lithiumです。気になる話があしました。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20031006/gsm.htm

は悪名高き(?)magicstorの新製品発表記事ですが、そこではMP3等向けにECC機能を簡略化した製品の開発を表明した、とあります。

これはmagicstorの話であり、他の1インチディスクもそうなのかどうか分かりませんが、日立も同じ事を考えているとすれば、MuVo2の衣を纏ったMDと裸のMDとでは、グレードが異なる可能性もあります。実際、如何なものでしょうか。

MP3用だとECCがいらないってのはわたしにはよくわからない理屈なのですが、日立の組み込み向けの開発をしているって記事を見て思ったのは、MP3向けだと転送速度はいらないので、回転数落として消費電力下げるってのはあるんだろうな、って思っていました。これはMP3とかだとかなり嬉しい仕様でしょうし。実際にどうなるかはわかりませんが。
ま、普通に安く4G MDを販売してくれればこんな悩みも無くて済むわけですが(笑)。

MicroDriveも工業製品ですから、当然製品ごとにある程度のばらつきはあるはずです。もちろん検査に合格したものだけが出荷されるわけですが、その「検査基準」が単体製品版とOEM版とで異なることは容易に想像できますね。
たとえばHDDの場合、エラーが発生したセクタは出荷前に代替処理され、外見的には容量は確保された状態で出荷されますが、代替処理されると、そこをアクセスする際にヘッドのシークが発生するために入出力速度が遅くなります。
このためPC向けとして出荷される製品では代替トラック数が一定数以下になるよう調整されています。こうしたさまざまな基準が、市販版とOEM版とでは異なっている可能性はあるでしょう。

なので「外見的には同じ」であっても(ラベルは違いますが)、実際の中身が異なる可能性はそう低くないとおもいます。でもまぁ、そういう保証が欲しければ製品版を購入すればいいだけの話ですね。

ＨＰ見たら、中国本社の写真にアメリカ国旗がうつってたけど、もしかしたらこの会社は、アメリカとの合弁会社なのかもしれないですね。だからといって、信頼性が上がるとは思えないけど、１００％中国資本よりはいいかなぁ。

現在出荷されているMuvo2用のHGST-4Gは、ラベルが違うだけで品質チェックを含め単体品とまったく同じです。そもそも、出荷量自体が、単体品よりも組み込み品が１桁以上（２桁近く）多いので、当たり前の話ですが。以上参考まで。

どうも情報、ありがとうございます。現在までMuVo2を2台、解体しましたが、これでひと安心です。


ここですね〜。どっか、それこそケンコーやハンザの如き用品系の企業か、或いは淀橋の如き小売業者が大量に仕入れて売ってくれれば、いいんですけどね。