ニコンは定評あるNC4を捨ててNXを発売したわけです。
NX以外にもViewProあたりもおそらくViewを捨てて新規開発になるんでしょう。

そこで気になるのは、このソフトの有効期限はいつまでなのか、です。
NXをインストールするときに、あるソフトの類をインストールするか？と聞いてきます。
（そのパソコンに既にインストールされていない場合は）
つまりNXはそのソフトの類、つまりプラットフォームに依存しているわけです。
このプラットフォームの開発勢力は現在は少数派です。
ソフト技術者も少ないし、従って技術レベルが既存プラットフォーム技術者のレベルより落ちても不思議ではない。
こう考えると、NXの出来が悪いのや、ViewProが延び延びになっていまだにリリースされないのは当然とも思われます。

さらにもっと気になるのは、NX等の有効期限です。
なにしろこのプラットフォームが消えたらそれで終わりです。
今までを振り返って、このプラットフォームの前のプラットフォームはどうだったでしょうか。
おそらく、短期間で総とっかえを余儀なくされていたのではないでしょうか。

現在多数派のプラットフォームであったなら継続的にメンテしてくれる可能性が高かったのではないか、と思いますが、
.NETに変えてしまったので、永続する可能性はゼロではないでしょうか。
そういう戦略を取って来た会社だから。
つまり、また5年後に全面変更が必要になる。
そのときのコストといったら、またまた新規開発以上の予算が必要になる。
これを5年ごとに繰り返していく・・・。
やれやれ、うまい商売にのせられちゃったな、ニコン。

ソフトなんてそんなもんだと思いますけど
仕事で使っている５００万ほどのソフトはNT上でしか動きませんし
１００万近い経理用ソフトはMS-DOSからバージョンアップしませんでしたし
adobeのソフトは１，２年に一回２〜３万円のバージョンアップ費用が取られますし
そんなもんだろうと納得して使うしかないのではないでしょうか？
納得できなければ使わないという選択肢もありますしね

何も悪い例を持ち出すことはないと思います。
少なくともこの少数派のプラットフォームではない多数派のプラットフォームのソフトの中には、ずっと長いこと継続しているソフトもあると聞いています。
事実、SILKYPIXやキヤノンの現像ソフトはずっと続いているでしょう。


OSやウイルスソフトも私たちはアップグレードのコストを払っています。
でも無料か、１，２年にせいぜい１〜２万円程度でしょう。
ところがこのNXの依存するソフトはそんなものではない。
個人のレベルではなく企業レベルの金額がかかるからです。
アップグレードではなく、5年毎に新規開発しなければいけないのですから。
アップグレードという選択肢は、このプラットフォームの場合はない。
そのたびに、推定何十億円〜何百億円というようなコストをニコンは負担しないといけないわけです。
（別に毎年の保守契約がかかるはずであるが、これは他のソフトと同じなので議論はしない）

もちろん、このコストはニコンが出すのでわれわれは無関係です。
（その分、カメラレンズの開発が少なくなるという点はあるが、、、。）
われわれへの影響というのは、バージョンアップではなくて、「新規開発」になることです。
プラットフォーム自体が総入れ替えになるからです。
となると、今回のNC4→NXの時のようにノウハウは継承されません。
またわれわれは使いにくいインターフェースと大量のバグのテスターになるわけです。
そういう不便を、われわれユーザーは５年ごとにいやおうなしに甘受しなければならない。
多数派のプラットフォームを選んでいてくれたら、そんな高いコストとユーザーの不便さはなかったはず。

要は、5年後もバージョンアップで済むような多数派のプラットフォームにすべきだった、ということです。

いやいや失礼致しました
私は、あんまりものにこだわらないので、自分で使えないと思ったら
あれこれ要望するよりは、さっさと見切り付ける方なので、
特にソフトは何十回も裏切られていますからねぇ

理想的には、言われるとおりだと思います
ＯＳもwinXPになってから、ほとんど不満もなく、バージョンアップの必要性を感じません
ソフトもある程度完成されてくれば、自分に必要な機能が満足できれば、
バージョンアップも必要なくなりますね
うちのイラストレーターなんて８のままですし、フォトショップもライセンスひとつだけがCSであとは、７のままです

