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タイトルニコンのミラーレス機?
記事No: 55227 [関連記事]
投稿日:  2010/09/13(Mon) 23:03
投稿者M-KEY

未確認情報ながら、キヤノンからショートフランジバックのレンズ交換式カメラの
特許が出ているようですし、次世代のレンズ交換式としてニコンも避けては通れない?
という訳で、ニコンはAPS-Cでなく,もっと小型の2/3〜1型あたりのセンサーでだという
噂が出ていますが、要求される画素数や感度、ボケ量も含めた映像表現を考えたら
さすがに小さ過ぎで、せめて4/3くらいは必要なんじゃないかと思っていたら
http://pro-av.panasonic.net/jp/af105/" target="_blank">http://pro-av.panasonic.net/jp/af105/
これは、パナソニックのマイクロ4/3規格の業務用ビデオカメラですが、
その右端にあるレンズは、どうみてもニッコールですよね(Ai 135mmF2Sぽい)
たまたま、かもしれませんが何か裏があるかもしれません・・・


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55232 [関連記事]
投稿日:  2010/09/16(Thu) 15:16
投稿者ken2

ニコンもEVILに関してはいろんな特許を出してますが、そこから推察できるのは
撮像素子は1インチクラスということでしょうか。このクラスのイメージサークルを
もつ単焦点や高倍率ズームの特許も出てますし。
わたしとしては、豊かな階調やボケの追求はFXに任せておけば良くて、このクラス
には、高い趣味性を持たせて欲しいなぁと思います。カメラの大きさは、T35iくらいで、
金属外装、超大口径(F0.9-1.2クラス)の単焦点レンズを交換レンズとしてくれたら
ニッチな市場かもしれませんが、絶対ウケると思うんですが。
こんなん出たら買います的な妄想ですけど(^^;


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55238 [関連記事]
投稿日:  2010/09/20(Mon) 09:27
投稿者M-KEY

>ニコンもEVILに関してはいろんな特許を出してますが、そこから推察できるのは
>撮像素子は1インチクラスということでしょうか。このクラスのイメージサークルを
>もつ単焦点や高倍率ズームの特許も出てますし。

E-5000/8000の頃は、アレがそのままレンズ交換式になったモノが欲しかったけど
1インチクラスといえば、フォーサーズよりも一回り小さいくらいで
さすがにペンタックスAuto110みたいなサイズにはならないでしょう。
ライカX1やシグマDP、ソニーNEXを見た後だと、やっぱり画質面からAPS-Cで欲しいです。
小型センサーはマクロや望遠だと倍率で有利だったりするから否定はしませんが、
ニコン版NEXのようなモノにも期待したいです。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55240 [関連記事]
投稿日:  2010/09/26(Sun) 13:28
投稿者D-Kousuke

APS−Cなら新マウントにする必要はないと思いますけどね。
ボディの厚さで2cm強薄くなるだけで、レンズを付けたら大して変わらなくなります。
(パンケーキだけは有意の違いが出ますが)
バックフォーカスの短いレンズを採用したいなら、
Fマウントのままで、ミラーなしのいボディを造り(もしくはミラーアップで対応)
ボディにレンズをめり込ませればいいわけですから。
EVFに将来性を感じたとしてもα55の方向性で良いと思います。
新マウントでするなら、レンズを含めてポケットに入るくらいじゃないと
意味はない=失敗すると思います。
(わずかに意義はあるでしょうが、ニッチすぎます)
Mフォーサーズが大きくなったのは、キヤノンやニコンと対抗しようとしたから
だと思います。(お手軽システムにしたくなかった)
ニコンが1インチをするなら、Fシステムの下位ですから、もっと小さくできるんでは?
それこそAUTO110サイズにできると思うし、そうすれば面白くなると思います。
僕自身はニコンの1インチ機には懐疑的なんですが。


タイトル:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55241 [関連記事]
投稿日:  2010/09/28(Tue) 11:22
投稿者M-KEY

>APS−Cなら新マウントにする必要はないと思いますけどね。
>ボディの厚さで2cm強薄くなるだけで、レンズを付けたら大して変わらなくなります。
>(パンケーキだけは有意の違いが出ますが)

たかが2cm、されど
マイクロフォーサーズ機も使っていますが、2cmの差は大きいです。
というか,デジタル化によってカメラは随分と厚くなっており、
ショートフランジ化することで、従来の銀塩機並みのプロポーションが可能だし、
その「2cm」を利用してFX用レンズのシフトアダプターという展開も考えられます。
>新マウントでするなら、レンズを含めてポケットに入るくらいじゃないと
>意味はない=失敗すると思います。
>(わずかに意義はあるでしょうが、ニッチすぎます)
>
>Mフォーサーズが大きくなったのは、キヤノンやニコンと対抗しようとしたから
>だと思います。(お手軽システムにしたくなかった)
>ニコンが1インチをするなら、Fシステムの下位ですから、もっと小さくできるんでは?
>それこそAUTO110サイズにできると思うし、そうすれば面白くなると思います。

ところが、P7000をみるかぎり1インチでのレンズ交換式でもポケットに
入るようなサイズになるとは考えにくく、それならDXサイズを維持して
画質の牙城を守ったほうが「ニコンらしい」のでは?と思うのです。
ソニーNEXは信号接点の位置から、35mmフル化は難しそうですが、
Fマウントの信号ピンの形状を維持するなら、将来的にはFXのミラーレス機への
発展の余地も残す訳で、E-P1やGF1くらいのサイズのDX機でマウントレンズも
アダプターで自動絞りやAF-Sが作動するなら、充分に市場性があると思いますし、
ハウジング方式でのニコノス復活という含みも有る訳で・・・


タイトルRe::Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55243 [関連記事]
投稿日:  2010/09/28(Tue) 12:25
投稿者D-Kousuke

>たかが2cm、されど
>マイクロフォーサーズ機も使っていますが、2cmの差は大きいです。

ボディの差の2cmは小さくないですが、レンズ込みではどうでしょうというのが
私の論点なんです。
何故ボディだけで考えるのでしょう?
レンズ込の12.5cmと10cmで、マウント互換を捨てるほどの価値がありますかね?
EVFもバックフォーカスの短いレンズも、ペンタの排除もFマウントのままで可能です。
やるなら標準ズーム込みで5cmにしないと。
(M-KEYさんがそうだとは言いませんが)
多くの人がボディだけを見て、「小さいなぁ、これは凄い」と思うわけです。
でも実際に使ってみると・・・
目新しさでミラーレスはそこそこ売れたようですが、そろそろ化けの皮が剥がれてくるのでは?
すでに完成されたシステムを持っているメーカーがやるほどの価値もない、というか
もう美味しいところは残っていない、
2年後には「なんであんなにミラーレスを騒いだんだろう」ってことになっていると思います。
キヤノンは最新のインタビューで新マウントはやらないと断言していますね。
さすが、解ってらっしゃるな、と思いました。


タイトルRe:Re::Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55244 [関連記事]
投稿日:  2010/09/28(Tue) 12:41
投稿者D-Kousuke

>レンズ込の12.5cmと10cmで、マウント互換を捨てるほどの価値がありますかね?
>EVFもバックフォーカスの短いレンズも、ペンタの排除もFマウントのままで可能です。

訂正です。M-KEYさんにつられて僕まで勘違いしちゃいました。
レンズをボディにめり込ませるなら、ミラーレスとFマウントで
レンズ込みの全長は同じですね。


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55245 [関連記事]
投稿日:  2010/09/29(Wed) 01:52
投稿者M-KEY

「画像認証」が凄いことに・・・

>レンズ込の12.5cmと10cmで、マウント互換を捨てるほどの価値がありますかね?

