フルサイズ対応 - 2004年4月過去ログ

皆さんご存知の通りニコンの現行一眼レフはAPSサイズのいわゆるDXフォーマ
ット採用の製品ラインアップです。
しかしフルサイズのイメージャーを採用した機種を望む声があるのも事実。
さてニコンは今後どうするのが正解でしょうか？

個人的にはキヤノンとは製品開発力に差があるので、DXフォーマットの良さ
を活かした製品を開発して欲しいと思います。これはレンズ、ボディとも。
フルサイズは無くても可、というか、やると製品リリースがますます遅れる
気がするのでやらないほうがよいと思っています。

> を活かした製品を開発して欲しいと思います。これはレンズ、ボディとも。

> フルサイズは無くても可、というか、やると製品リリースがますます遅れる

> 気がするのでやらないほうがよいと思っています。

では、銀塩ユーザはどうするの？DXレンズの開発で35mmフィルムのレンズの開発は手が出せなくなったニコンです。DXの開発以来、まともに作ったレンズがありません。
(VR 70-200は、発売の1年以上前から、VR 24-120は、24-85のVR付き改良版、28-200は、ニコンで開発してないという噂が・・・）。それに今までのDXレンズの開発期間は12-24を除いては短かった分、そんなに力を入れて作っているって感じがしません。

銀塩にしろ、DXにしろ身が重くなったニコンです。ユーザとて、銀塩でもデジタルでもレンズを併用できれば、都合がいいことはあっても悪いことはないはずです。

キャノンみたいに、DXなんて気にせず、堂々と35ミリ版に適したレンズを作ればいいのです。デジタル専用のやつはシグマに任せて・・・。

何年か後には、35ミリ版センサーの搭載されたデジカメは安くなるはずです。そのときもニコンはDXフォーマットを固執するのか分かりませんが、レンズの開発効率としては、あまり良くないでしょう。

> 銀塩にしろ、DXにしろ身が重くなったニコンです。ユーザとて、銀塩でもデジタルでもレンズを併用できれば、都合がいいことはあっても悪いことはないはずです。

　僕のようにD70から（でなくても）デジタルから一眼レフに入り、
銀塩を使うつもりがないユーザーには、レンズが軽くなるというのは
利点ですね。かならず共用とすることが「悪いこと」とまでは言えま
せんが、たとえばニコンとシグマの12～24mmのサイズ・重さの差はか
なり大きく感じます。
　もちろん「銀塩ユーザーはどうするの？」という点に関してはどう
にもなりませんけど。

> 何年か後には、35ミリ版センサーの搭載されたデジカメは安くなるはずです。そのときもニコンはDXフォーマットを固執するのか分かりませんが、レンズの開発効率としては、あまり良くないでしょう。

　でも将来的に、センサーサイズがかならず35mmになるかどうかも、
実はまだわからないですよね。ニコンの思惑だけで決まるものでもな
いですし。単純にサイズが大きい方がいいというのであれば、フィル
ムだって中版以上が主流になっていてもおかしくないですし。

　当面はAPS-Cサイズが無くなることはないでしょうが、35mmサイズ
に置きかわるとしたらいつのことか。できれば住み分けという形でも
10年くらいは残ってくれると、今あるDX 12～24mmが無駄とは思えな
いくらい使えていいのですが。
　デジタルの世界は変化が速いので、予測も難しいですね。

＃案外3/4規格が主流になっていたりして(笑)

　これからレンズを買っていきましょうというユーザーとしては、レ
ンズ選びの際に、
・要求に対して選択肢があれば、共用できるもの優先
・他に選択肢がないか、逆に積極的な理由があればDXレンズ
というように、多少自衛を考えつつ選んでいくつもりです。

> ＃案外3/4規格が主流になっていたりして(笑)

間違えました。4/3ですね。お恥ずかしい。

いずれにしても、35mmを「フルサイズ」と表現するように
銀塩35mmフィルムの世界とデジタルの世界が融合していくのか、
あるいはデジタルはデジタルならではの規格として確立して
いくのか（その時にAPS-Cが主流となるかどうかも）。
まだまだわからないと思っています。

