Ｄ１００を使用しているのですが、どうしても眠い画像になってしまいます。
ですので、フォトショップで全ての画像にアンシャープマスクを適用させています。
あと、彩度も低いので、コントラストやレベル補正をしています。
モードは２の、フォトショップでの加工に適したモードで撮影しています。
みなさんも、このような処理をされているのでしょうか？
２００〜３００枚あると、かなり大変な作業です。
それに、後処理をするほどノイズが入るというか、画像が荒くなって困っています。
友人のコンパクトデジカメや、EOS KISS Digitalのほうが、はっきり言って
クリアな画像なので、悔しい気にもなります。
もっとシャープな画像にするにはどうしたらいいのでしょうか？
ＲＡＷで撮影すればましなのかとは思いますが、書き込みスピードや、
容量の関係でどうしてもＪＰＥＧを選択しなければなりません。
ここの掲示板だと思うのですが、過去に、ニコンのカスタマーセンター
で調節してもらえると書いてあった気がします。
カスタマーセンターに出せば解決するのでしょうか？
よろしくお願いします。

　Adobe RGBはsRGB下で使っても、彩度の低い画像にしかなりえません。
　きちんとカラーマネージメントされたディスプレイとAdobe RGBに対応したプリンターなどを持たない限り、彩度が低い冴えない画像でしかありません。
　sRGBでは赤が飽和したときなどは、Adobe RGBを彩度の低いsRGBとして扱って、彩度を徐々に上げていくことで飽和を防ぐという使い道はあると思いますが。
　そうでなければ、かえって使いづらくしているだけだと思います（彩度を調整しないといけないという２度手間を必要とするだけ）。


　RAWで撮ってバッチ処理すれば、一括処理でもかなりできのいい画像を生成できると思います。

http://www.dpreview.com/reviews/nikond100/page15.asp

　JPEGとRAWではかなりの差があります。
　RAWでは1900本以上解像し、2000本付近も線であることが分かります。

　kiss Dや10Dでは、1800本当たりからグレーの塗り潰しになってしまいます。

http://www.dpreview.com/reviews/canoneos300d/page21.asp


http://www.dpreview.com/reviews/fujis2pro/page17.asp
http://www.dpreview.com/reviews/fujis2pro/page18.asp

　S2との比較ですが、RAWなら十分対抗できる画質だと思います。


　RAWだとバッチ処理にアンシャープを組み込めますし。
　段違いです。


　この辺は一度RAWで撮りだすともうJPEGには戻れない魅力があります。

かめたんさん

これはNikonもCANONも同様ですが、よりコンシューマよりの製品は、見た目の鮮やかさを追求しますが、プロ仕様....というか印刷原稿作成を目的とするような製品では、ちっと目にはすこしメリハリに欠けるような設定になっています。しかしその状態は実は階調が豊かで破綻していない画像なのです。

とはいっても、そのままでは使い物にならないような絵ではありません。

レンズが問題なのか、露出があっていないのか、あるいは手ぶれをおこしているのか、原因の特定はできません。

RAW形式で、性能の確認された（デジタル特性にあった）レンズで、1/3EVぐらいづつ露出を変えて撮影してみていただけませんか。

僕の場合は、かえって輪郭強調をOFFにして、コントラストも弱めに設定して撮ることがすくなくありません。それでもそんなにひどい絵にはなりませんよ。

かめたんです。
まさしくプロの言葉って感じですね。
とても説得力があり、納得しました。
明日は原因を探るために、ブラケット撮影をしてみたいと思います。
ところで、ニコンユーザーは新聞や報道カメラマンとかが多いそうですね。
その原因とかってあるんですかね？
キャノンは芸術面とかでの使用者が多いとどこかで聞いたことがあります。
私はアートの分野で主に使用していますが・・

yさんのお返事もとても参考になりました。
早速モードを変えてみると、モード２と全く彩度が異なる
ことがわかりました。
自分の作品としては、彩度がかなり高い傾向のものですので、
全く逆効果だったわけです。
これで色の問題も解決しました。
先輩方々どうもありがとうございました。