さすがに片側互換までは捨てないでしょうし、アダプターでのシフト/ティルトや
S用ニッコールをはじめオールドレンズで遊べるという趣味性というメリットがあります。
>EVFもバックフォーカスの短いレンズも、ペンタの排除もFマウントのままで可能です。
>やるなら標準ズーム込みで5cmにしないと。

ニコンSシリーズからFになる時にミラーボックスを付加したことでカメラは大型化し
また、広角〜標準レンズもバックフォーカスを増やす為に大きくなっています。
一部の超広角では従来の光学系流用でミラーアップして装着するモノもありましたが
それだと「一眼レフ」のメリットが享受できないのでレトロフォーカスの
前玉の大きなレンズに置き換わっています。
そしてデジタル化で、フィルムより厚いセンサーの後にモニターを重ねる為に
カメラの厚さが増してきたので、ショートフランジの新規格にしするのは
カメラを「元の厚さ」に戻す(近づける)チャンスだと考えています。
たしかに、この(フランジバックにレンズがめり込む)方式を使うなら、
マウント変更なしでバックフォーカスの短いレンズが装着できますが、
結像面から離れたところにあるマウントが固定絞りの役目をはたし、
レンズの設計に制約が生まれます。
>(M-KEYさんがそうだとは言いませんが)
>多くの人がボディだけを見て、「小さいなぁ、これは凄い」と思うわけです。
>でも実際に使ってみると・・・

NEXのキットズームである18-55mmはレンズにぶれ補正を内蔵しているのに
AマウントのDT18-55mmよりも小型化しています。(描写性能も大差ないです)
さすがにバックフォーカスが要求される200mm域まで包括する18-200mmは
Aマウントの同焦点域にレンズよりは大きくなっていますが、それでも実際には
α55+DT18-200よりはNEX +E18-200の方が小さいし全長も短く収まっています。
NEXの場合、カメラが極端に小さいから相対的にレンズが巨大に見えますが、
短くなったフランジバックに最適化された設計のレンズなら,少なくとも
広角〜標準域のレンズは一眼レフ互換マウントよりは小さく出来そうですし、
口径がそのままでもフランジバックを短くすれば、光学的には口径を拡げたと
同じ効果があるので、大口径レンズに設計も楽になるハズです。
>すでに完成されたシステムを持っているメーカーがやるほどの価値もない、というか
>もう美味しいところは残っていない、
>2年後には「なんであんなにミラーレスを騒いだんだろう」ってことになっていると思います。

その辺は各社の経営判断でしょうけど、少なくとも趨勢はミラーレスに向かうと思っています。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55246 [関連記事]
投稿日:  2010/09/29(Wed) 07:11
投稿者masayuki

>その辺は各社の経営判断でしょうけど、少なくとも趨勢はミラーレスに向かうと思っています。

ハイエンドコンパクトデジカメを使っていた方々と、価格的にこなれて、いわゆる一眼レフタイプのカメラを難しそうだと感じる層の人の購買意欲がミラーレスに向かっているのだと感じています。
それも含めて内需全体の比率はそう大きく増えていないのではないでしょうか。
小さいパイを食い合っているのであれば、廉価なデジタル一眼レフの入門機(実はこれが企業の利益の相当数であるのは明らか)が落ち込むだけであり、ミラーレスにシフトしても新規開発コストを考えれば企業利益に直接的につながるとは考えにくいです。
ミラーレスが流行っているらしいので作って売れば儲かる。
そんな経営観念では昨今の不景気は乗り切れないのかも。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55247 [関連記事]
投稿日:  2010/09/29(Wed) 13:26
投稿者D-Kousuke

>少なくとも趨勢はミラーレスに向かうと思っています

私は全くそうは思っていないのですが、ここではその議論は置いておいて、
同等の素子(APS-C)でのボディの短フランジ化のメリットがどれほどあるのか?ということを
提議したつもりです。
1、カメラを撮影道具とみるなら、あくまでレンズ込みで比べる必要がある
2、「ボディにレンズをめり込ませる」方式なら大きさ(全長)に差は出ない
3、一方でFマウント(と同じ形状)ならメリットは山ほどある(メーカーにもユーザーにも)
それに対してM-KEYさんの反論は
>マウントが固定絞りの役目をはたし、 レンズの設計に制約が生まれます
という部分でしょうか。
撮像面から46mmの所にある口径44mmがそれほどの制約になるでしょうか?
パナやソニーのレンズ構成図を見ても、特に当てはまるレンズはなさそうに見えます。
AF機構等の物理的制約は多少あっても解決できないものでもないでしょう。
この位置より撮像面側に3cmを超えるようなレンズが置かれるような設計は
絶対にないわけでないでしょうが、その不利な点というのは
大口径EFマウントに対するFマウント程度かそれ以下くらいのものじゃないですか?
空理空論ではなく、現実をみてもNEXやMフォーサーズのレンズで
Fマウントの口径がネックになるレンズはありますか?
------------------------------------------
また1インチ(程度の)素子の新規格カメラを開発するとして
「AUTO110サイズに収めるのは無理」という主張も詳しく聞きたいです。
Fマウントの下位システムと割り切るなら、画質、機能、耐久性も
コンデジと一眼の中間あたりで良いわけです。
マウント交換可による厚さの増大はわずかでしょうし(ケンコーのレンズ交換式が参考になる)、
液晶、画像処理、記録部はコンデジに準じればいいでしょう。
シャッターはそれこそauto110を真似てもいいし、CCDなら電子シャッターもあるかな。
ニコンが実際にやるのかは懐疑的なのですが(APS-Cミラーレスよりかは遥かに有望と見てますが)
標準レンズで45mm、沈胴式ズームで55mmあたりなら、できそうかなと楽しい妄想をしています。


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55248 [関連記事]
投稿日:  2010/09/29(Wed) 23:30
投稿者M-KEY

>1、カメラを撮影道具とみるなら、あくまでレンズ込みで比べる必要がある

α55+DT18-55とNEX+E18-55の例は挙げましたが、
他にも、Mマウントと一眼レフ用の広角〜標準域で同焦点距離で同F値の
レンズの比較ではいずれもMマウントの方が圧倒的に小さいですし、
デジタルで要求されるテレセントリックを確保した例というなら、
フォーサーズとマイクロフォーサーズの7-14mmや9-18mmなど、
ショートフランジによる小型軽量の例はいくらでもあり、少なくとも
標準域よりも広い画角においては小型軽量になると言えるでしょう。
>2、「ボディにレンズをめり込ませる」方式なら大きさ(全長)に差は出ない

カメラ焦着時には差が出ないどころか、光学系の一部がカメラ内に入るため
全長は短くなる可能性はあるとおもいますが、専用のリアキャップが必要だし
同マウントの一眼レフには取り付け不可と、使用上の制約があり、
ただでさえ複雑なFマウントの互換性がさらに複雑になります。
>3、一方でFマウント(と同じ形状)ならメリットは山ほどある(メーカーにもユーザーにも)

α方式なら、アダプターを介しての片側互換は可能だし、その場合は10.5mmを除く
DXニッコールについてはフル機能を使う事は可能だし、オールドニッコールでも
フォーカスや絞りをマニュアル操作だし、先に述べたようにFX対応レンズの場合は
フランジバックとイメージサークルの差分を利用したシフト/ティルトが可能と
ショートフランジの新マウントでも,継続性のメリットは充分あります。
その上で小型軽量を望むユーザーは新マウントのショートフランジ専用のレンズと
ユーザー側の選択肢が広がります。
当初は望遠系はFマウントをアダプターで使えばいいので、スタート時には
10-24mmと18-50mm、マイクロ40mm、60mmF1.4あたりをラインナップすれば
大方の需要はまかなえるでしょう。
>それに対してM-KEYさんの反論は
>>マウントが固定絞りの役目をはたし、 レンズの設計に制約が生まれます
>という部分でしょうか。

