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Re:デジタルカメラの高画素化はどこまで進むのか? M-KEY 2009/04/05(Sun) 19:40 No:55006
まず、ベイヤー機がRGBGの為、実質解像度が1/4になるというのは
ちょっと乱暴で、単純に4画素を合成して画像を形成しているのではなく
一つの画素の周りの8つの画素から演算しており、例えばベイヤー1200万画素機なら
R=300万、B=300万、G=600万からの演算なら,解像度はG画素の600万画素相当は
確保できているハズですし、RやBからも輪郭の情報は補完しているでしょうから、
600×√2で約850万画素相当の解像度から
ローパスのロスを引いたくらいの解像度なんじゃないかと想像します。

>私は風景を主に撮ってますが、紅葉や桜の引きを撮ると、1200万画素でも
>解像度が物足りなく感じたりします。2400万画素機やP45+のような3900万
>画素の絵を見ると、明らかに細部の描写が優れていますし、遠近感の描写も
>より自然な気がします。

ベイヤー1200万画素機での解像感は銀塩6×9判で普通の粒状性のフィルムを
使ったのに匹敵しており、銀塩35mmは充分に越えていると感じています。
でも、ベルビアやPKMなどの微粒子のフィルムを使って、解像度が高いと
定評のあるレンズを開放から2段程絞り、ミラーアップなどを併用しながらの
適切な三脚使用で徹底的にブレを排除するように丁寧に撮れば銀塩35mmでも同等以上の
解像度を得る事は可能だったので、そうした点から見ればD3などの1200万画機が
フィルムを越えていないという主張にもうなづけるモノはあります。
だた、フィルムではISO25~100という感度で撮る必要があり、低照度下で
被写体が風などで動いているとお手上げだったのが,デジタルだとISO800以上でも
その解像度を持ち,異光源にもフレキシブルに対応でき,色補正フィルターの
必要性が少ないという部分でも、デジタルが優位という事は言えると思います。

もっとも、銀塩ネガフィルムの持つ圧倒的はラチチュードにかんしては
最近のダイナミックレンジを広くする画像処理を持ってしてもかなわない
部分もあり、画素数=解像度アップよりも、そちらの改善をより望みたいですね。
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