＃銀塩の慣習に縛られても面白くないのではという気持ちも少々。

> ＃銀塩の慣習に縛られても面白くないのではという気持ちも少々。

同感。もともと35ミリだって、映画のフイルムの規格だったはず。
写真の発達の歴史を振り返れば順次サイズが小さくなってきた歴史です。
とはいえ110やディスクフイルムは普及しなかったわけで、あれは少し早すぎました。APSだって銀塩では成功したとはいえないでしょう。
それがデジタルではいい線いったわけで、現在のDXでデジタルは十分な品質を持っていけるとしている専門家も少なくありません。
4/3でもあれだけいけると考えればDXのサイズでさらなる高品質化は望めると考えることができます。

> 銀塩を使うつもりがないユーザーには、レンズが軽くなるというのは

> 利点ですね。かならず共用とすることが「悪いこと」とまでは言えま

> せんが、たとえばニコンとシグマの12～24mmのサイズ・重さの差はか

> なり大きく感じます。

ただ、これしきの理由で?

> 　でも将来的に、センサーサイズがかならず35mmになるかどうかも、

> 実はまだわからないですよね。

もう、そういう傾向へ移動していると思いますが・・・。ただ、時間の問題っていうか・・・。まだ、そういうやつは高価なので。

> 10年くらいは残ってくれると、今あるDX 12～24mmが無駄とは思えな

残るのは、残るでしょう。ただ、いつ生産中止になり、DXニッコールの開発放棄となるかは、誰にも分かりませんがね。

その前に、Fマウントはどうなるのだろう・・・。ってことも考えられます。まぁ、Fマウントはそのまま残ると見えるが・・・。ニコンの大径口レンズの開発が遅れまくる理由っていうのもここにあるし・・・。

> > 利点ですね。かならず共用とすることが「悪いこと」とまでは言えま

> > せんが、たとえばニコンとシグマの12～24mmのサイズ・重さの差はか

> > なり大きく感じます。

> ただ、これしきの理由で?

別に35mmにならないと断言しているわけではありませんので。
デジタル専用レンズのデジタルユーザーにとってのメリットを挙げた
までです。
でも裾野のユーザーには大きいと思いますよ。
「これしき」と感じられるのは、銀塩ユーザーでもいらっしゃるから
でしょうが、その感覚が今後も主流かどうか。いわば銀塩35mmユーザー
の単なる慣習ですよね。

＃慣習の大事さはわかってますし（それが巨大市場を形成しているし）、
＃逆に言えば僕の感覚が主流かどうかもわかりませんけど。

> > 　でも将来的に、センサーサイズがかならず35mmになるかどうかも、

> > 実はまだわからないですよね。

> もう、そういう傾向へ移動していると思いますが・・・。ただ、時間の問題っていうか・・・。まだ、そういうやつは高価なので。

そうでしょうか。それに35mmサイズが安くなっても、APS-Cサイズはもっと
安くなるということですよね。少なくとも普及機は安い方が強いわけで。

まあ、勘違いなさっているかもしれませんが、僕は別に35mmにならないと
予想しているわけじゃないですし、そう願っているわけでもありません。
ただ、銀塩とデジタルという実はかなり大きな違いが存在する時に、
「この方向に行くべき、行くだろう」と決めつけることはなかなか難しいと
思っているだけです。

＃だから、ニッコールン君の発言も「よくそこまで自信を持って断言なさる
＃なあ」とよく感心してます。

> > 　でも将来的に、センサーサイズがかならず35mmになるかどうかも、

> > 実はまだわからないですよね。

> もう、そういう傾向へ移動していると思いますが・・・。ただ、時間の問題っていうか・・・。まだ、そういうやつは高価なので。

そうなのですか？。
コニカミノルタ・セイコーエプソン・旭ペンタックスなど、新規参入メーカーは軒並みAPS-Cサイズですし、従来からAPS-Cサイズで製品を出しているニコン・富士写真フィルム＆キャノンのアマチュア用(EOS10D、EOS kiss Digital)を加えるとAPS-Cサイズが主流だと思いますよ。
おまけに、キャノンでさえ、EOS Kiss Digital専用のイメージサークルが小さいレンズを出したくらいですから、今後もAPS-Cサイズ主流の流れが続くと思いますけど？。