Fマウントの勘合部の内径を実測してみたところ約40mmで、
その中で実際にレンズの口径に使えるのは30mm程度でしょうか?
構成図を見れば、一見余裕があるようには見えますが、
実際には、絞り機構も内蔵しないといけないし、設計難易度は高く
そこまで苦労してFマウントなのに(多くの)一眼レフに使えないレンズを
開発する必然性は薄いと思います。
>また1インチ(程度の)素子の新規格カメラを開発するとして
>「AUTO110サイズに収めるのは無理」という主張も詳しく聞きたいです。

より小さいセンサーのP7000のサイズを見るかぎり、1inchセンサーで
Auto110サイズのカメラを期待するのは難しいと思います。
また、フォーサーズの例を見ても、カメラやレンズの小型化には
画面サイズを小さくするよりもフランジバックを短くする方が
より効果的だと感じており、APS-Cや35mmだけでなく,
より大きなサイズでもセンサーの発熱や消費電力の問題が解決するなら、
非一眼レフでのライブビュー方式の方が、カメラとしては合理的になると考えています。
>
>Fマウントの下位システムと割り切るなら、画質、機能、耐久性も
>コンデジと一眼の中間あたりで良いわけです。
>マウント交換可による厚さの増大はわずかでしょうし(ケンコーのレンズ交換式が参考になる)、
>液晶、画像処理、記録部はコンデジに準じればいいでしょう。
>シャッターはそれこそauto110を真似てもいいし、CCDなら電子シャッターもあるかな。
>ニコンが実際にやるのかは懐疑的なのですが(APS-Cミラーレスよりかは遥かに有望と見てますが)
>標準レンズで45mm、沈胴式ズームで55mmあたりなら、できそうかなと楽しい妄想をしています。

とりあえずはP7000をレンズ交換式にしたらどうなるか?を考えてみればいいのですが
私には、それが魅力的には思えません。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55249 [関連記事]
投稿日:  2010/09/30(Thu) 01:48
投稿者D-Kousuke

ずいぶん長い回答ありがとうございます。
ただその多くは(失礼ながら)ちょっと的が外れているかなと。
αとNEXの例などはその典型です。αはミラー付きですから。

で、反論になっているところを抽出すると
A、専用のリアキャップが必要
B、複雑なFマウントの互換性がさらに複雑
C、アダプターを介しての片側互換は可能
D、設計難易度は高く
でそれに対する反論ですが
A、専用のリアキャップを作ることがそれほどネガティブなことですか?
B、単純明快がベストですが、それが厳しい場合、
  複雑であるほうが、互換性がない(片側のみ)よりもずっといいのは明白でしょう。
  フォーサーズユーザーの苦悩は現在、各所で見聞きできます。
C、アダプターが常用となって機能しているシステムは見たことがないです。
  せいぜい一時しのぎか、遊び(否定的なわけではない)程度です。
D、前記でどのレンズが相当するかという質問をしましたが、答えがありません。
  自分が調べた範囲では、Fマウントの位置に30mmのエレメントが入るレンズは
  ミラーレスではありませんでした。
  自由度が制限されるのは事実ですが、制限自体はどんなマウントにもあるわけで
  その度量が問題である以上、具体例を示してほしいところです。
-------------------------------------

>また、フォーサーズの例を見ても、カメラやレンズの小型化には
>画面サイズを小さくするよりもフランジバックを短くする方が
>より効果的だと感じており、

フォーサーズの例を見ているのに、極小素子の高倍率ズームコンデジとAPS-C素子のコンデジ(高倍率はない?)の
比較は見ないんでしょうか?
(ボディだけでなく)全体の小型化には素子の小型化の方が有効なのは明らかだと思うんですがね。
また、せめて言うのなら、フランジバックではなくて、バックフォーカスの短いシステムです。
これについては、M-KEYさんほどの人が・・わざとなのかなぁと疑ってしまいます。
(両者は無関係とは言いませんが、直接関係しません)

>とりあえずはP7000をレンズ交換式にしたらどうなるか?を考えてみればいいのですが

(多少の誤差はありますが)P7000は1/1.7インチ=0.6インチでフォーサーズは1.33インチで
フル>>APS-C>4/3>1インチ>>1/1.7という関係性(1インチ素子はむしろフォーサーズに近い)
を理解できてますか?
そのうえで、あくまで下位システム(Fとバッティングしない)というのが肝です。
ほぼ同じフォーマットで2つのマウントを本気で構築するなどは狂気の沙汰だと理解するのに
オリンパスの例を持ち出す必要はないでしょう。キヤノンもしかりですね。(新マウントはやらないと)
ソニーはビデオがあるのでちょっと事情が異なりますが、成功は厳しいと予想しておきます。


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55252 [関連記事]
投稿日:  2010/10/01(Fri) 01:11
投稿者M-KEY

マウント形状を踏襲しても、専用のリアキャップが必要だったり、
現行ボディに取り付けられないレンズなら、事実上は別マウントな訳で、
それなら、小型化や大口径化に有利な新マウントにする方がいいと考えています。
もちろん私はニコンの開発陣とは無関係なので、ニコンがどういう判断をするかは
判りませんが、ニコンデジタル時代に対応したショートフランジの新マウントを
リリースする事を,ユーザーの一人として期待しています。

>D、前記でどのレンズが相当するかという質問をしましたが、答えがありません。
>  自分が調べた範囲では、Fマウントの位置に30mmのエレメントが入るレンズは
>  ミラーレスではありませんでした。
>  自由度が制限されるのは事実ですが、制限自体はどんなマウントにもあるわけで
>  その度量が問題である以上、具体例を示してほしいところです。

結像面から46.5mm離れた所に約33mmの固定絞りがあると,
物理的にF1.4より明るいレンズが作るのは不可能で、現にニッコールでは
Sマウント時代にはF1.1というハイスピードレンズがあったのに、Fマウントでは
後玉をマウント内径ギリギリで連動ピン部を欠いてでの50mmF1.2が限界で
(この時の後玉径は計算上は約38mmで50mmF1.2に実測値と合致)
AF時代になってからは、F1.4を超える大口径レンズはリリースされていません。
Mマウントには、現行品でも50mmF0.95とか35mmF1.2のようなハイスピードレンズが
存在しており,ショートフランジ機なら,それらのレンズをマウントアダプターを介して
取り付ける事が可能だし,将来的には純正でそうしたハイスピードレンズが期待できます。
コシナからはマイクロフォーサーズ規格の25mmF.095というレンズが発表されていますし、
既発売の50mmF1.1や35mmF1.2なども、Fマウント化は無理だと考えられます。

>>とりあえずはP7000をレンズ交換式にしたらどうなるか?を考えてみればいいのですが
>
>(多少の誤差はありますが)P7000は1/1.7インチ=0.6インチでフォーサーズは1.33インチで
>フル>>APS-C>4/3>1インチ>>1/1.7という関係性(1インチ素子はむしろフォーサーズに近い)
>を理解できてますか?