NCももっと機能が増えれば、NXの必要はないでしょうが、これはまだまだ機能不足ですし、すこし不安定でしたね
１万ちょっとのソフトでは仕方ないかなぁ　と思っています

話は変わりますけど、adobeのLightroomはなかなかいいですよ
製品版になると、もっと使いやすくなるでしょう
デジさんの使用目的に合うんじゃないかなぁ

おそらく.Net Frameworkのことを言っているのだと思いますが、であれば話は逆でしょう。
これまでのNikon CaptureはWIN32API上で開発されてきたわけですが、このWIN32APIはすでに設計が古く
WinFX(.NET Framework 3.0)へと切り替えられると言われているんですが。


このWinFXは、.NET Framework 3.0という名前に変わったことからもわかるように、現状の.NET Frameworkをベースに
拡張されたものですから、現時点でプラットフォームの将来性を云々するのであれば、終焉が近いWIN32APIではなく、.NET Frameworkを選択するのが真っ当な判断でしょう。


もちろん、5年も経てばこの.NET Frameworkも大きく変わっているでしょうけど、少なくとも、もはやサポート切れが
見えているWIN32APIよりは将来性があると思いますよ。

ouchさんの書込み見て安心しました。しばらくは大丈夫な技術をベースにしたんですね。

コンピュータ関係の技術革新はすごいでしょうから、今多数派だからといって数年後はどうか分かりませんものね。
ニコンさんの技術陣も、どのベース技術を採用するか一種のカケになるんですね。
今回のカケ、「吉」と出て我々ユーザーにとって魅力的な製品開発に資金を集中できる様になってくれればいいですけどね（祈）

デジさんの懸念されている件は、痛い程良く分かります。

ただ、私はカテゴリーは違えど業界にいる立場から、ouchさんの
御意見が正論であることを知っています。

実際には、数年のスパンでOSが変わり、それに伴いプラットホーム
は変わっているのが実状です。

.Net Frameworkはその意味で、逆にOSに依存しないような考え方
に変わってきたものでもありますが、それが良いか悪いかの議論
をしても、我々には意味が無いといえば無い・・・です (^^;

そういう事で、ソフトウェアがバージョンアップするのは、必要
でもある訳です。

仕方なしにバージョンアップせざるを得ないのか、それがメシの
タネになるのかは、別として。

NXの問題は、これとは別の所にあると思います。
バージョンアップであれば、可能な限り下位互換性を保って欲しい
ものであります。

今回のNXは、既存のNCユーザーにとってデメリットの方が大きいと
いう所に問題があると考えています。

ユーザーを大切にする姿勢であったなら、メジャーバージョンアップ
であれ、歓迎するんですけどね・・・

始めまして．今までＲＯＭでしたが，時々出てみようかと思ってます．
私も，ouchさんの意見が正しいように思いますね．
確かに，.NET は従来とは異なりますが，ＮＸについては，開発環境が変更となったことより，ニコンが，USAのメーカを昨年だったか買収したことでソフトの委託先が変わったためじゃないでしょうか．
委託先ですでにグラフィックスソフトを作っていれば，全てＮＣに合わせることに抵抗があって妥協点じゃないかなと感じています．
いくら買収されてもカラーは残したいでしょうからね．
.NET が少ないのはまだ遅いＰＣが多く使われているためじゃないでしょうか．
ＭＳの開発環境では一番好きなように作りやすいと私は思っています．
それに，無くなっても，ＮＥＴフレームワークを一緒に配布すれば済む問題なのでね．

提携先を選択した時点で決まってたことだったんでしょうね。
もっとプラットフォームに依存しないメジャーな開発環境があるんじゃないですかね。
いずれにせよ、5年ごとにノウハウがリセットされるのは勘弁して欲しいです。