かめたんさん

報道のニコン、商業写真のキヤノンとの印象はありますね。実際はそうした印象以上にそれぞれ広い分野で使われているとは思うのですが。
メーカーもそれを意識しているのか、ニッコールはカリカリの高精細の画像を追求しているように感じますし、キヤノンのレンズは、やわらかな鮮やかな表現といった印象があります。
でも、ご存知でしょうか、ずぅっと昔、キヤノンのカメラに日本光学製レンズが使われていた時代もあったのです。

あと小生は、画像データベース関係の仕事をしていますが、カメラの方は写真愛好家（古い表現）です。プロではございません。下手の横好きでございます。

Photoshopで処理されているようですが、Nikon Captureの最新版は
試されましたでしょうか？
Nikon Caprureでは輪郭強調なしで現像してUSMをかける前でも
比較的、解像感が良く仕上がります。

かめたんです。
先日、Ｆ２．８の明るいレンズで撮影してみたところ、見事にピントの
合った写真が撮れました。（アンシャープマスクをかけてですが）
主にＦ４くらいのレンズで撮影してましたので、微妙にブレを
起こしてたのかもしれません。

Nikon Captureは持ってないんです（-_-;)
普段はＲＡＷで撮影しないってこともあるんですけど、
フォトショップを愛用してるということもあります。
あと、フォトショップでもＲＡＷは読み込めますし。
Nikon Captureはゴミの除去とかもできるそうなので、
それは便利な機能だと思いました。
あと、アンシャープマスクの精度なんですけど、フォトショップとＮＣでは
同じと考えてもいいのでしょうか？
それ次第ではＮＣの購入も考えようと思っています。

　NC2と当時のPhotoshopは6だったか5.5ではNC2のアンシャープの方がいいという話を時々見かけました。
　最近Photoshopはスキャナーを使うときくらいしか使用しなくなりました。
　ほとんどNC4だけですんでいます。
　Photoshopと厳密に比較はしてないですが、劣るものではないように思います。
　ただ、Photoshopとは単位が異なるので、Photoshopでの勘がNCでは通じないので慣れるまで戸惑うかも知れませんが。

Ｄ１００は判りませんが、デジタル一眼、特にニコンはレンズの性能の影響を大分受けると
感じています。
Ｆ値の暗い安いズームと単焦点レンズではコントラストやシャープネス、解像感や色、階調
まで違ってしまう事があります（Ｄ１，Ｄ１Ｘでの経験）
対しキャノンは画像処理の部分で初心者向けを意識して細工している部分があります。
（実は１Ｄですらそういう部分を持っています。これは１Ｄ，１ＤＳでの経験）
勿論キャノンの一眼デジカメもレンズによる画質の差はかなりあるのですが、ＫｉｓｓＤだと
画像処理の影響のウエイトが大きいみたいですね。
（撮ってすぐ使える、初心者向け、等理由はいくつかありますがフジもその方向です）

残念ながら一眼デジカメは、画質を追い込むにはどうしてもユーザの技術や他ハードウエア
への投資が必要となるので、そこらへんを少し勉強してがんばってみてはどうでしょうか？

NCがなくてもNikon ViewでもRAWは現像できますよ。NVの最新版はNikonのサイトからダウンロードできます。

NC4は便利ですよ。Nikonサイトでトライアルバージョンがダウンロードできます。
30日限定ですが、機能制限もないフルバージョンですから、お試しになられてはいかがでしょう。

それから、アンシャープフィルタについてですが、フォトショップでアンシャープフィルタをかけるときは、RGBモードではなく、LABモードに切り替えて、L値にアンシャープをかけると、色に影響が少ないと思います。
このやり方をすると、NCのアンシャープと似た結果になります。

