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ありがとうございました。　（6）　ニコン未経験者　2008/01/19（Sat） 18:52　No:53340 ID:df4100f4ce8ca49
皆様からアドバイスを頂き、初めてニコンユーザーになりました。
購入したカメラは迷いに迷ってD40を選択しました。

選択した理由はこれまで色々取り交わさせて頂いた中で今までのネイチャー写真スタイルの固定観念である三脚＋レリーズスタイルを一蹴出来る可能性をこのカメラで見出せないか？という事でした。

元々、山岳写真を撮るスタイルもとにかく機動性重視に勤めていた自分ですが三脚＋レリーズの呪縛からは逃れられないスタイルでした。

今回、D40シリーズはレリーズが使えない！デメリットからどうせなら一気に割り切って高感度アドバンテージを生かした三脚レス？スタイルの可能性が見出せないか？という発想が生まれました。

これまでの山岳の経験上、日の出に照らされ山が焼ける状況や日没後に発生する綺麗な夕焼け等の適正露出は約1EV。（これ以下光の状況はまず無い！）
これをD40に当てはめるとISO200＠f8×1/30s。

もし、ISO400が使い物になればf8＠1/60sまでシャッタースピードが上がり手持ちの可能性が出てくる。

センサーサイズがAPS-Cなのでf5.6でも十分被写体深度及びレンズの性能（周辺描写）も保たれると思われる。

こうなると、最低感度＠ISO200でもf5.6×1/60s、ISO400になればf5.6×1/125sまでシャッタースピードが上がり十分手持ち撮影が可能な状況になる。

こうなると根本的に撮影スタイルが変わり、一気に機動力が増し、これまで逃していたシャッターチャンスまで救済出来る可能性が出てきて何より自分が目指していた山岳写真のアルパインスタイル？の最も理想的な形になります。

D40Xは後続機が出るとの事でこちらの動向も気になりますがKiss-DNと被る事になり、そういった使い分けからもD40の方が可能性有りと考えました。

皆様のアドバイスのおかげで良い買い物が出来た事をこの場を借りて御礼致します。有難うございました。
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Re:ありがとうございました。　元さんぞく乗り　2008/01/19（Sat） 23:27　No:53344 ID:1e79b6c83c6b544
カメラ：D200　　レンズ：AF-S ED VR 18-200
私はＤ４０を持っていないので発言は控えていましたが、あの奥穂あたりでしょうか槍ヶ岳の写真を見て、何か一言と思っていました。

私はＤ２００と現在はＤ３がメインです。
Ｆ１００やペンタ６４５はもうたまにしか持ち出さないですね。
Ｄ３やＤ４０の高感度特性の良さを生かしたのなら、高山植物の撮影も連射で面白い瞬間が撮れるかも、と思っています。
Ｄ３を使い始めてから三脚はもう全然使っていません。
超望遠で月を撮ってみたら、ＶＲ無しで全然ぶれてないんですね。
高感度特性が良いということがここまですごいということは使ってみるまでは想像もしてみなかったです。
まだまだ私自身、銀塩の頃の考え方の撮り方だったということなんでしょうね。
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Re:ありがとうございました。　Ken　2008/01/21（Mon） 01:41　No:53381
D40、購入されましたか・・。

>選択した理由はこれまで色々取り交わさせて頂いた中で今までのネイチャー写真スタイルの固定観念である三脚＋レリーズスタイルを一蹴出来る可能性をこのカメラで見出せないか？という事でした。

わたしも、デジタルに移行してからは、
屋外での三脚の使用はめっきり減りました。
もっとも、屋内でのブツ撮りには三脚が欠かせませんし、
風景写真でも、長時間露出が必要なケース
（川の流れを霧のように写す等）もあり、
三脚がこの世から消滅するとも思えません。
しかし、機材の総量は、フィルムとデジタルでは、
別の観点から再検討する必要があるように思います。

わたしは、撮像素子の進化は、
　�‖寝菫�
　��広画素ピッチ
の2方向へ行くように予測します。
�，蓮�大伸ばしが必要な主として広告業界のニーズに応え、
�△蓮�高感度と高コマ速が必要な主として報道業界のニーズに応えるものとして。
ダイナミックレンジに関しては、ある程度のレンジが得られさえすれば、
�△亡泙泙譴詬彖如�
ハイライト基準で撮影しさえすれば、必要に応じて暗部を起こすことで、
実質的なダイナミックレンジは広がります。
その際に問題となるのは、暗部ノイズ。
このあたりに関しては、鹿野宏氏のD3のレポートが参考になります。
http://www.denjuku.gr.jp/index.htm
ニコンは、「D-ライティング」を導入し、
「アクティブD-ライティング」に進化させてきましたが、
このあたりは、キヤノンの一歩先を行っているように思います。
ここ数年のニコン機の弱点は、ひとえに撮像素子の高感度特性でした。
それが、ソニーが一眼レフに参入したこともあってか、
ニコンに有利な情勢になってきましたね。