1/1.7インチのレンズ固定式でも,あの大きさになるということは、
「それより大きなセンサーサイズのレンズ交換式なら、あれよりは小さくはならないのでは?」
ということを指摘したかったのですが、ご理解いただけなかったようですね。
P7000ほぼそのままの筐体で、
1)そのまま1/1.7インチセンサーのレンズ交換式
2)1インチセンサーのレンズ交換式
3)DXセンサーのレンズ交換式(アダプターでFマウントレンズ使用可能)
のどれに魅力を感じるか?ということで、私は3が欲しいということです。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55253 [関連記事]
投稿日:  2010/10/01(Fri) 02:30
投稿者D-Kousuke

お付き合い、ありがとうございます。

>現行ボディに取り付けられないレンズなら、事実上は別マウントな訳で、

この解釈はあり得ないと思います。
キヤノンにEF-Sレンズがありますが、あれはマウント変更と同じことだと解釈していますか?
私の提唱(妄想)する規格も要するにニコン版EF-Sです。(フランジバックは同じで許容BFを短縮)
(仮にF−Sマウントと呼称することします)
F−Sミラーレス機は従来のFマウントが何の制約もなく使えます。
F−Sレンズ側から見ると従来機との互換性は大きく制限されるとはいえ、
新機種からは、ミラーアップで対応が可能になります。

さらに次の利点があります
1.オリやソニーユーザーは将来のメーカー動向にかなりセンシティブかつ不安を持っていることが
掲示板等でわかりますが、F−Sマウントなら避けられるでしょう。
Fマウントでも新機種なら完全互換ですから迷うことはないです。
2.レンズラインナップを最小限にできる、コスト削減、バリエーションの充実が期待できる。
3.マウント回りの部品も従来品も利用でき、量産効果で低価格化も。
 ボディもお手軽ローエンドなら、D3100からミラーとペンタを取っ払えば、それで完了です。
4.従来のFマウントユーザーからの買い増しが新規マウントより大きく期待できます。
------------------------------------------
一部の大口径レンズに制限がかかるのは、以前にも言及しましたし、その通りです。
しかしそんなレアなF1.4未満の大口径レンズを揃えるほど大規模なシステムをつくるのは
Fマウントシステムがある以上、現実的でないのは明白です。
(すぐにでもFマウントの開発を止めるのなら別ですが)
やらないことが「できない」のはデメリットにはならないでしょう。
例をあげるならFマウントはf1000mm以上ではミラー切れがあるとか、
50mmF1.0ができないとか言われますが、それが大きなデメリットになっているでしょうか?
------------------------------
>1/1.7インチのレンズ固定式でも,あの大きさになるということは

これもまた、的を「外して」いるんですよね。
レンズの「大きさ」で一番重要なファクターは焦点距離とF値でしょう。
P7000のレンズと同じスペックで1インチ対応のもの作ればもっと大きくなるのは当たり前です。
1インチ交換式では「AUTO110サイズは無理」の理由になってないです、全く。
3つの選択の所も「おかしい」です。
P7000ほぼそのままの大きさで、APS-Cのレンズ付きはできないでしょう。
条件がそろってないと思います。
-----------------------------------------
tp://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100924_396062.html
ここ面白いですよ。この論争?中に見つけたものですが、後藤さんの意見、解釈は僕と共通するところはあります。
一例ですが「APS-Cサイズのセンサーではレンズが大きくなりますし、特徴や画質という面でもFマウントカメラと市場を食い合う〜
レンズシステムとボディ、トータルの大きさが変わらなければ、小型化の意味がありません。
もし自分が作るならば、Fマウントシステムよりは小さなフォーマットを選ぶでしょう」
---------------------------------------------
tp://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100929_396897.html
ここも。ソニーの人です。ソニーでもミラーレスが主流になると考えていないというのは「驚き」でした。
ちなみに2つのマウントシステムが負担にならないというのは、オリンパスでも言い続けていたことでしたが・・
(蛇足ですが、ミラーレスって欧米では全く売れてないんですね。全機種合わせて欧米で3%程度だそうです。)


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55254 [関連記事]
投稿日:  2010/10/01(Fri) 10:17
投稿者M-KEY

>この解釈はあり得ないと思います。
>キヤノンにEF-Sレンズがありますが、あれはマウント変更と同じことだと解釈していますか?
>私の提唱(妄想)する規格も要するにニコン版EF-Sです。(フランジバックは同じで許容BFを短縮)

DXレンズも事実上は別マウントで,D1シリーズは仕方ないけど
D100以降のDX機はAPS-Cに特化してFマウントよりも5mmほど短い
(口径はそのままでマウントアダプター=中間リングとして使用可能)
フランジバックの新マウントにした方がよかったと思っているくらいで
50年に渡ってFマウントを堅持しているニコンの技術陣には敬意を感じるけど
さすがに、新規マウントを考えた方がいい時期なのかと考えています。
>1.オリやソニーユーザーは将来のメーカー動向にかなりセンシティブかつ不安を持っていることが
>掲示板等でわかりますが、F−Sマウントなら避けられるでしょう。
>Fマウントでも新機種なら完全互換ですから迷うことはないです。

さて、私はオリンパスやソニーのユーザーでもあるわけですが、
フォーサーズにかんしては完全にマイクロに移行したって構わない、
むしろ今のタイミングでE-5をリリースするくらいなら、EVF内蔵で
強靭な防塵防滴ボディを持ったマイクロ4/3のフラッグシップが欲しい。
(マイクロ化で4/3センサー機の延命はできたと考えています)
NEXにEVFと35mmフルサイズセンサーが載って,それがα900の後継だと
言われても(もちろんボディは一回りは大きいでしょう)納得する用意があります。
ソニーの場合、非レンズ内モーターの今後のAF対応に不安が残りますが、
これはFマウントでも同様ですし、フランジバック短縮とは無関係でしょう。
>2.レンズラインナップを最小限にできる、コスト削減、バリエーションの充実が期待できる。

ニコンにかぎらず、オリンパスやソニーでも従来レンズでのコンラストAFの
動作に問題をかかえており、これはマウント共通でも問題はそのままであり、
(ソニーはトランスルーセントミラーという飛び道具で解決したけど)
従来レンズをそのまま使うから大丈夫とは言い切れない部分があります。
40年前にレンジファインダーのSと一眼レフのFが共存していたように
撮影対象に応じて使い分けできるシステムが併行しているイメージです。
FとS用のレンズは物理的に相互取り付け不可能でしたが、
デジタルになってF用のレンズはショートフランジ機にアダプターで
使用可能で、AF-Sであればフル機能を使う事も原理上は可能です。
>3.マウント回りの部品も従来品も利用でき、量産効果で低価格化も。
> ボディもお手軽ローエンドなら、D3100からミラーとペンタを取っ払えば、それで完了です。

新しいショートフランジのボディにFマウントレンズ用のアダプターを取り付ければ
D3100からミラーとペンタを取り外したモノと同等になります。
Fマウントレンズを使いたいなら,アダプター付きで使えばいいし
よりコンパクトにしたいとか、Fマウントにない大口径レンズを使いたい、
快適にAFを使いたい時にアダプターを外して、ショートフランジの新レンズを使えばいい。
>4.従来のFマウントユーザーからの買い増しが新規マウントより大きく期待できます。

これはレンズラインナップ次第でしょう。

>一部の大口径レンズに制限がかかるのは、以前にも言及しましたし、その通りです。
>しかしそんなレアなF1.4未満の大口径レンズを揃えるほど大規模なシステムをつくるのは
>Fマウントシステムがある以上、現実的でないのは明白です。

