Paint Shop Pro 8以外にも、下表のようにDEPを有効にしていると障害が生じる例がいくつか報告されている。
技術情報番号 タイトル 873176 Windows XP Service Pack 2 ベースのコンピュータに Paint Shop Pro 8 をインストールできない 878474 Your computer repeatedly restarts after you install Windows XP Service Pack 2 875351 Windows XP Service Pack 2 で ”データ実行防止” というエラー メッセージが表示される 873158 Windows XP Service Pack 2 でデータ実行防止機能を有効にすると、ヘルプとサポート センターが起動しなくなる 873155 Windows XP Service Pack 2 で Norton CleanSweep のスマートスイープ機能を有効にすると、デスクトップが正常に表示されず、エラー メッセージ ”アプリケーションを正しく初期化できませんでした (0xc00000005)” が表示される
DEPで生じる障害に関するサポート技術情報
このような過去のアプリケーションとの互換性を維持したり、不具合の発生を回避したりするため、Windows XP SP2ではDEPの有効/無効が設定可能となっている。アプリケーション単位でDEPの有効と無効を設定するには、システムのプロパティにある[詳細設定]タブ−[パフォーマンス]−[設定]ボタンで開く[パフォーマンス オプション]ダイアログ−[データ実行防止]タブで行う。個別のアプリケーションではなく、システム全体でDEPを無効にする場合は、起動ドライブにあるboot.ini内のスイッチでコントロールすることが可能だ。
Windows XP SP2は、CPUIDでNX bitのサポートを確認すると、インストーラによってboot.iniに/noexecute=OptInというスイッチを付与する(デフォルト)。DEPを無効にするには、この/noexecuteスイッチを削除する(ブランクにする)か、/executeスイッチに書き換える。このスイッチ設定によるDEP保護の違いは下表に示したとおりである。32bit版のみ/executeスイッチを設定した場合、カーネル・モードでもDEPを無効にすることが可能だ。これは、DEPを有効にすると動作しないデバイス・ドライバに配慮したものではないかと思われる。
私も同じ症状で悩みました。
Paint Shop Pro 8以外にも、下表のようにDEPを有効にしていると障害が生じる例がいくつか報告されている。
技術情報番号 タイトル
873176 Windows XP Service Pack 2 ベースのコンピュータに Paint Shop Pro 8 をインストールできない
878474 Your computer repeatedly restarts after you install Windows XP Service Pack 2
875351 Windows XP Service Pack 2 で ”データ実行防止” というエラー メッセージが表示される
873158 Windows XP Service Pack 2 でデータ実行防止機能を有効にすると、ヘルプとサポート センターが起動しなくなる
873155 Windows XP Service Pack 2 で Norton CleanSweep のスマートスイープ機能を有効にすると、デスクトップが正常に表示されず、エラー メッセージ ”アプリケーションを正しく初期化できませんでした (0xc00000005)” が表示される
DEPで生じる障害に関するサポート技術情報
このような過去のアプリケーションとの互換性を維持したり、不具合の発生を回避したりするため、Windows XP SP2ではDEPの有効/無効が設定可能となっている。アプリケーション単位でDEPの有効と無効を設定するには、システムのプロパティにある[詳細設定]タブ−[パフォーマンス]−[設定]ボタンで開く[パフォーマンス オプション]ダイアログ−[データ実行防止]タブで行う。個別のアプリケーションではなく、システム全体でDEPを無効にする場合は、起動ドライブにあるboot.ini内のスイッチでコントロールすることが可能だ。
Windows XP SP2は、CPUIDでNX bitのサポートを確認すると、インストーラによってboot.iniに/noexecute=OptInというスイッチを付与する(デフォルト)。DEPを無効にするには、この/noexecuteスイッチを削除する(ブランクにする)か、/executeスイッチに書き換える。このスイッチ設定によるDEP保護の違いは下表に示したとおりである。32bit版のみ/executeスイッチを設定した場合、カーネル・モードでもDEPを無効にすることが可能だ。これは、DEPを有効にすると動作しないデバイス・ドライバに配慮したものではないかと思われる。
一方64bit版では、スイッチでコントロール可能なのは32bitのユーザー・モードに対するDEPのみで、64bitユーザーとカーネルに対してはDEPを無効にすることができない。既存のソフトウェアとの互換性を配慮する必要があるのが32bitユーザー・モードだけであり、新しいデバイス・ドライバ、新しいアプリケーションを必要とする64bitモード(AMDのLongモード、IntelのIA-32eモード)では最初からDEPと互換性のあるドライバとアプリケーションを提供することが求められているというわけだ。