以前、質問があったかもしれませんがＤ１００のノイズ処理についてです。ｏｎにすると蛍とか長時間露出の時、効果大なのですが、撮った直後の処理時間が露出時間ぐらいあり、どうにももったいないです。ＲＡＷで保存してパソコン側で処理する方法ないでしょうか？。どなたかご存じでしたら教えて下さい。

mako_makoさん、こんにちは。


これは、ノイズリダクションの原理を理解すると、必要な作業時間なのが判ると思います。

後処理で、これと同等な処理としては、あらかじめレンズキャップをした状態で、数種類の
露出条件で真っ暗な画像を撮影しておき、ライブラリとして置きます（ノイズＯＦＦ）

実際の撮影はノイズＯＦＦで行い、後でライブラリの中から同じ撮影条件の物を、フォトショップ等で減算合成します。

この方法は撮影に長時間を使う天体屋さんが、良く使う方法ですが、
あらかじめ撮影した物と、実際の撮影時の撮影条件がずれるほど、効果が薄くなります。

こちらは後回しにした方が効率がいいので訂正します。

先に撮影を済ませて、記録情報に合わせて真っ暗画像を撮影した方が1枚で済みますね(^^;
以後は同じで。

追加情報として、ノイズはCCDの温度が大きなファクターとなります。撮影時の気温、本当は
カメラ（実際にはCCD）の温度を合わせると、より大きな効果を得られます。
最初からノイズを減らすにはカメラ（CCD）を冷やしておけばいいのですが、結露の問題が
発生してしまいます。

Ｍ．カトーさん、ＭＩＤさん。ご助言ありがとうございます。やっぱりフォトショップやニコンのキャプチャーで後からは無理なようですね。一番効果を出そうとすると、写真と撮ってすぐにキャップかぶせて暗ノイズ撮影の繰り返しなのでしょうね？！。それだと意味がないので、最初と最後、あるいは何時間置いたらとかいろいろ実験してみます。

長時間露光ノイズは別としてD100のノイズの発生原因の一つは輪郭強調にあります。
一般的な撮影条件では輪郭強調をoffにして、撮影後にNC3又はPhotoshopでアンシャープマスクを掛けるとノイズの発生が極端に減少します。
以前にもここで紹介したことが有りますが、その内容は私のHPのここに掲載しましたので参考にして下さい。

　http://komin1.cool.ne.jp/retouch/noize/noize.htm

下のURLではRAWでISO400で写して現像方法によりノイズの発生が極端な違う実例を示しています。
http://komin1.cool.ne.jp/retouch/noize/sample/noisesamplejp.htm

コーミンさん、確かに以前拝見させていただきました。スキー場の写真を見て思い出しました。私のＤ１００も輪郭強調はオートのままでしたので、これも試してみます。どうもありがとうございました。