一眼レフよりもミラーレスのショートフランジ機を下のセグメントに見ているなら
そういう結論になるでしょうが、私は同等以上と考えています。
たしかに動体撮影では一眼レフの方が優位ですが、デジタル化で100%の視野率と充分な倍率や
ファインダー像の明るさを実現するなら一眼レフにする必然は薄くなっており、
クイックリターンミラーが不要ならその為のフランジバックも不要で、
そのフランジバックを包括するバックフォーカスも不要なら、
まずはカメラを小さくする=一眼レフ以前に先祖がえりするのが筋なのでは?
>これもまた、的を「外して」いるんですよね。
>レンズの「大きさ」で一番重要なファクターは焦点距離とF値でしょう。
>P7000のレンズと同じスペックで1インチ対応のもの作ればもっと大きくなるのは当たり前です。
>1インチ交換式では「AUTO110サイズは無理」の理由になってないです、全く。
>
>3つの選択の所も「おかしい」です。
>P7000ほぼそのままの大きさで、APS-Cのレンズ付きはできないでしょう。
>条件がそろってないと思います。

APS-CのNEXはボディ単体でP7000よりも小さくなっています。
(これは光学ファインダーとフラッシュの分P7000が大きいとも言えます)
そりゃ換算200mmになる望遠時にはレンズがそれなりの大きさになりますが、
換算28mm付近の画角なら大きさは大差ないでしょう。
同じ焦点距離とF値でもショートフランジ化で劇的に小型化できる例は示しています。
逆に1/1.7インチセンサーでもP7000のサイズになるのに、それより大きなセンサーで
カメラを小さくするのは難しく、Auto110のサイズにするのは不可能に近いと
(ワインダー付きのサイズなら可能かも?)考えています。
<文字数制限を超えたので以下は次レスにて>


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55255 [関連記事]
投稿日:  2010/10/01(Fri) 10:20
投稿者M-KEY

続きです。

>ここ面白いですよ。この論争?中に見つけたものですが、後藤さんの意見、解釈は僕と共通するところはあります。

「コンパクトカメラと一眼レフカメラがあって、その中間にはマイクロフォーサーズなどの市場があり」
この立場ならNEXやマイクロ4/3のセンサーサイズは大き過ぎると感じるでしょうね。でも一方で
「コンパクトデジタルカメラは画素数などスペックは向上していますが、画の”質”という意味では
 あまり向上していませんし、今もあまりよい方向に向かっていません。」
とも述べており、ここで1インチセンサーが最適解かどうかも議論が分かれるところです。
銀塩の頃から、結局は画質は画面サイズに依存する訳でこの事実からは逃れる事は不可能で
画質を求めるなら可能なかぎり大きなイメージャーを使いたい。
クールピクスの最上位機としてなら1インチセンサーのレンズ交換式はアリでしょう。
でも、Fマウント機と併行するいわゆる「ミラーレス一眼」として考えた場合、
1インチセンサーでは、画質や表現幅では物足りないでしょうし、
価格面でもNEXやマイクロ4/3と較べてそれほど優位に立てるとは思えません。
(個人的には「ミラーレス一眼」という表記は是としていませんが、
 今現在、このジャンルを端的に表す語がないので,便宜的に使いました)
私は画質とサイズ、価格の妥協点がAPS-Cセンサーでのショートフランジ機であり、
将来的には24mmスクエアや35mmフルサイズセンサーの搭載の余地も残しておく、
イメージでいえばミノルタCLE程のサイズで機動性重視時は専用の小型レンズを
アダプター使用でFマウント(クロップ時はシフト/ティルト可能)レンズや
各社の35mm用交換レンズをそれこそ縦横無尽で使えるレンズ優先のカメラです。
(別にニコンが作らなくてもいいし、NEXでも可能性はあると思いますが・・・)
>ここも。ソニーの人です。ソニーでもミラーレスが主流になると考えていないというのは「驚き」でした。
>ちなみに2つのマウントシステムが負担にならないというのは、オリンパスでも言い続けていたことでしたが・・

ソニーは全方位的に網を投げている段階なんでしょうが、
インタビューに答える人によってニュアンスが違っていたりと
そういう不統一さが製品にも表れているような印象があります。
トランスルーセントミラーはそうした妥協の産物的な意味合いを強く感じますが
意外な程に完成度が高く、これはこれで正解の一つかもしれないですが、
センサー面での位相差AFが実用化するまでの過渡的なモノでしょう。
ただ、従来の垂直展開でなく水平展開というのはシェアアップには貢献しそうです。
オリンパスの場合,マイクロで利益が出たからE-5を出せたという側面もある訳ですし
負担というなら、カメラ事業そのものが負担なのかもしれませんが、
2システムの開発の負担うんぬんというより、市場の動向から見ても
一眼レフのフォーサーズが終息に向かっているのは間違いないと思います。
像面位相差AFとグローバルシャッターの実用化、EVFの遅延解消で
ミラーレス機の時代に一気に流れ込むと予想しており、
レンズ側からみればショートフランジに利が大きいけど
ミラーボックス内にプリズムを配しての複板化というアプローチもあり
その場合はマウント変更でなく従来マウントを流用するでしょう。
ひょっとしてキヤノンはそこを狙っているのかもしれません。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55256 [関連記事]
投稿日:  2010/10/01(Fri) 12:59
投稿者D-Kousuke

(昼休み中での急ぎ書き込みなので誤字脱字、失礼)
M-KEYさんとの議論は楽しいのですが、ちょっと気になったのは
ここで議論していることは、「どうすればユーザー全体やメーカーにとって、利があるか、面白くなるか、今後はどう進むべきか」
ということですよね?
全体的に言えることなんですが、M-KEYさんは他のユーザーやメーカーの利益、都合や実現性を無視していないでしょうか?
マウント変更論にしても、システム構築の話にしてもです。
共感が得られる、実現可能という前提で議論していかないとトンデモナイところへいってしまいます。
個人の独善的な願望や解釈は議論してもしょうがないですから。
お互いにそれを踏まえた上での議論にしましょう。

>新規マウントを考えた方が良さそうだと考えています

EF-Sは旧機種やフル機とは互換性がないのだから
EF-Sなんて止めて、新マウントにすればスッキリして良かった、と主張している人が
多数派だと思っているのでしょうか?
そんなこと考えたEOSユーザーがどれほどいるでしょうか?
あとM-KEYさんはアダプターを過剰に評価しすぎとの印象を持ちます。
マニアならともかく、これは面倒なものでアダプター使用が常用、前提になっている
システムは普及していません。
アダプターは現在までそれこそ何百と発売されているでしょうが、その使用が一般になっている
システムがあれば教えてください。あくまでマニア向けのものです。

>一眼レフよりもミラーレスのショートフランジ機を下のセグメントに見ているなら
>そういう結論になるでしょうが、私は同等以上と考えています。

M-KEYさんがどう解釈しようと自由なんですが、僕が述べているのは
Fマウントと同等以上のシステムを構築できますか?ということです。
近似、同等のクラス、フォーマットで2つの巨大システムを併売していくことが現実的ですか?