35mmフルサイズといえば、キャノンのEOS-1Dsとコダック、コンタックスくらいですよね。
しかも、キャノンのは受光素子とマイクロレンズをずらして配置するという「変な設計」ですし。
そんな無理な設計をして35mmフルサイズを出すくらいだったら、潔くAPS-Cサイズにしたほうが設計自由度が高いので、今後もAPS-Cサイズのほうが良いと思いますよ。

> そんな無理な設計をして35mmフルサイズを出すくらいだったら、潔くAPS-Cサイズにしたほうが設計自由度が高いので、今後もAPS-Cサイズのほうが良いと思いますよ。

ならば、35ミリ版サイズのセンサー搭載のものがAPS-Cサイズのものと値段の差が5万円を切ったときもですか？こういうのが市場の傾向になるのです。もし、そうなるとすれば、そのとき初めてデジタル一眼レフを購入する方は、せっかくならフィルムでも使えるやつを選ぶようになりませんか？

ぼくは、エンジニアなので、大体流れとしては、そうなっていくと思います。最近、イメージセンサー系のほうは注目されつつ、活発に研究が行われているので、高性能で安く、低下のものが出てくるということは、間違いありません。ちなみに、シグマのイメージセンサーがいい例です。

ニッコール君　＝　踊る光　？

> 皆さんご存知の通りニコンの現行一眼レフはAPSサイズのいわゆるDXフォーマ

> ット採用の製品ラインアップです。

> しかしフルサイズのイメージャーを採用した機種を望む声があるのも事実。

> さてニコンは今後どうするのが正解でしょうか？

ずっと遠い将来にはフィルムはアナログレコードみたいな特殊なものになるような気がします。
だからそのころにはアナログ用に設計したレンズをデジタルにもという事情は希薄になるので、
35mmフィルムサイズを最終的なものと今考えておく根拠は乏しいと思います。

いずれにしても今写真撮ることが重要なので将来どうなっちゃうか？とか余り気にせず、
今必要なレンズをどんどん買って沢山撮りましょう。
私はD70がNikonのデジタル一眼は初めてなのですが、現行DXレンズは３本共買ってます。
10.5mm魚眼や12-24mmはとても気に入ってます。ってかこれが使いたくてD70買ったのです。

> では、銀塩ユーザはどうするの？DXレンズの開発で35mmフィルムのレンズの開発は手が出せなくなったニコンです。DXの開発以来、まともに作ったレンズがありません。

> (VR 70-200は、発売の1年以上前から、VR 24-120は、24-85のVR付き改良版、28-200は、ニコンで開発してないという噂が・・・）。それに今までのDXレンズの開発期間は12-24を除いては短かった分、そんなに力を入れて作っているって感じがしません。

フルサイズのイメージサークル対応のレンズとして何が足りないんだろう？
具体的にどのようなレンズを出して欲しいわけ？
単にニコンにケチつけているだけのように読めるけど・・・

