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Re:Re:Re:必須高感度
デジタリアン
2008/09/12(Fri) 14:28 No:54591
new
Re:Re:Re:必須高感度
デジタリアン
2008/09/12(Fri) 14:28 No:54591
ID:91a4df8fd61173b
> 一眼レフにおける「必須画素数」の方は、
> 別スレにあるように、やはりそろそろ上限が見えてきているということですね。
うーんと、私のコメントの主旨は、フルサイズ、APS-C、フォーサーズといった
デジタルカメラの各プラットホーム毎の回折限界から来る画素数の上限という
主旨です。従って、目的によっては高画素が要求されることは否定しませんが、
プラットホームの光学限界を超えてまでの高画素化は、画素増により期待される
情報が増えない(寧ろ減少する場合もある)一方で、データが重くなるのは愚の
骨頂ではないかということです。
> わたし個人は、「さらなる高感度」の必要性を痛感しており、
> 実のところ、多画素機にはあまり関心がないのですが。
それは、了解してます。主旨からずれたコメントお許しください。
> ニコンという会社は、そのあたりに関しては保守的なまでに実直ですので、
> すくなくともFXのフラッグシップ機で
> あえてプロユーザーを手放すようなまねはしないでしょう。
> ただ、ソニーのフルサイズ機は、しょっぱなから2460万画素ですから、
> 後継機では、当然さらなる多画素化へ向かうでしょうね。
> これは、高感度機と多画素機に共通して言えることになりますが、
> 「画素が多いほどいいカメラ」という一般常識が
> 世界中に蔓延してしまったことは、ほとんど病気みたいなものですね。
> 海外でカメラぶらさげていると、「そのカメラ、何万画素?」とよく訊かれます。
> メーカーとしても、シェアーを伸ばすためには無視できないだけに、
> ちょっと恐ろしいです。
半導体の技術から言ったら、個々の素子をより小さく作ることによって、同じ
面積により多くの素子を入れることで性能を上げるというのは当然のことです。
それを単純にCCD/CMOSセンサーに適用し続けたところで、他の一般的な半導体と
は異なったところで弊害が出てきたというところだと思います。(高画素:回折
限界、極小画素:高感度ノイズ、狭ダイナミックレンジ)
私が、ニコン、キヤノンに単なる高画素に進んで欲しくないと思うのは、両社と
も半導体製造装置のステッパーの生産を通じて少なくとも、回折限界のことは良
く理解してる筈だからです。現在終了の半導体のプロセスは250nmから45nmです
が、600nmという可視光線(というか一番波長の長い赤の周波数帯域)の周波数を
下回ってます。普通に考えたら、周波数より小さい回路パターンの結像など出来
ないのですが、それを紫外線レーザー+液浸光学系で解決してます。つまり、
一般可視光域で細かい解像力を得る限界はとっくに理解しているわけです。
既にコンデジで解像限界を超えた無意味な高画素のCCDを生産しているソニーに
対して旧コニカミノルタのエンジニア陣が、光学機器屋として、光学の物理原則
をきちんと突きつけて理解させてやって欲しいものですね。
高感度については、逆に技術的に改善の余地が大きいのでこれはどんどん競争し
て行って貰いたいと思います。現状の信号処理だと、高感度域を拡大すると基準
感度を上げないとならなくなりますが、電気的な減感をしても光学的にNDフィル
ターを使うのと同じようにダイナミックレンジに影響を与えずに感度を落とせる
方向を目指して欲しいと思います。現状、電気的な減感でダイナミックレンジが
圧縮されてしまうのは、感度に関係なく常に暗電流や処理回路のバックグラウン
ドノイズは一定なので、暗く信号量が少ないときに信号を削るとバックグラウン
ドノジに埋もれてしまうので、明るく信号量が多いときだけ削るから、ダイナミ
ックレンジが圧縮されるというのが大雑把原理です。従って、高感度の達成には、
信号のブーストをした時のノイズ除去と合わせて、センサーや信号処理回路が何
も仕事をしてない時のバックグラウンドノイズの発生自体を抑えることを並行し
て進める必要があると思います。それには、より発熱を抑えられる様なセンサー
の素子構造改善、信号処理回路の待機時のバックグランウンドノイズの一層の
低減、熱ノイズを抑える効率的なセンサーの冷却といったところが改善ポイント
と思います。ただ、これらのどれか一つでも現状のD3/D700より改善できれば、
確実に現状から高感度特性はアップしますから、出来るところから継続して改善
を進めてもらいたいと思います。
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うーんと、私のコメントの主旨は、フルサイズ、APS-C、フォーサーズといった
デジタルカメラの各プラットホーム毎の回折限界から来る画素数の上限という
主旨です。従って、目的によっては高画素が要求されることは否定しませんが、
プラットホームの光学限界を超えてまでの高画素化は、画素増により期待される
情報が増えない(寧ろ減少する場合もある)一方で、データが重くなるのは愚の
骨頂ではないかということです。
それは、了解してます。主旨からずれたコメントお許しください。
半導体の技術から言ったら、個々の素子をより小さく作ることによって、同じ
面積により多くの素子を入れることで性能を上げるというのは当然のことです。
それを単純にCCD/CMOSセンサーに適用し続けたところで、他の一般的な半導体と
は異なったところで弊害が出てきたというところだと思います。(高画素:回折
限界、極小画素:高感度ノイズ、狭ダイナミックレンジ)
私が、ニコン、キヤノンに単なる高画素に進んで欲しくないと思うのは、両社と
も半導体製造装置のステッパーの生産を通じて少なくとも、回折限界のことは良
く理解してる筈だからです。現在終了の半導体のプロセスは250nmから45nmです
が、600nmという可視光線(というか一番波長の長い赤の周波数帯域)の周波数を
下回ってます。普通に考えたら、周波数より小さい回路パターンの結像など出来
ないのですが、それを紫外線レーザー+液浸光学系で解決してます。つまり、
一般可視光域で細かい解像力を得る限界はとっくに理解しているわけです。
既にコンデジで解像限界を超えた無意味な高画素のCCDを生産しているソニーに
対して旧コニカミノルタのエンジニア陣が、光学機器屋として、光学の物理原則
をきちんと突きつけて理解させてやって欲しいものですね。
高感度については、逆に技術的に改善の余地が大きいのでこれはどんどん競争し
て行って貰いたいと思います。現状の信号処理だと、高感度域を拡大すると基準
感度を上げないとならなくなりますが、電気的な減感をしても光学的にNDフィル
ターを使うのと同じようにダイナミックレンジに影響を与えずに感度を落とせる
方向を目指して欲しいと思います。現状、電気的な減感でダイナミックレンジが
圧縮されてしまうのは、感度に関係なく常に暗電流や処理回路のバックグラウン
ドノイズは一定なので、暗く信号量が少ないときに信号を削るとバックグラウン
ドノジに埋もれてしまうので、明るく信号量が多いときだけ削るから、ダイナミ
ックレンジが圧縮されるというのが大雑把原理です。従って、高感度の達成には、
信号のブーストをした時のノイズ除去と合わせて、センサーや信号処理回路が何
も仕事をしてない時のバックグラウンドノイズの発生自体を抑えることを並行し
て進める必要があると思います。それには、より発熱を抑えられる様なセンサー
の素子構造改善、信号処理回路の待機時のバックグランウンドノイズの一層の
低減、熱ノイズを抑える効率的なセンサーの冷却といったところが改善ポイント
と思います。ただ、これらのどれか一つでも現状のD3/D700より改善できれば、
確実に現状から高感度特性はアップしますから、出来るところから継続して改善
を進めてもらいたいと思います。