で、ここからは個人的な独断となりますが（笑）、
�△諒�向性は、手持ち撮影できる領域を広げるものなので、
ボディやレンズも小さめの方がふさわしい。
よって、�，魯侫襯汽ぅ叉，如↓△�APS機で実現するべき。
その意味で、キヤノンのフルサイズとAPS-Hの棲み分けは正しい。
ニコンの場合、APS-Cとフルサイズの二本立てですから、
D3の高感度特性は、APS機でやるのがほんとうではないでしょうかね。
ここまでのニコンの展開は、
APS機の解像力でキヤノンと対抗しなければならないことから、
かなり無理してました。
ですので、D3の撮像素子をAPS-Cにクロップした500万画素機。
それを防塵防滴仕様にした「D300H」を出して欲しいと、
個人的には期待するわけですが、
現実には厳しい。
で、それに一番近いのは、ニコン機のなかでは、
意表をついて「最後の610万画素機」D40だと思うわけです。

なお、オリンパスは、フォーサーズを出すにあたって
非常に合理的な判断をしたと思いますが、
現実には、センサーを小さくしたばかりに、
あえて不利を背負い込む結果となり、非常な苦戦を強いられている（笑）。
しかし、松下電器がこれからブレークスルーを起こせば、
本来の一眼レフの機動性は、フォーサーズが担っていくかもしれません。
すくなくとも、より機動性が必要とされるネイチャー写真の未来は、
オリンパスではないでしょうかね。
低感度でもOKなのであれば、すでにそれなりの存在価値があるように思います。
いずれにしろ、撮像素子の製造は、電器メーカーが有利なので、
これからは、ソニーや松下に
キヤノンがどこまで食い込めるかって感じではないでしょうか？
ここでニコンが怠けないためにも、キヤノンには逆襲してもらわないと・・。
フジやコダックには、
現在はS5proがメイン機のわたしにとしても、なんか期待薄です（笑）。

あと、デジタル時代には、フィルムをどう使うかを含めて、
メイン機とサブ機の使い分けも、だんだん鮮明になってきたような気がします。
わたしたちユーザーにとっては、どのメーカーがいいかということより、
選択肢の増えることが一番のメリット。
その意味で、ニコン・キヤノン以外のメーカーにも
どうせプロのメイン機にはなれないわけだから（笑）、
サブ機として独自の個性を出して欲しいものです。

長々と持論を展開してすみません。
このフォーラムへの意見とご理解くだされば幸いです。
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Re:ありがとうございました。　M-KEY　2008/01/21（Mon） 11:58　No:53386 ID:efdad6f8b5f5004
　>>53381
>長々と持論を展開してすみません。
>このフォーラムへの意見とご理解くだされば幸いです。

私もおおむね同感です。

ハイアマ＆プロ機は、500〜600万画素でいいから、D3並の高感度特性に
10コマ／秒、バッファ40枚／RAW程度の最高速を持ったDX機と、2000万画素級で
ISO50〜ISO400限定、最高速5コマ／秒程バッファ20枚／RAWのFX機で、両方とも
D300程度の大きさ／重さで、必要に応じて電源システムを変えられる仕様なら
おおむね満足できるような気がします。

フォーサーズも小型センサーなんだから、より機動性重視に特化した方が
面白いように思うんだけどなぁ・・・
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Re:ありがとうございました。　ニコン未経験者　2008/01/22（Tue） 18:18　No:53404 ID:46abe82d4b0298a
返信有難うございました。

Kenさん
フォーラムの意見、興味深く拝見致しました。
僕もこのスレッド（フォーラム）を通じてデジタル写真に対して再考させられたと感じております。今であればkenさんの持論は共感出来る考えです。

まだ、D40に対する可能性の結論はまだまだこれからですが、思えばずいぶん長い間古い銀塩の考え方から抜け出せなかったと思っています。

上の発言で三脚レスの可能性を求めて！と書きましたが私自身画質には煩いので実際にはそんなに簡単では無いと薄々思っています。
ただ、このような斬新的な考え方が今まで出来なかった、試さなかった事が頭が固かったと反省？しています。

そういった意味でも一連の本フォーラムは意味が有ったと感謝しています。

さて、D40の感触ですが、まだあくまでも評価の途中の段階ですがノイズに関してD40は噂通り使える感触を感じています。

あくまでも個人的な一方的的評価ですが現段階において以下ノイズに関して以下評価を感じています。（評価にはもう少しサンプルを集める必要性は有ります）

現像ソフト：slkypix（現像条件が変わらないように）
被写体：早朝＠曇天の山肌（木々）
NR＠OFF（NR有りでも評価は大きく変わらない感触）

　評価　　　OK　　　　OK　　　　OK？　　　NG
--------------------------------------------------------
KISS-DN　　ISO100　　ISO200　　　　　　　ISO400
--------------------------------------------------------
D40　　　　ISO200　　ISO400　　ISO800　　　　ISO1600
--------------------------------------------------------