>APS-CのNEXはボディ単体でP7000よりも小さくなっています。

一貫して言い続けているのですが、ボディだけの話は無意味でしょう。
これは一回目以降ほぼすべてのレスで言い続けてことで、勘弁してほしいです。
P7000と比較するなら(換算)28-200F2.8-5.6のレンズですべきで、劇的に小さくなっているでしょう。
これは素子サイズに起因すると考えるのが普通です。
>同じ焦点距離とF値でもショートフランジ化で劇的に小型化できる例は示しています。

これももう何回目でしょうか?バックフォーカスの短いレンズでの小型化自体は否定してませんよ。
(劇的かどうか、素子サイズにくらべ効果的かという問題はありますが)
でもフランジバックとは直接関係ないでしょ、と言っているわけです。
キヤノンEF-Sのようにフランジバックを変えずにバックフォーカス短縮は可能です、と。
もうホントに勘弁してほしいです

>クールピクスの最上位機としてなら1インチセンサーのレンズ交換式はアリでしょう

これも前に書きましたが1インチは1/1.7より4/3に近いサイズです。

>市場の動向から見ても 一眼レフのフォーサーズが終息に向かっているのは間違いないと思います

フォーサーズは終息でしょうが、一眼レフは健在ですよ。
Mフォーサーズ発表後ミラーレス機はわずか2年で7〜9?機種が立て続けに発売されたのに
最新のシェアでも比較的にましな欧州で、ミラーレス全体で8%程度だそうです。
米では1〜2%程度と聞きました。
そこで思い出したのは、D40の時の欧州の雑誌記事でその小ささに批判的でした。
熊みたいな腕でゴーヨン、ロクヨンを素手で振り回すような御仁が珍しくない欧米では
コンパクトさがマイナスになる状況もあるのかもしれません。
確かにコンデジクラスにとっては小型化は大きな意味があるでしょうが
(ポケットに入るかどうかというのはやはり意味があると思う)
趣味性が強くなる中級〜ハイアマには、撮っていて心地いい大きさというのがあるのは自然で、
それは人種や能力によって大きく変わってくるのでしょう。
現行一眼レフの大きさは(レンズを含めたミラーレスに対して)今後も大きな不利にはならないでしょうし
ずっと書いてきたように、ミラーレス化、バックフォーカス短縮は可能です。
つまり現一眼レフ規格は両者を包括するシステムになれるのわけです。


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55257 [関連記事]
投稿日:  2010/10/02(Sat) 01:10
投稿者M-KEY

>ここで議論していることは、「どうすればユーザー全体やメーカーにとって、利があるか、面白くなるか、今後はどう進むべきか」
>ということですよね?

うーん、メーカーの都合やユーザー全体の事は考えていないかもしれません。
メーカーの経営者とか株主だったら、現実的な事も考慮するかもしれませんが
マニアの視点からの理想論的な意見が強いととられても仕方ないでしょう。
一応は,技術的には実現可能だという線は守っているつもりですが、
それが売り上げに直結するかどうかなんてわかりません。
(わかるなら,有能な経営者になっていたハズですし)
私は仕事柄多彩な分野の工業製品に接しますが、細かい部分まで配慮された
イイモノが売れるとは限らない訳で、むしろブランドが強くて知名度が高いけど
たいしたことのない製品が売れていたりとか、往々にして「悪貨は良貨を駆逐する」
事例も沢山見てきました。
ただ、今後どう進むべきか?
という問いにかんしては
一眼レフの占める割合は減っていくと考えています。
そして、画質やボケを重視するなら最低でもAPS-C以上の
イメジャーサイズが求められるであろうとも考えており、
これは静止画だけでなく動画にもあてはまるでしょう。
というか、カメラ全体としては静止画と動画の垣根が低くなり
機種によっては静止画重視とか動画重視とかの差異はあっても
システム全体というか、キーデバイスは共通化するでしょう。
(相対的に写真の「記録的価値」は低下する、既に低下しています)
こうした状況の中でカメラの未来を考えた場合、
趣味性を重視した方向性というのは大きなポイントになり
過去からつながる資産であるレンズ群を有効に使うという観点なら
使えるレンズは,なるべく多い方が面白いし、一眼レフでは不可能だった
大口径レンズや、広角レンズによるアオリ撮影などを楽しむなら
ショートフランジの新規マウントが必要になります。
もちろん「仕事カメラ」としての一眼レフが今すぐ不要になる事はないのですが
大中判カメラから35mmカメラ、
レンジファインダー機から一眼レフ、
メカニカル制御シャッター機から電子制御シャッターの多モードAE機、
MF機からAF機、
フィルムカメラからデジタルカメラ
へと変遷したように徐々に主役の座は変わっていくでしょう。
たしかに、一眼レフは長きに渡ってシステムカメラの主役を担ってきましたが
カメラの機能からみれば、主流というよりむしろ亜流で,本来は結像に直接関係ない
ミラーボックスやファインダー光学系をいう荷物をしょってきた訳で、
ライブビューが可能になった今、そうした「本来は必要でなかったモノ」を
捨てる時期がそろそろきているような気がしています。
そういう経過があるから、マイクロフォーサーズやNEXを「一眼」とか
「ミラーレス機」と呼ぶのに違和感を感じています。
で、ニコンに話を戻しますが、1インチセンサーのレンズ交換式では
現行のFマウントシステムの代替とはなり得ないでしょうし、
マウント内にレンズがめり込むタイプのシステムも考えにくいです。
EF-Sは、ショートフランジのためというよりも誤装着を防止の目的が強く
それがゆえにEOS 10Dユーザーにとっては酷い仕打ちになったのですが、
互換性やクロップなど面倒な事を避けるというキヤノンらしい処置です。
しばらくは一眼レフをメインストリームとしていくと思います。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55258 [関連記事]
投稿日:  2010/10/02(Sat) 09:29
投稿者kofuji

>で、ニコンに話を戻しますが、1インチセンサーのレンズ交換式では
>現行のFマウントシステムの代替とはなり得ないでしょうし、
>マウント内にレンズがめり込むタイプのシステムも考えにくいです。
>EF-Sは、ショートフランジのためというよりも誤装着を防止の目的が強く
>それがゆえにEOS 10Dユーザーにとっては酷い仕打ちになったのですが、
>互換性やクロップなど面倒な事を避けるというキヤノンらしい処置です。
>しばらくは一眼レフをメインストリームとしていくと思います。

ニコンはFマウントの代替えなど考えていないと思いますよ。
インタビューで新しいジャンルで趣味性の強いカメラを開発中と言っていますから。
そしてAPS-Cでは小型化できないとも。
ニコンもキヤノンも(レフ)ミラーレス時代になっても現行のFマウント、EFマウントは捨てないでしょう。
EVFの見えが光学ファインダーに匹敵するようになったらソニー方式の透過ミラーによる位相差AFにし、
大型センサーでも撮像センサーによる位相差AFが実現できるようになれば透過ミラーを取り除けばよいわけです。
その場合、ミラーボックスが無駄、小型化を阻害しているという批判もでるでしょう。
一方で従来の資産をそのまま活用できる大きなメリットもあります。ユーザはどちらを選択するかですね。


タイトルRe:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55260 [関連記事]
投稿日:  2010/10/02(Sat) 21:32
投稿者T.T

気になる話題だったので 久しぶりに書き込みします。
技術的な事に精通しているわけではないので希望も含めて。 脱線話題ならスミマセン。
新マウントは確かに懐疑的ですが ミラーレスについては大きな可能性があると感じています。
ここに来られる住人さんは古くからのnikonファンであったり 一眼レフという道具にたいして思い入れも相当お有になると思っています。
かくいう私も nikon Fフォトミックからかれこれ40年近くお世話になっています。
N社 C社 その他 今まで培ってきた一眼レフの構造は他国に勝る素晴らしい道具だと思います。
その上で M-KEYさんの考察に同意する部分が多いです。
このレフ構造はフィルムに光を導き記録するための装置であり 撮像媒体が変わった今 
それとともにファインダー構造の変化があってもいいように思うのです。
ここ数年 特に動画が撮れるカメラが普及したことでファインダーに対する要求が大きく変わろうとしているようです。
私は 動画もシネ8ミリからのユーザーなのですが 現状の一眼レフ構造では動画は撮影しにくいです。
もっとも 一眼レフカメラに動画機能を持たせたことにも抵抗があるかもしれませんが。
また 以前は ミラーとシャッター構造のメカ音が心地よく感じたものですが 最近はこの音に非常に神経質になってしまいます。
確かに プリズムによる素通しのファインダー像は素晴らしいです。 ただ EVFにも メリットがあります。
たとえば 
柔軟なファインダー位置(角度も可変) このことにより カメラのかたち(フォルム)の自由度も飛躍的に増すと思います。
露出補正や 絞り値を反映させた像の確認
リモートコントロール先へのファインダー像の送信(電気信号なら可能でしょう)など。
両者のメリット デメリットをうまく使い分けられるよう選択肢があればいいですね。
旧来の光学一眼レフ方式ファインダーカメラ スチル専用でもよい。
EVF動画対応カメラ 
共に Fマウントで使い回しが出来れば最高だと思うのですが。
 