> 具体的にどのようなレンズを出して欲しいわけ？

レンズのAF-S化のような小さいことから、もっと性能のいいレンズとか・・・。
たとえば、AF-S 24-70mm 2.8Gなどが出ても悪くないと思いますが。

ＶＲ200－400はれっきとした新規開発で、フルサイズ対応ですよ。（まあ一般人には高根の花なんですが）又「ＶＲ24－120がマイナーチェンジ」などと言い出すと、今後出るであろうレンズは殆どが何らかのレンズのマイチェンになってしまいそう。
それはともかく、ニコンがＤＸレンズを開発発表した時、「４本出す」とアナウンスしてましたから、未発売の一本を含め、既に出揃った事になりますね。今後はマーケットの動向を見極めながらの開発になると思いますが、開発者が「望遠系にはＤＸにするメリットは無い」と公言している以上、望遠レンズは今後ともフル規格で出るだろうし、28－70Ｆ2.8の後継で例えば24－70Ｆ2.8が出るとしても、ＤＸにする必要はなさそう。今あるＤＸレンズは全て、Ｆ値やズーム域などフルサイズ対応が困難なものばかりで、開発すべくして開発されたレンズであって、決して「フルサイズのレンズが作れない」とか「撤退した」わけでも何でもないのです。
今求められているニーズに応えてＤＸレンズを出したニコンの姿勢、私は支持します。10ＤやキスＤユーザー羨望のレンズ、それがＤＸ12－24であり、18－７0なのですから。

> 10ＤやキスＤユーザー羨望のレンズ、それがＤＸ12－24であり、18－７0なのですから。

そうなんですよー。あと、10.5mm魚眼もね！
だから良いとこ取りで、Canonに無いレンズはD70で使わせてもらいます。
しかしその他、単焦点や望遠系はCanonの方が進んでいるのでメインは1D MarkⅡの予定です。

> しかしその他、単焦点や望遠系はCanonの方が進んでいるのでメインは1D MarkⅡの予定です。

一概にそうとも言えない。
DCニッコールのような機能を持った望遠レンズはキヤノンにはないし、
ズームのマクロレンズもない。
ともかくＮとＣ両方のボディを持てば不便はないことは確か。

> ならば、35ミリ版サイズのセンサー搭載のものがAPS-Cサイズのものと値段の差が5万円を切ったときもですか？こういうのが市場の傾向になるのです。もし、そうなるとすれば、そのとき初めてデジタル一眼レフを購入する方は、せっかくならフィルムでも使えるやつを選ぶようになりませんか？

　35mm銀塩一眼レフのユーザーはそういう傾向があるかもしれません
ね。
　ですが、今後は35mmの世界を前提としない人が圧倒的に増えていく
のです。僕は仕事柄20歳前後の人間と接する機会が多いですが、彼ら
はフィルムカメラなどほとんど自分では使ったことはないのです。
　今後どんどん増えていくそういう人々の中から「はじめて」一眼レ
フを買おうという人が出てくる時には、別に「フィルムでも使えるや
つを選ぶ」という意識はないでしょう。
　ニッコールン君の周りは知りませんが、確実に↑という世界もあり、
そちらの方が広がっていくのです。その世界にとって「35mm」という
規格は、因習にとらわれて、レンズやカメラ本体を大きくし、価格を
高くしてしまう足かせと取られかねないのです。

　ただ、何回も書いているとおり、35mmには膨大な資産もあり、それ
を引き継げるようにした方が既存ユーザーにもメーカーにも便利な側
面は小さくないでしょう。技術の向上で、大きさ・コストの差を詰め
ることもできるでしょう。だからメーカーがそちらを研究するのは当
たり前です。

　ただ、カメラの一般規格の将来を決めるのは、それらの兼ね合いで
す。少なくともニッコールン君のお考えよりは、もうちょっと「変わ
っていく可能性」も高いのではないかなと、僕は考えています。

　また、そういった規格の置き換え（特にアナログからデジタルへ）
って、始まったらあっという間ですよね。レコードからCDへなんて代
表的ですし、コンパクトカメラは今から銀塩のはなかなか売れないで
しょう。普及しきったVHSでもこれから買う人はDVDの方を視野に入れ
るでしょうし。

　僕は銀塩の世界にも惹かれる微妙な年齢なので(笑)、35mmになって
いってもいいなとも思ってはいますが。それは現在のデジタル一眼レ
フが「銀塩のシステムのうち記録部をデジタルに置き換えようとして
いるだけ」のものだからかもしれません。「デジタルならではのおも
しろさ」が一眼レフでももっと盛り込まれれば、35mmにこだわる理由
はまったくありません。

