> それほど関心がありませんが、一目で明るく鮮やかでノイズの少ない絵を、
> ニコンもやる気になれば出来る事に今後の機種に期待が持てるように感じました。
私も同感です。
しかし、釈然としないものを心のどこかに感じています。
D100を買った時にアンダーですっきりしない絵に悩みながら、カスタムカーブやレタッチを突き詰めて、結果的に満足できるものになりました。
それらの作業や考えることや工夫する事は、今から振り返ればずい分と自分のためになっていると思います。
ですが、Nikonの開発者のインタビューなどで素材性重視やレタッチなどの点で、上級者向けであるが故の方向性だと繰り返し見て、そうだこれで良いんだ、この方向だからこそNikonのデジタル一眼レフなのだと自分を鼓舞してきたのも事実です。
結果的にはキヤノンの方向性に似てきてしまいましたね。
エントリー機のD50だから当然であろうと考えていると、D100後継機やD2Xのマイナーチェンジ版も同じ方向に振ってくると予想しているのです。
> 個人的にはD100後継機にもオマケ程度にデジタルイメージプログラムを
> 付けておいてもらいたいです。
私個人としてはいりません。一桁機に付いたら嫌だと思う感情に似ているかも知れませんけど。
>Nikonの開発者のインタビューなどで素材性重視やレタッチなどの
点で、上級者向けであるが故の方向性だと繰り返し見て、そうだこれで
良いんだ、この方向だからこそNikonのデジタル一眼レフなのだと自分
を鼓舞してきたのも事実です。
どこかにも書き込みがありましたが、アサヒカメラの付属冊子による
と色飽和の考え方が従来と変わっているようです。色が飽和しやすい赤
を撮影したとき、単純に純粋な赤というのはありえないので、G(緑)
とB(青)も含まれていますが、D50ではこのGとBで色の階調を表現で
きるようにするという方法をとっているとのことです。
見方をかえればRGBのどれかが飽和しても、のこりが飽和していなけれ
ばいいという考えのようです。
この方法の利点はダイナミックレンジの狭いデジカメで鮮やかな画像
が得られるということなのですが、当然レタッチには向かなくなります
。
いろいろな画像に対して行ったわけではないようですので、正しいと
は限りませんが面白い結果だと思いました。
> 結果的にはキヤノンの方向性に似てきてしまいましたね。
> エントリー機のD50だから当然であろうと考えていると、D100後
継機やD2Xのマイナーチェンジ版も同じ方向に振ってくると予想してい
るのです。
同じくD2X、D70sの結果も掲載されていましたが、D50とはちがって飽
和しないようにする方法を採っているようです。キヤノンはどの機種も
飽和させる方法を採っているようです。
この結果をみて、ダイナミックレンジの確保、ノイズレスの画像、安
定した露出等、最近人が気にするデジカメの要素はここにあるのかなっ
と思いました。キヤノンが機種ごとの画像の違いが少ないのも納得がい
きます。
最近のニコンはエントリー向け(一般向け)の機種と上位機種(あま
り好きな言葉ではありませんがプロ向け)で画像や操作性の方向性を変
えているようですので、ニコンキャプチャーをつくっているニコンのこ
とですから上位機種は変わる心配はしないでいいと思います。昔の機種
で撮った画像が新しいソフトで画像がよくなるというのはFマウントを
かえないニコンのポリシーと一致していてすっきりしています。
確かに撮りっぱなしでOKなニコンの機種もあったほうがいいと思いま
すのでD50は方向性はいいと思います。
何年かたてば、今の感覚からみれば撮りっぱなしもレタッチもOKな機
種が出てくると思います。しかし、その時点の感覚ではやはりどちらか
の方向に振っていると感じることになるのではないでしょうか。