確かにノイズは大きく減少していますがあくまでノイズのみの評価です。
提供される画質についてはこのノイズ除去が効いている弊害なのか、Kiss-DNの絵の方が立体感を感じます。もう少し評価する必要有りですが。

十分に検証出来ていない事と本スレッドはKiss-DNとの比較が目的では無いのでこれ以上は控えますがいずれにせよ、これまでデジ一眼＠APS-Cノイズ耐力は感覚的にISO200まででISO400は使い物に成らないと思いこんでいた固定観念に対して目的、妥協点を考慮すればISO800も視野に入って来たこの結果は相当の可能性を再考させてくれたと思っています。

当初の目的はCanon一辺倒だった自分が今勢いのあるNikonの絵を確認したい/知っておく必要性が有る事から今は大きく変化し、高感度特性と小型/シンプルに特化した最後の？600万画素＠APS-C機にこのカメラしか撮れないスタイル及び従来スタイルの脱却という大きな目的になりました。
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Re:ありがとうございました。　ニコン未経験者　2008/01/22（Tue） 23:13　No:53407 ID:df4100f4ce8ca49
済みません、表がズレてみずらいですね。修正します。


　評価　　　　OK　　　　　OK　　　　　OK？　　　　　NG
--------------------------------------------------------
KISS-DN　　ISO100　　ISO200　　　　　　　　　　　ISO400
--------------------------------------------------------
D40　　　　　ISO200　　ISO400　　　ISO800　　　　ISO1600
--------------------------------------------------------
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Re:Re:ありがとうございました。　Ken　2008/01/23（Wed） 06:20　No:53411
　>>53407
Kissとは、そんなに差がありますか・・。
わたしの思っていた以上ですね。
自分の感覚では、一般的な撮影では
D40のASA800は十分「OK」、
ASA1600が「OK?」の範疇に入りますが、
風景写真においては、よりシビアになることは分かります。
言葉を換えれば、「低感度域」がどこまでか、ということでしょう。
そして、「高感度域」は、やむを得ず避難する領域でしょうね。
しかし、「高感度域」にも、被写体やプリントサイズや
人それぞれの感じ方によって、許容できる上限がありますよね。

わたしの場合、
「感度自動制御」で「上限感度」と
「低速限界（感度自動制御が利きはじめるシャッタースピード）」
を設定し、感度はカメラ任せにしてます。
この「感度自動制御」は、
たしか、ニコン機の方がキャノン機よりも綿密だったように記憶しますが、
わたしには、すでに必須機能となってますし、
デジタル時代の重要なオート機能のひとつだと認識しています。
そして、開放値が変わるコンパクトズームでは、
わたしは、プログラムオートを使用。
コンパクトズームは、そもそも開放値が決して明るくなく、
逆に言えば、まあ、自分的にはほどよい開放値とも言えるので、
ようするに、暗くなってきたら、最低限のシャッタースピードを確保したうえで、
絞りが自動的に開放になったあとは、感度が自動的に上がり、
設定した上限感度に達したら、
あとはシャタースピードが落ちていくセッティングにしているわけです。
というか、そこまではカメラ任せにしたうえで、
撮影時には、なるべく構図とピントだけに集中したいのです。

風景写真の場合は、ある程度絞る必要があるでしょうから、
この設定はあてはまらないかもしれませんが、
絞り優先で「感度自動制御」を用いれば、
やはり、感度はカメラ任せにできます。

しっかり三脚を構えて、すべてをマニュアルで設定する方が、
すべてに意識的になって「本当の写真である」とも言えるかもしれませんが、
もし、中判フィルムカメラとの併用で、
ここ一番というときはフィルム+三脚で撮られるならば、
サブのD40では、自分なりの設定をしたうえで「お任せモード」にしてしまうのも、
ひとつの手ではないでしょうか？
フィルム時代には、オート露出以外はマニュアルを多用していたわたしも、
すべてが複雑化したデジタル時代になって、可能な限りオートに頼る方向へ
発想の転換を余儀なくされました。
しかし、近い将来、D3の高感度特性があたり前な時代になるでしょうから、
そうなると、ふたたび絞りとシャッタースピードはマニュアルにし、
あとは、勝手に感度が上がって帳尻を合わせてくれるようになるのかもしれません。

すくなくとも、D40というカメラは、
製造する側も、非常にわりきった造り方してますし、
使う側も、わりきって使った方がラクではないかと・・。
そう考えると、エントリー機のD40、
落とせるものはとことん落として、
けっこうニコンらしく、バランスよく安価に小型軽量化されている気がします。
「所有する喜び」みたいなものは、はっきし言ってないですけど（笑）。
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