アンシャープは、コントラストの高いところにかかってしまうため、被写体によっては、遠近感とコントラストに違和感が生じる場合があります。

ここに記したのはたくさんの方法のひとつでしかないし、絵の状態によっては万能ではありません。いろいろためして自分流を見つけてください。

厳密に言うとViewではRAW現像は出来ません。（しょせん簡易現像でしかない）
RAWデーターをしっかり展開するにはやはりNCのみでしょうね。
PhotoshopもCSになってからNCに肩を並べるくらいになってきたようですが
価格や操作性を考えるとNikonのRAWデーター現像（展開）はNCが一番便利で
楽です。（そりゃー自社のカメラにあわせたソフトだから当たり前ですが）

Nikon Viewでも「JPEG形式でファイル出力」というのがありますが、
PhotoshopやNCでパラメータを何もいじらずにJPEG現像したときと
厳密には出てくる画が違うと言うことでしょうか？
それとも単にNCの方がバッチ処理ができたり、現像時に14bitRAWのまま、
画をいじれる自由度が高い、と言う意味でしょうか？
便乗質問ですみません。

？？？？　意味不明です。現像できます。
NCのように追加RAW設定のようなパラメータ設定の部分は弱いですが。
これを「簡易」とおっしゃっているということでしょうか。

ViewでRAWデーターを「現像する」にはご承知の通り、色温度ほか
細かい設定が出来ません。せっかくのRAWデーターを展開するには
ひ弱すぎます。そういった意味での「現像できない、あくまで簡易」
ということです。
PhotoshopはCSになってRAW展開が以前に比べてかなり自由度が増し
ました。（詳細はここでぐたぐた御託ならべるよりアドビのサイト
で見たほうがよくわかると思います。）
但、価格面のリスクとあまりにも自由度が高いのでユーザー側に画像
加工の知識・テクがないと最良の結果が得られず。宝の持ち腐れって
ことになる可能性があります。

NC+Photoshopによるレタッチは皆さんが行う「定番」ではあると
思います。（アマからPhotoshopマイスター化しているプロまで）
事実私もそうしていましたが、今はなるべくNCのみで済ませられる
よう撮影時から気を付けて撮るようにしています。
レタッチソフトはあくまで補正であり素データーをある意味歪曲させ
ている訳ですから、それなりのリスクを背負うこととなります。
素データーでユーザーの求めている最良の画像・画質（どれをもって
最良なのか個人差はかなりあると思いますけど）が得られればそれに
越したことはないわけですから・・・
現状ではそれを充たしてくれるデジカメがないからレタッチせざるを
得ないんだけど
以上　私の経験上からのたわ言です。科学的根拠はありません

（中略）
（以下略）

へんくつおやじさん
了解しました。そのとおりと思います。
私もできるだけphotoshopに頼らない撮影を心がけています。
私の認識ではPhotoshopを使うか使わないかに関わらずNCは必需品です。
NC4でセットしたパラメータで、PhotoShopCSで開けるのは嬉しいです。

異なるメーカーのRAWを扱うという方は、PhotoShopCSでRAW現像するんだろうなぁと思いますが。

NCとPhotoshopは二者択一ではないと思いますが。
NCのツールボックスにPhotoShopのアイコンがあるのは、NCで現像して、PhotoShopでレタッチをおこなうということを想定してNCが設計されたということだと認識しています。おそらく、そうした使い方をされている方が多いのではないでしょうか。

D100の画像は素材性優先の画像であるためにデフォルトでは確かに暗くて眠たい感じがしますが、ユーザーカスタムの機能によりD100の階調特性を自由にカスタマイズすることが出来ます。適切なカスタムカーブをD100をインストールするとカメラが変わったくらいに生き生きとした画像が得られるようになります。
ユーザーカスタムについての説明はこちらを参考にしてください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~komin/curve/curve.htm

こちらからは私が使用しているカスタムトーンカーブをダウンロードできますのでまずはこちらを使用されてはいかがでしょうか。
このカスタムカーブは海外を含めて既に多くの方が活用されています。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~komin/curve/downloadjp.htm

コーミンさんありがとうございます。
ユーザーカスタムということもできるんですね。
早速試してみたいと思います。
できれば、カメラ内部の設定から変えたいところですが。
そういうことってできないんですかね〜