タイトルRe:Re:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55263 [関連記事]
投稿日:  2010/10/04(Mon) 02:28
投稿者M-KEY

>このレフ構造はフィルムに光を導き記録するための装置であり 撮像媒体が変わった今 
>それとともにファインダー構造の変化があってもいいように思うのです。

そうなんですね。
フィルムカメラの場合、レンズ交換式で、ズームも含む多くのレンズに対応するなら
一眼レフ方式にするのが一番合理的な方法でしたし、デジタル化以降も大型の
センサーからのスル−画像をモニタリングできない頃は、なんらかの形状で
光学的なファインダーが必要だし、迅速なAFすなわち位相差式AFを搭載するなら
一眼レフ方式の方が都合がよいし、豊富な一眼レフ用の交換レンズを流用する事で
システムの移行がスムースにいくという効用もありました。
>柔軟なファインダー位置(角度も可変) このことにより カメラのかたち(フォルム)の自由度も飛躍的に増すと思います。
>露出補正や 絞り値を反映させた像の確認
>リモートコントロール先へのファインダー像の送信(電気信号なら可能でしょう)など。

2/3型500万画素時代、ニコンならE5000/8000、オリンパスならE-10/20の時代に
2/3型センサーのレンズ交換式でEVFの自由度の高いシステムカメラが登場していれば
面白かったのですが、想像して以上にAPS-Cセンサー機の価格低下と普及が早く、
そうしたカメラの開発がすすんでいたかどうかは知りませんが、結果としては
小型センサーのシステムカメラよりAPS-Cセンサーの一眼レフに流れてしましました。
今現在、1インチセンサーのレンズ交換式システムカメラと、DXサイズセンサーの
ショートフランジバックのシステムカメラが目の前にあるとして、
レンズも含めたサイズ面では1インチセンサーの方が小型化では有利でしょうが、
広角〜標準画角でセンサーサイズ差による高感度特性やボケ量の差まで揃えようと
明るいレンズにすれば、同等のサイズになると想像できます。
一方、APS-Cで換算300mmを得ようとするなら200mmが必要で
約100mmで充分な1インチセンサー機の方が優位になり、実用面では2段分の
被写界深度の余地がセンサーの高感度特性を相殺するので,小型軽量の
メリットは望遠や望遠域を含む高倍率ズームでは大きくなるでしょうし、
動体相手の望遠撮影ではEVF機よりも一眼レフの方が使いやすいと思います。
一眼動画が注目されているのは,従来のビデオカメラでは得る事が難しかった
浅い被写界深度の映像が,比較的低価格で安易に得られるという部分が大きく、
これはAPS-Cサイズのセンサーのサイズが従来の映画用フィムムの規格と近く
焦点距離と画角,ボケ量が感覚的につかみやすいという理由があります。
EOSムービーでも5D2はボケ過ぎると7DやKissX4に興味が移っているようです。
一方、スチル写真の場合は、いまやAPS-Cサイズが標準と言っていい程で
アスペクトの違いはあっても,長辺25mmが動画と静止画兼用の大型センサー機の 
落としどころになるとふんでいます。
>両者のメリット デメリットをうまく使い分けられるよう選択肢があればいいですね。
>旧来の光学一眼レフ方式ファインダーカメラ スチル専用でもよい。
>EVF動画対応カメラ 
>共に Fマウントで使い回しが出来れば最高だと思うのですが。

ライカX1とかフジのX100を見たら、やっぱりレンズ交換式を夢見てしまいます。
で、どうせニコンのレンズ交換式ならFマウントレンズも使いたいです。


タイトルRe:Re:Re:Re:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55266 [関連記事]
投稿日:  2010/10/19(Tue) 17:32
投稿者Worker

楽しく読ませて戴きました。
結局、D-KousukeさんとM-KEYさんの考え方の違いってだけですね。
*ミラーレス(APS-C)⇒ 現行一眼レフの置き換えも狙ってほしい。
*1インチ機 ⇒ 現行の下位機種(昔でいうAPSカメラって感じ)として考えるのであれば、レンズその他もある程度妥協して小型化を進めて欲しい。
*現行一眼レフのレフなし ⇒ 従来のレンズも使えるし、大きさも素子サイズが同等で、レンズも同等ならフランジバック分位しか小型化のメリット無いのでこれがいいな。
って感じでしょうか。
私個人としては、APS-Cフォーマットのミラーレス機は、ソニー機を見る限り広角レンズ以外のメリットを感じられず、望遠レンズまできっちりとそろえようとすると逆にカメラ本体が小さすぎて使いにくくなると思っています。
望むものはやはり1インチ素子位の物でコンデジより高画質でAPS-Cよりシステムとして明らかに小型。 を作ってほしいです。
当然、APS-Cや35mmフルは別途所持した上で、小型レンズ交換システムで遊びたい(それこそマウントアダプタで何でもつけられて遊び放題です。)と思います。
M-KEYさん いかが?


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55267 [関連記事]
投稿日:  2010/10/22(Fri) 02:25
投稿者M-KEY

便宜上

>*ミラーレス(APS-C)⇒ 現行一眼レフの置き換えも狙ってほしい。
=A
>*1インチ機 ⇒ 現行の下位機種(昔でいうAPSカメラって感じ)として考えるのであれば、レンズその他もある程度妥協して小型化を進めて欲しい。
=B
>*現行一眼レフのレフなし ⇒ 従来のレンズも使えるし、大きさも素子サイズが同等で、レンズも同等ならフランジバック分位しか小型化のメリット無いのでこれがいいな。
=C
とした場合、私は今後のレンズ交換式デジタルカメラの主流はAになると考えています。
過渡的にはCも存在するでしょうが、ミラーボックスが不要なのに長いフランジバックのままと
いうのは、光学機器としてみた場合に無駄が大きいです。
Bは趣味カメラとしては面白いのですが、現状の1/1.7型機を見るかぎり、
ボディはそれほど小さくはならず、また価格もAPS-C比で劇的に安くならなさそうです。
>私個人としては、APS-Cフォーマットのミラーレス機は、ソニー機を見る限り広角レンズ以外のメリットを感じられず、望遠レンズまできっちりとそろえようとすると逆にカメラ本体が小さすぎて使いにくくなると思っています。

レンズの小型化は広角〜中望遠域で充分で、望遠は一眼レフか小型センサー機でまかなうという
ライカやNIKON Sのようなレンズファインダ−機の置換をイメージしています。
NEXを使っていますが、小さ過ぎて使いづらいという事は感じていません。
(ボタンの機能配置が原因の使いづらさはありますがファームアップでかなり改善)
>望むものはやはり1インチ素子位の物でコンデジより高画質でAPS-Cよりシステムとして明らかに小型。 を作ってほしいです。
>
>当然、APS-Cや35mmフルは別途所持した上で、小型レンズ交換システムで遊びたい(それこそマウントアダプタで何でもつけられて遊び放題です。)と思います。
>
>M-KEYさん いかが?