　だいたい、
・レンズ交換式でいろんな描写を楽しめる
・センサーサイズがそこそこ大きく、ボケ味なども楽しめる
といった部分があれば、「一眼レフ」でなくてもいいですね。
　ライブビュー、フリーアングルモニタ、動画撮影など、現在の高級
コンパクト（？）カメラの機能を持ちつつ、上記の特徴も併せ持った
システムが出てきたら楽しいなと思ってます。

＃「今は」両立が難しいのはわかりますが。

いつ頃そうなるのか知りたい。

私は、5万円も安いんだったらAPS-Cサイズを選びますけど(^^;;。
実売10万円のD70に対して、35mmフルサイズが15万円で出ても欲しくないです。
それに、「初めてデジタル一眼レフを購入した方が、せっかくならフィルムでも使えるやつを選ぶようになる」というんだったら、EOS Kiss Digitalをレンズセットで購入しますか？。
EOS kiss Digitalをレンズセットで購入している人は、銀塩はおろか、上位機種を買い増ししても使えないレンズを買っているんですよ。
もし「フィルムでも使える」ということを考えていたらレンズセットでは買わない(Kiss Digitalを購入したとしても専用レンズは購入しない)でしょう？。
でも、市場ではレンズセットも支持されているのですから、市場は35mmに固執していないと思います。

半導体の進歩は、
プロセスの微細化→集積度アップ（撮像素子の場合は多画素化）の方向と、
プロセスの微細化→同じ集積度で小型化→同じウエハーからたくさんとれるので低価格化
という２つの大きな方向があると思います。
したがって、大型センサーを安くすることは他の半導体とは違って容易ではないのでは？
もちろん量産効果や製造技術の改良で徐々に安価にはなっていくでしょうが、
そうなればニコンもいっているように、小型の素子はより安価に手にはいることになるわけです。
Foveon（シグマではなく）の素子は大型化を狙ったものでは（むしろ困難）ありませんし、35ミリサイズにこだわらずダイナミックレンジや色再現性を改良してもらった方が、私はありがたいですね。どうしてもフルサイズが必要ならコダがあるし。

> コニカミノルタ・セイコーエプソン・旭ペンタックスなど、新規参入メーカーは軒並みAPS-Cサイズですし、従来からAPS-Cサイズで製品を出しているニコン・富士写真フィルム＆キャノンのアマチュア用(EOS10D、EOS kiss Digital)を加えるとAPS-Cサイズが主流だと思いますよ。

そうですね。ハイエンドはともかく、600~800万画素程度ならAPS-Cサイズでなんら問題はないです。
比較的大口径なEOSマウントならともかく、Ｆマウントだとレンズ設計上もデジタルの広角系はDXに特化した方が合理的でしょう。
（EOSマウントだって現状のセンサー技術だと×1.3あたりが妥当のようです。）
価格面だけでなくシステム全体のコンパクト性でもDXは優位ですね。
300mmF2.8の仕事が80-200mmF2.8で代用できますから（ボケには言及しないとして）

私には、フルサイズにこだわるのは、従来の画角意識の呪縛に囚われているだけだと感じます。
ニコンの場合、ＤＸで10.5mm、12-24mm、18-70mmと広角系の不足は解消しており、実用上の不都合は無くなっています。
ファインダー倍率だけは我慢できませんが、あとはサイズの小さいのに不満はないですね。

コンタックスも、「Ｎ」なんて巨大なシステムにせずに、従来のレンズでAPS-Cサイズで
デジタル化したほうがよかったのかも知れません。

> > コニカミノルタ・セイコーエプソン・旭ペンタックスなど、新規参入メーカーは軒並みAPS-Cサイズですし、従来からAPS-Cサイズで製品を出しているニコン・富士写真フィルム＆キャノンのアマチュア用(EOS10D、EOS kiss Digital)を加えるとAPS-Cサイズが主流だと思いますよ。

