株式会社ニコソは、ニコソDXフォーマットデジタル一眼レフカメラの新たなフラッグシップモデル「ニコソ DX1」を開発発表します。
「DX1」は、従来機「D2XS」から途絶えていたニコソDXフォーマットのフラッグシップとして、AF(オートフォーカス)性能、画質、シャッター機構、ワークフローと操作系、スポーツフォトグラファーの厳しい撮影条件下で必要とされる機能を見直し完成度を高めています。
「D3」以降フラッグシップ機としてFXフォーマット機を提供してきましたが、CMOSの感度向上やローパスレスによる解像度の向上などを考慮した結果や、フォーカスポイントの分布など、スポーツフォトに求められる連写性能や機動性を追求するとDXフォーマットの方が有利なケースも多いという声に応えました。
AF性能は、プロスポーツを想定し最適化したアルゴリズムを採用。撮影画面内に突然入ってくる被写体を正確に掴むAF初動と、被写体が高速で接近し、フレームいっぱいの構図になっても追従し続ける正確性を高めています。
また、あらたにロータリーシャッターを採用する事でスピードライトの全速同調が可能となるだけでなく連写性能も向上し、約15コマ/秒の高速連続撮影を実現しました。フォーカルプレーン方式と比べ部品点数が少なくなるため、耐久性の向上だけでなくダストの発生も抑制。万一ダストが発生しても回転運動による遠心力で振り落とすので、従来機と比べゴミの写り込みリスクは1/50以下になりました。D4Sで好評の「グループエリアAF」を搭載したほか「対DX 1.3×クロップ」での撮影が可能で、装着レンズの約2倍の焦点距離相当の撮影画角となるため、被写体を引き寄せて撮影することができます。対DX1.3×クロップ」時には、51点のフォーカスポイントが画面全域を広くカバー。
記録媒体はUHS-II対応のSDHCをダブルスロットとし、交互記録をすることで約15コマ/秒で30コマ、約10コマ/秒では100コマ以上の連続撮影が可能、
ミラーリングによるバックアップ記録、メディア間コピーも可能です。
「DX1」の主な特長
1. 有効画素数1670万画素、ニコンDXフォーマットCMOSセンサー、画像処理エンジン「EXPEED 4」、光学ローパスフィルターレス仕様
2. f/8対応、AF初動の高速化と高追従性を実現した高密度51点AFシステム
3. 遠くの被写体を引き寄せて撮影できる「対DX 1.3×クロップ」
4. 軽量化と堅牢性を両立した、マグネシウム合金採用の小型・軽量ボディー
5. 快適な撮影をサポートする操作性
6. 防塵防滴ボディ
その他の特長
レリーズタイムラグ約0.032秒、最大約15コマ/秒の高速連続撮影
30万回のレリーズテストをクリアーする、高耐久ロータリーシャッターユニット
コマンダー機能搭載の内蔵フラッシュ
SDXCメモリーカードダブルスロット
新発売、マルチパワーバッテリーパック 「MB-DX1」(別売)対応