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Re:DXとFX M-KEY 2008/07/18(Fri) 18:09 No:54333 ID:b7463858cec80cd
>これってみなさんわかってるんですよね。
>ベスト判が35mmに駆逐された理由を考えれば
>
>80年代に645システムが巻き返しをしたけれど
>多数は移らなかったくせに。

フィルムの頃はプリントのシステムとの整合性もあったので
ベスト判やハーフが主流になることは出来なかったのだと思います。
それに一般用途なら35mmネガが圧倒的に多かったですが、
ポジにかんして言えば、機動性や超望遠が必要な分野以外では、
ブローニーも健闘しており、プロの間ではむしろスタンダード的な存在で、
言い換えれば、仕事で通用する最小サイズが35mm判だったと・・・

デジタル化で、撮像サイズにかんする縛りがゆるくなり、2/3型や1/1.7型の
コンパクト機も分野によっては仕事に充分使えるし、レンズ交換式でも
銀塩110相当のフォーサーズでも通常の印刷物には充分以上のクオリティで
銀塩35mm代替用途なら使い勝手やレンズなどの資産流用という面も含めれば
APS-Cがベターであり、今後も数の上でのデジ一眼の主流はAPS-Cだと思います。
35mmフルデジは上位互換の拡張規格的な立場=銀塩中判の代替のような立場で
APS-Cと併存、ちょうど銀塩中判で645判が6×6判や6×7判なんかと
共存していたようなカタチになると思います。

メーカーや売り手からみれば、ある程度機能や性能が行き着いて、
需要に飽和感があり、価格も限界に下落して利益率の低いAPS-Cデジよりは、
多画素化や高感度化に余裕があり、ボディ本体の利潤だけでなく
レンズの売り上げも見込める35mmフルデジの方が魅力的でしょうから、
今後の開発の主軸は35mmフルデジに移行していくんでしょうけど、
実は、今のデジタルカメラでの主流撮像サイズってAPS-Cでもなく、
1/2.33型とか1/2.5型のような小型センサーなのも事実だったりします。

ニコンの今後のDX機については、D300の機能強化的な後継機は出るでしょうけど、
D3のDXバージョンのような機種=いわゆるフラッグシップ機の登場は
期待できないような気はします。
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