> そうですね。ハイエンドはともかく、600~800万画素程度ならAPS-Cサイズでなんら問題はないです。

> 比較的大口径なEOSマウントならともかく、Ｆマウントだとレンズ設計上もデジタルの広角系はDXに特化した方が合理的でしょう。

> （EOSマウントだって現状のセンサー技術だと×1.3あたりが妥当のようです。）

> 価格面だけでなくシステム全体のコンパクト性でもDXは優位ですね。

> 300mmF2.8の仕事が80-200mmF2.8で代用できますから（ボケには言及しないとして）

> 私には、フルサイズにこだわるのは、従来の画角意識の呪縛に囚われているだけだと感じます。

> ニコンの場合、ＤＸで10.5mm、12-24mm、18-70mmと広角系の不足は解消しており、実用上の不都合は無くなっています。

> ファインダー倍率だけは我慢できませんが、あとはサイズの小さいのに不満はないですね。

> コンタックスも、「Ｎ」なんて巨大なシステムにせずに、従来のレンズでAPS-Cサイズで

> デジタル化したほうがよかったのかも知れません。

私も同意見です。
まあ、ファインダー倍率は慣れてしまえば問題ないですし。中判のカメラを覗いても画面サイズ（撮像面）の比較からもっとひろ～く見えるのかなと思ってもけしてそうではありませんからね。
大画面の撮像素子を求めるとしたら広い画角でう～んとぼかすとか広い画角で遠近の大きさの比較を小さくするくらいしか思いつかないんですけどね。

> まあ、ファインダー倍率は慣れてしまえば問題ないですし。中判のカメラを覗いても画面サイズ（撮像面）の比較からもっとひろ～く見えるのかなと思ってもけしてそうではありませんからね。

前に１度しか覗いていないのですが、確かに中判だからといって、ファインダーが巨大ってことはなかったですね。見たことは無いのですが、大判は等倍(?)のピントグラスをルーペで拡大してピントを見るそうなので、異世界っぽいですが。

> 大画面の撮像素子を求めるとしたら広い画角でう～んとぼかすとか広い画角で遠近の大きさの比較を小さくするくらいしか思いつかないんですけどね。

ボケが大きいといい！となると思うと大きい撮像素子が欲しくなるような気がします。でも135とAPS-Cの1.5倍くらいしか変わらないなら、個人的には値段が高くなってまでは欲しくないですね。せめて倍とかそれくらい変わらないと。
ってことで、大判デジタルを希望しておきましょう(笑)。ニコンさんも大判レンズだしてることですしね。
ただ、大きい撮像素子より小さい撮像素子の方が明るくしやすいので、シャッタースピードを考えると、風景は大きい撮像素子で、ほかは小さいの、と住み分けるのがよい感じなのではないでしょうか。

同意です。
私も底辺プロでフィルムとデジタルを使い分けしていますが、確かに画角の違いには慣れが必要です。
しかし私の場合　今与えられた機材で（自腹）クライアントの要求にこたえられる絵を作るのに現在ではAPS-Cで十分であり600万画素もあれば事足りてます。
35ミリフィルムがスタンダードであったときは、そのサイズにとらわれる必要がありましたがデジタルに限れば　無理してフルサイズこだわる必要性がどうしても見つけられずにいます。
また、地方都市でも環境が急速にデジタルに移行している今、あえてNIKONがフィルムカメラを含めて35ミリフルを開発するメリットがどれだけあるかも疑問です。
確かに現行フィルムユーザー様には酷な事かも知れませんが、環境問題ひとつとっても今後分が悪くなりそうです。
また、マーケティング見地から見た場合　NIKONレンズカタログの最初にDXフォーマットレンズを持ってきているところを見ると今後はDXでいくというメッセージだと感じます。

一方で作品作りなど解像度やボケ味を追求するには現在の中版以上のカメラのように住み分けた環境になるのではないでしょうか。
ただ　その場合価格的にも取り回しにもしんどくなるかもしれませんが。

