ちょっと刺激的なタイトルとお感じなられた方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは純粋な疑問で、決して「アンチ高画素機」の意味ではありませんので
まず最初にお断りしておきます。
D2Xや1Ds/1Ds2などの１千万画素を超えるデジタル一眼レフでは ぶれやすいと言う
発言をよく目にします。
これは 以下のどちらを言っているのでしょうか？

(A) ピクセル等倍で観察すれば 高画素機を使うと 従来の４〜６百万画素機では
気が付かなかったブレがＰＣ画面で認められる。

(B) それだけではなくて、例えばA4にプリントした場合でも 高画素機の場合は
ブレが目立つ。

(A）ならば 至極当然のことなのだと思います。もし(B)も起こっているのなら
どういう風に考えればいいのでしょうか？

実際に高画素のデジタル一眼レフをお使いになって居られる方のコメントを
伺いたいのですが。。。
（私自身はD70とD2Hを使用しております）

私は（B）は感じていません。
（A）の等倍または掻拡大時にブレやレンズ性能を見ることが出来るのではないでしょうか、フィルムスキャン時に見る輪郭の様にモワットした感じでしょう。

ナカザワさん コメント有り難うございました。
そうであれば 高画素機はぶれやすいのではなくて 単に従来のブレが検出しやすい
だけ なのですね。従来通りプリントすれば ブレに関してはより低画素数の機種と
変わらないようですね。

高画素機はぶれやすいというのは、ある意味宿命でしょう。AFの精度を語るときにピクセル
等倍はナンセンスとよく聞きますが、その理屈で行くと高画素写真をピクセルで見てブレて
いると判断するのもナンセンスになるでしょうね。（同時にピクセル等倍によるレンズ評価も）

私は高画素になればそれだけ最終出力のサイズを大きくできる可能性とともに、レンズや
カメラ、撮影者の弱点を容赦なく露呈する恐ろしさを秘めているものと思います。同時に、
トリミングに耐える柔軟性もあるわけで、うまくハンドリングすればそれなりの結果として
すばらしい作品につながるでしょう。つまり、高画素機でこのような良さを発揮するには、
レンズ解像度、AF精度、ブレに対する慎重さがあってこそだと思います。でないと、従来通り
の使い方でしたらわざわざ高画素にする必要がなく、その分よく議論されていますノイズ改善
にベクトルを向けるべきでしょう（そのような機種は見当たりませんが）。

ＱＢＭさんの答えになっておりませんが、ひとつの考え方としてご紹介しました。

オバＱさんに全く同意です。


個人的な用途から、また負荷が高く扱いの難しい高画素モデルより、
こっち方向のラインナップを切望します。300〜400万画素くらいが良いなあ。

AでもBでもないと思っています。

撮像素子の密度がD2H倍近く上がっています。
D2Hでは次の素子にブレた絵が行かなかったものが、
D2Xでは隣の素子にブレた絵が写りこんできます。

D2Hで「ブレ」と判定できなかった動きが、
D2Xで「ブレ」と判定できることではないかと思っていますが・・

もちろん、それを発見しやすいデジタル等倍鑑賞もあると思いますが。

正確にはぶれが撮像データになりやすいということではないでしょうか．
カメラのぶれはすべての場合で起きているはずです．
ただ，高画素機ではそれがより目に見える形になるだけではないでしょうか．
画面で見てぶれているなら大きなプリントにすれば当然見えるでしょう．
低画素機のA4なら目立たないという話を高画素機に当てはめる意味はどこにあるのでしょうか．

Ｄ７０に２００ｍｍを付けたのとＤ２Ｘに１５０ｍｍをつけてクロップにするのとでブレが明らかにＤ２Ｘで多いのなら高画素機がブレやすいと言えるかもしれませんが，そんなことはあるのでしょうか？

高画素機は持っていないのですけれども、コメントさせて頂きます

ブレというのは、最終出力画面に対しての移動の割合ですので
高画素だからぶれやすいことはないでしょう
ただ、拡大して見たときに、細かいところまで見えますので
ブレがわかりやすいだけだと思いますが

自分の意見としては
高画素機ではなく
高解像度の場合にブレが分かりやすいと思っています。
Nikonの場合はDXフォーマットで統一されていますのでD2H/4MP D70/6MP D200/10MP D2x/12MP
の4機種がレンズ及びローパスや画像処理エンジンなどを全て共通とした場合（画素数の違いのみした場合）且つ、1画素まで解像すると仮定した場合について考えると分かり易いと思います。
画像のエッジ部の滲みによりブレ量を判断する場合、より高解像度のカメラほどブレが判別し易くシビアになる事だと思います。
逆に言えば
D2H/4MPは画素数こそ少ないですが、ローパスと画像処理の最適化により D70やD100より高解像度であったとすれば、それはブレが分かりやすいのではないかと思います。
いくら高画素機でもローパスやレンズ描写、画像処理が甘ければブレは目立たなくなり判別し難しくなるのではないでしょうか？
C社の20Dと5Dがローパスや画像処理が同一の条件と仮定した場合、
20Dの方がブレが目立つ事になります。
ノイズやダイナミックレンジの良し悪しは別問題ですが・・・

個人的には ムーミンパパさんのご意見が実際なのかな と感じております。
ブレを定量的に再現するのは不可能なので 結局はお使いの皆様の「実感」しだい
なのだと思います。