彩度が高いのが、「ベルビア調」の特色。
わたしの場合、フィルム時代はコダクロームが基本だったこともあって、
そのモードはまったく使っていませんが、
フジの画作りは、ひとつのお手本として参考にしています。

ただし、デジタルの場合、撮影→画像補整→プリントまでの
トータルなワークフローでなんぼの世界。
S5Proのカメラの機能(といっても、ボディはニコンのD200ですけど)には、
わたしはほぼ満足していますが、
Raw現像ソフトHS-V3の操作性の悪さが、非常なストレスとなってます(笑)。
ニコン機では(というよりすべてのメーカーを含めて)、D3の登場によって、
S5Proの画質面での優位性は、ほぼなくなった印象。
高感度特性が上がることは、実質的にダイナミックレンジが広がるのと同等
(暗部を起こしてもノイズが少ないという意味で)ですからね。
しかし、D3は、「デカすぎ、高すぎ」で、手が出ない状態。
わたし的には、D3廉価版が登場したら、そちらに移行しようかと予定しています。

あと、ニコンの画づくりに関しては、
おそらく社内改革に呼応して、D40からはっきりと変わり、
今回のD3とD300によって、新たな「ニコン色」を打ち出してきた印象です。
また、「ピクチャーコントロールシステム」は、
ユーザーの好みに応じて画づくりをカスタマイズできる点で、
キヤノンの「ピクチャースタイル」やフジの「フィルムシミュレーション」とは異なる新しさを感じます。
最近のニコン、元気ありますよ。
ソニーが本気モードになったことも、今のところは追い風。
ニコンのボディの「感度自動制御」も、
「低速限界」の自由度が高い点で、キヤノンよりニコンの方が綿密。
わたしには必須機能となってます。
あと、Capture NXの「D-ライティング」も、
わたしとしては、デジタル時代の必須機能。
やはり、画づくりだけではなく、トータルな観点から、
どのカメラがいいかってことですよね。

話を戻しますと、
もし、D40X後継機が近々出るとしたら、
前に申した「3Dトラッキング」搭載は、あくまで希望で、
現実には無理に決まってますが、
「ピクチャーコントロールシステム」には、100%してくるでしょう。
しかし、風景写真においても、「D40かD40Xか」ならば、
わたしは、あえてD40がおすすめです。
銀塩カメラをメインとするのであれば、
サブカメラとしては、解像力よりも、
むしろ、フィルムで不可能な高感度特性の方が役に立つと考えるからです。
5Dを使われているなら、このあたりは重々ご承知でしょうけど、
高感度特性と携帯性のよさが両立するのが、D40のミソ。
携帯性だけなら、望遠レンズやマクロレンズでの優位性を含めて、
オリンパスのフォーサーズの方が有利でしょう。
でなかったら、D40みたいな、あんなおもちゃみたいなカメラに(笑)、
ハイアマやプロのユーザーが食指を動かす理由はありません。
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