> 一方で作品作りなど解像度やボケ味を追求するには現在の中版以上のカメラのように住み分けた環境になるのではないでしょうか。

現行の600万画素機でもプリント品質でなら銀塩645に相当する能力があります。
35mm代替え用途ならAPS-Cで充分だという認識でいいと思います。
35mmフルサイズ1000万画素オーバーだと完全に中版の代替えになるでしょう。
中版ベースのパック式デジタルカメラは、すでに大判カメラの代替えとして
運用されているようですし、デジ化によって画面がダウンサイジングしましたね。

> ただ　その場合価格的にも取り回しにもしんどくなるかもしれませんが。

ニコンからフルサイズデジがリリースされても、話題にこそなっても、
実際の販売数はたいした事にはならないと思います。
この板でのユーザーのほとんどはDX容認のようですし、フルサイズ待望派の方も
現にコダック14nが選択肢として存在するのに、あまり買っていないようですから。
（ホースマンにもFマウントフルサイズがありますよね。持っている人知らないけど）

> 皆さんご存知の通りニコンの現行一眼レフはAPSサイズのいわゆるDXフォーマ

> ット採用の製品ラインアップです。

> しかしフルサイズのイメージャーを採用した機種を望む声があるのも事実。

> さてニコンは今後どうするのが正解でしょうか？

35mmを求める用途というのは実はそう多くない気がします。また報道
のニコンという得意分野を伸ばすという意味で、カメラの（単に解像
度ではなく）性能を上げる方向が優先されるべきかと。
その意味で、D2Hはニコンのすばらしい見識だと僕は思っています。
400万画素クラスで十分に評価される機種が出せると。

そう考えると、35mmは（少なくともまだ）やらなくていいのでは。最
近は報道の分野もキヤノンがかなり多いと聞きますが、それを巻き返
すのはDXでもできる、むしろ小回りがきき有利ではないでしょうか。

そういう意味で、クロムさんの↓に同意です。特に本体に関しては。

> 個人的にはキヤノンとは製品開発力に差があるので、DXフォーマットの良さ

> を活かした製品を開発して欲しいと思います。これはレンズ、ボディとも。

> フルサイズは無くても可、というか、やると製品リリースがますます遅れる

> 気がするのでやらないほうがよいと思っています。

レンズは、他の方も言われているように、DXフォーマットでは足りな
い部分を埋めるように出してくれるといいですね。
もうおおむね十分ですが、DXの18～70よりもっと広角な（35MM換算で
24mm相当くらいからの）レンズの廉価版が欲しいです。16～55くらい
の（望遠側ができれば120mmだとってのは贅沢かな）。12～24は高価
だし、17～55大口径も日本で発表になったとしても値段が(^^;。

もっともこれはニコンじゃなくてもレンズメーカーに期待してもいい
ですね。タムロンあたりが出してくれないかな。

標準～望遠側は、35mmと共用でいい気がします。既存のラインアップ
の改良で基本的にはすみそうですし。

> もうおおむね十分ですが、DXの18～70よりもっと広角な（35MM換算で

> 24mm相当くらいからの）レンズの廉価版が欲しいです。16～55くらい

> の（望遠側ができれば120mmだとってのは贅沢かな）。12～24は高価

> だし、17～55大口径も日本で発表になったとしても値段が(^^;。

私もDX17-55mmを待っていたクチですが、D70とセットになったDX18-70mmで満足しちゃいました。
そうですね、24mm相当からはじまり、ある程度マクロ的な使い方のできるズームだったら欲しいです。
24-120mmのDXバージョンならDX16-80mmなんかだといいかも？

タムロンには28-200(300)mmに相当する18-135(200)mmなんかを期待しています！

> 標準～望遠側は、35mmと共用でいい気がします。既存のラインアップ

> の改良で基本的にはすみそうですし。

そうなんですが、ダブルズーム向けにDX50-200mmF4-5.6なんてのはアリかも？

でも個人的には、VR70-200mmのF４小型バージョンがモーレツに欲しいです。
（これは、当然フルサイズ対応です）