センサーが小さいと高倍率ズームを含めた望遠レンズでは小型軽量のメリットはあるので
0LIMPUS PEN FやPENTAX auto110のような立場の小型システムカメラとして
これはこれで面白いし、現行のP7000やG12、GRDなんかよりは遥かに物欲を刺激します。
でも、マイクロフォーサーズでも画角変化(望遠化)が大きく、マウントアダプターでおいしいレンズは
かなり限られており、1インチセンサーならCマウントくらいしか有効利用できなさそうですね。
私のイメージとしては35/28tiくらいのサイズのAPS-Cセンサーのショートフランジ機です。


タイトルRe:ニコンのミラーレス機?
記事No: 55236 [関連記事]
投稿日:  2010/09/17(Fri) 23:49
投稿者綾紫

>これは、パナソニックのマイクロ4/3規格の業務用ビデオカメラですが、
>その右端にあるレンズは、どうみてもニッコールですよね(Ai 135mmF2Sぽい)

左側はArriflex用レンズですね。結局、アダプタでいろんなレンズが使える事を誇示しているだけで、余り深い意味はなさそうですが。


タイトルミラーレスで期待するところ。
記事No: 55268 [関連記事]
投稿日:  2010/10/22(Fri) 19:53
投稿者T.T

個人的見解です
先のレスを読んでいると ミラーが無くなることで少しでも小さくなるとなっていますが
コンパクトにするがためだけではないと思うんです。
機械的構造が無くなることで 耐久性 信頼性 精度も向上するだろうし コスト的にも有利なはず。
また ミラー駆動による振動や音にも悩まなくて済みます。
ただ今のままではシャッター構造はメカ構造が必要かもしれませんが これも何れは電子シャッターに置き換わってほしい。
また 現状の一眼レフカメラのスタイルは ミラー部を中心に上部にペンタブリズム、そして 左右に本来ならフィルムを装填する空間で成り立っていたけど ミラーとプリズム フィルム収納が無くなれば もっともっとフォルム(形状)は自由度が高くなる。
多分 現状の一眼レフカメラのこの形も完成されたモノとは思うのですが それらは上記のメカが必要だったからではないかと思うんです。
デジタルの時代になって記録様式が大きく変わったのに スタイルは旧式のままでいいのかななんて。
動画も撮れますというなら それらも包括したスタイルに フォルム(形状)になってもらいたい。
私は普段 月に3万枚程度の撮影ですが シャッターおよびミラーの修理管理費と耐用がいつも気になってます。
舞台やコンサートホールでは 動作音で悩みます。
なので 入門機といわず 職業カメラとして是非ミラーレス機の発売をお願いしたいと思っています。
もっとも ジャパンブランドとして これらメカ構造が何処でもできなかったゆえに 日本メーカーがほぼ独占できたけど
電子機器の組み合わせで出来上がれば 名乗りを上げる内外のメーカーも増えることでしょう。光学系はまた別次元でしょうけど。 逆に言うと ミラーレス機が海外勢で大きくコストを削って発売しだしたら 進行途上国などマーケットはすっかり持っていかれてしまうかもしれません。薄型テレビのように。


タイトルRe:ミラーレスで期待するところ。
記事No: 55269 [関連記事]
投稿日:  2010/10/24(Sun) 01:21
投稿者M-KEY

>コンパクトにするがためだけではないと思うんです。
>機械的構造が無くなることで 耐久性 信頼性 精度も向上するだろうし コスト的にも有利なはず。
>また ミラー駆動による振動や音にも悩まなくて済みます。

これだけなら、現状のFマウントのままで、フランジバックも変えずに
そのままクイックリターンミラーとプリズムなどのファインダー光学系を
取り去ったらいい訳で、いわばミラーアップしてライブビュー状態になった
一眼レフから、働いていない部品に退場してもらった状態です。
この状態でも、カメラの軽量化と高さ方向の小型化は可能だと思いますが、
せっかくミラーがなくなったのだから、フランジバックも短くすれば、
メーカ側の目線では「マウントを同じ有効口径とすれば小径化が可能だし、
径がそのままなら有効径が大きくなるのでレンズの設計制約が少なくなり、
広角〜標準画角のレンズの小型化やカメラの奥行き方法の短縮化が可能。」
というメリットが、ユーザーの立場なら「マウントアダプターでいろいろな
レンズをスワップするという楽しみが増えるし、バックフォーカスが大きく
イメージサークルニ余裕のあるレンズならアオリ撮影の可能性も出てくる」
となります。
>ただ今のままではシャッター構造はメカ構造が必要かもしれませんが これも何れは電子シャッターに置き換わってほしい。

これが実現すれば、舞台やコンサートホールなどでの撮影は随分楽になるし、
現状では不可能なショットの直前のゴルファーも撮れるようになりそうです。
>もっとも ジャパンブランドとして これらメカ構造が何処でもできなかったゆえに 日本メーカーがほぼ独占できたけど
>電子機器の組み合わせで出来上がれば 名乗りを上げる内外のメーカーも増えることでしょう。光学系はまた別次元でしょうけど。 逆に言うと ミラーレス機が海外勢で大きくコストを削って発売しだしたら 進行途上国などマーケットはすっかり持っていかれてしまうかもしれません。薄型テレビのように。

自社の一眼レフとの競合を避けたいという部分はわかりますが、
外に強力な敵が出来てからだと挽回は難しくなるでしょうから
一眼レフが売れているうちに、次の手を打って欲しいです。


タイトルEVFのその先にあるもの
記事No: 55270 [関連記事]
投稿日:  2010/10/26(Tue) 21:17
投稿者T.T

もちろん必要のない部材が無くなればコンパクト性にも有利でしょう。
フランジバックが短くなることで 制限が緩められ レンズ設計も楽になるのでしょうか?
従来レンズはアダプターが必要なのかもしれませんが 新しい世界が広がるのならそれもよいと思います。
個人的には 今まで培ってきたジャパンブランドのレフ構造、ペンタブリズムなどメカ構造はこの先も続けてほしいと願ってます。
例えるなら 腕時計 ロレックスなどのような芸術品的カメラ 
持つことに喜びを感じ ステイタス性もある 磨きこまれた気品のある品。
もちろん OVFでクリアな世界はEVFとは別世界。 作動音も心地よく 撮る楽しみが味わえる逸品。
決してレトロというのではなく 時代の先端も取り入れた 職業用途 趣味の世界でも十分にこなせるスペックも必要でしょう。

その一方で 新世代デジタルカメラとして先駆け的なカメラも開発してほしい。
撮影環境にとらわれることなく 必ず撮れる柔軟性 
高い防塵防滴仕様、無音無振動、EVFにより外部からも視認でき リモートコントロールで多彩な撮影スタイルが可能。
今まであきらめていた または不自由に撮っていた またこんな撮り方が出来ますよという新しいアイデアを可能にするようなカメラであってほしい。
余談ですが 取り外し可能な外部EVFから無線LANなどで リレーズだけではなくズーミングや露出補正などコントロールできれば定点カメラとして非常に楽チンになれます。
最近私は舞台撮影や定点観察では複数台のカメラを設置して 赤外線やインターバルタイマーでリモートしていますが 最初にセットアップした設定を容易く変更できないのが最大の不満。舞台では照明 屋外だと早朝から日没まで露出変化に対応しにくい。
たとえば NIKONスピードライトのように マスターカメラから各種設定をスレーブカメラに送りリモートコントロールできれば面白いのではないでしょうか? マスターカメラのEVFにはスレーブカメラのEVF像が映し出されるなんてことになれば 大変魅力的。 まあ テレビカメラで言うところのスイッチャー要素なのかもしれませんが。
サッカーの試合でも ゴールネット裏に設置しますが 電動運台も利用できれば コーナーキックに合わせたポジションがコントロールできそうですし 撮影環境は飛躍的に変わりそうな予感がします。