ポートレイトでもスナップでも人物を撮影する時には表情の良いタイミングを捕らえようとしているのですが、ファインダーを通して今だと感じた時にシャッターを押しても実際に写し撮れるのは少し遅れた瞬間になってしまい狙った表情は過ぎ去っていますから、その瞬間を予想して一瞬早めにシャッターを押す必要があると思います。 つまり次の瞬間に良いタイミングが来ると予想できる感覚が必要だと思うのですが、皆さんはどの様にしてこの感覚を養ったのでしょうか、教えて下さい。
> 人物の表情に関して言えば、〜〜〜 対象のパターンを見つけるのは必須だと考えています。
表情変化のパターンを抽出して狙ったタイミングを予想するわけですね。 今までのうまく撮影できた時を思い返してみると、確かにおっしゃる通りで無意識のうちに変化パターンと自分の撮影タイミングが合致していた様な気がします。 相手に合わせるためにはシャッタータイミングの出現パターンを見つけ出さないといけないわけですね。
> またご自分のカメラのタイムラグに慣れるのも必要かと思います。
シャッタータイミングのことを強く意識する様になってから、メトロノーム(一定のタイミングで振り子が左右に動く機械でピアノの上に置いてあることが多いです)を使ってタイムラグを確認することをしてみました。 タイムラグって結構あるものです。 カメラの機械的なタイムラグもあるのでしょうが、目で確認してからシャッターを押すまでにいかに時間が掛かっているのかが体感できました。 振り子が真上に来た時を撮影しようとすると私の場合100msecとは言いませんが80msecくらい前にシャッターを押し始めないと間に合わない感じです。
> その狙った瞬間は当然ファインダーを通して自分には見えないわけ
> で、画面の消失と狙った瞬間が一致するリズムを見つける様にして
> います。
リズムを見つける 確かにそうですね。
メトロノームを使った練習でリズムをつかむことを阻害しているのはシャッターではないかと考える様になりました。 電気的なスイッチだからでしょうか、どこまで押したらシャッターが切れるのかの感覚がつかみにくいのです。 メカニカルカメラを使ったことはありませんが、この辺のヒューマンインタフェースは機械式シャッターの方が優れている様な気がします。
> ご質問の意図とちょっと違うかも知れませんが、ご参考頂ければ
> 幸いです。
とても参考になりました。 ありがとうございます。