問題は、ここですね。

プラットホームは、ある意味何でも良いです。
OSに依存したって構いません。

それまでのノウハウ、ユーザーからしたら、色んな要望を
出して熟成してきて、確立してきたワークフローを無視
されるのが、我慢なりません。

そうですよね．
使用者としては，同じレールの上を進んでほしいですね．
ソフトを使いたいのでなく，写真を仕上げたいために使うので，
最初からソフトの使い方を覚えなおさないといけないようなことはしたくないですね．
わたしも，購入は先に延ばしています．もう少し使いやすくなってからかな〜 と．
だいたい，優待販売の金額にしても，普通の値段でしたね．

せっかくの機会に、他の既に長期間実績のあるプラットフォームを選択する手があったのでは。
OSに依存しないプラットフォームといううたい文句は知ってますが、いまさらの感があって遅すぎるような気が、、、。
もちろん未来永劫全く無修正でいいというソフトはないでしょうが、あくまで今の少数派陣営なので技術者の教育から必要というのはニコンには負担が重過ぎる。

いっそニコンのとるべき道はNEFファイルの仕様を公開してライセンスで儲けること。
そして今後開発されるボディのNEFファイルの仕様と使用権を販売すること。
あるいはNC4の権利をポスティングにかけること。
そうなればNC5とNX・・・等の複数のソフトが市場で競争することになるからユーザーにとっては選択権が増える。
つまりソフト開発は専門家に任せ、市場原理で良いものを作ってもらう。
この先５年ごとに新規作成して、ニコンが大金を支払い続けるのは勝手だけど、ユーザーをバグテスターに使うのは困る。

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そういうわけで個人的にいろいろ考えてますが、PCはNC4専用マシンで一旦固定化します。
（別に何台かPCあるし）
NC4専用マシンのOSはXPsp2で固定。（NC4のビスタ対応はないだろうし。）
いずれそのマシンのウイルスソフトも５年もたてばサポートが切れるでしょうけど、あくまで現像専用マシンだからネットワークに繋がない。
HPにアップする時だけメディア経由で新マシンに現像後のアップ用データを読み込ませればOK。（そのメディアは使い捨てにする。）
ボディも、D200とD70sとD2X（D2Xs）あたりを買っておけば当面は大丈夫でしょう。
メモリーカードも今あるCFでいけるし。
このボディなら単焦点レンズでもAFできるし。（笑）

現時点のデジタル一眼レフの性能はほぼ満足できるレベルにあるし、故障しなければ特に撮影していて困ることはないので。
カメラが故障しても7年間は修理できるはずだし中古もあるし。
PCも中古のマザーとか５年前の部品が今ちゃんと手に入るし。
何十年も前のカメラでも写真は撮れるし作品は作れるのと一緒。
フィルムはそのうち使えない状況になるでしょうが、今のデジタルカメラとレンズとメモリーカードとNC4と現像専用マシンで使う限りは何も困ることはない。
あと、NikonViewもちゃんと使えるし。

なんか進歩がストップしそうでちょっと怖いですが、その間にSDの次のメモリーカードも決まるでしょう（笑）
多分、マイクロスーパーデータカード（MSDC）だったりして（笑）
と、いいつつ、D40買ったりして（大笑）

写真が目的で、機械の進歩が目的ではないから、
デジさんの達観した考え方は良いのではと思います。
混乱の元は、時の流れなんでしょうね。
私は、Windows3.1時代のソフトを使っているので（代わりが無いのでしょうがなく）、
１６ビットのサポートがなくなったら、先に進めません。
ですから、お気持ちよく分かります。
ちなみに、私の場合は、達観から『静観』『諦観』してます。
・・世の中に逆らってもね・・
と思うほうなので（^_^;）
せわしない時の流れから心を離すと、豊かな気持ちにもなれますし。

・・とは言いながらも、ＮＸはいいですよ。
文句を言いながら使っていると、手に馴染んできます。
これに限りませんが、慣れるまでは大変でも、使い続けることが肝だと思います。

そうですね。より広い環境に対応し、より長期に渡って仕様が変わらず、より多くのユーザーの支持を受けるプラットフォームは
ソフトウェア開発者にとって一種の理想といえるでしょう。

しかし、現状の世の中を見渡してみて、Windows以上にそれが実現されるプラットフォームというのを私は知りません。
唯一対抗できそうなプラットフォームはMacOSくらいでしょうが、こちらはすでにCaptureNXでも対応されていますしね (^^;