しばらく海外にロケハンしていまして、返信が遅くなりました。
PX-5500とPX-G5100の個体差について、Epsonのメーカーの営業幹部と話を致しました。
結論から言いますと、5500は一台々検品、5100は抜き打ち検品で間違いないそうです。

よって5500は殆ど個体差が無いはずで、逆に5100の個体差は、確かにあるでしょうとの答え。

「将来的にはどうなるの？」と聞きますと、
「う〜ん経費もかかるし、今のところはそういった要望も少ないので、このままですね…。」という解答です。

皆さんそれで宜しいですか？問題でしょう？
でしたらどんどんこういうサイトで言いましょう。
彼らもこのサイト知ってますから。
メーカーへのクレームは言い過ぎることはありませんので…。

私ももちろん言いました。大体インクで儲けているんですから、売れ筋の機種こそ個体差をなくすべきです。
Epsonのホームページにも出ている、三好カメラマンもそうですが、
5500と5100は通常使い分けて使うものです。

モニターとのマッチングは原色のブルーを使う5100に分があります。
しかし陰影は5500が素晴らしく、我々プロは使い分けるのが普通です。

おまけに我々が使う5100は一台々検品したものです。
それで最初私もなぜ個体差があるのか分かりませんでした。
ようするに、プロは優遇されているのです。

しかしアマチュアが2台用意するのは現実的には無理でしょう。
インクも5500は都会以外では簡単に手に入りません。
通販で買うしかない地方もあります。

いくら5100が「プロセレクション」と言っても、我々プロに用意する物は全て検品済みで、
普通に買っているアマチュアの方の商品は検品なし、これが現実です。

「一番売り上げのあるアマチュアをなめていると、今に痛い目にあうよ。」
と言って置きましたけど…。

こんばんは。


お疲れさまです、一流アシスタントさんのレスはよく参考にさせてもらっています。


う〜〜ん、そうなんですか。そりゃ１台１台点検していれば、経費がかかって、それが商品の値段に跳ね返ってくるのは確かかもしれません、でも、それをどうにかするのが企業の努力では無いでしょうか？！！
だいたい店頭価格でPX-5500が８万円台、PX-G5100が６万円台ってところですよね。
アマチュアにとってはかなりの値段です、レンズ１本分くらいしますからね、しかも、レンズより商品寿命は短い・・・・。
エプソンしっかりしろ！っと言っておきます。


はい、インク高すぎです。せめてこのクラスなら、インクカートリッジ大きくして、少しでもコストパフォーマンスを上げて欲しいです。


こ、これは羨ましい・・・・デジタルですから、周辺機器への投資も重要である事は分かっているのですが、ついついカメラやレンズにいってしまいます。
まあ、それを反省して、近々PX-5500とカラーマネジメントツールを購入する予定でいます。
プリンターも両方欲しいですが、さすがにそこまで予算はないです。

デジカメになってからはモニターでの鑑賞がほとんどで、本格的に自分でプリントするのは初めてです。
もし、なにか注意する点とか、アドバイスのようなものがあればお願いできますか？

※追記、上記の質問、具体的に書いていないので、質問になってませんね、すいません。え〜なんといいますか、初歩的な事で間違いやすい事とか・・・・いや、これも具体的じゃないな。
まず、実機が来てから、分からない事を聞いた方がよさそうですね。

一流アシスタント さん
いつも偏らない客観的なご意見、アドバイスとても参考にさせて頂いております。

私の持っているPX-G5100も、きっと購入したときは個体差のある一台だったと思います。
その証拠にサービスセンターから修理後帰ってきたら、買った時に印刷したのと、グレーの色が
全く違いました。確認のTel入れたら、「色調整しました。」とのことでした。
6万円もするプリンター、寿命もほんと短いですから、一台ずつ検品して出荷してほしいです。
私は田舎に住んでいるので、PX-5500ではインクを買うのが大変なので買えません。
ただ修理後の印刷結果には満足しております。
ときどき気に入った写真をクリスピアの用紙でA3またはA3ノビに印刷していますが、
光沢感が十分ありきれいです。

今後心配なのは色のバランスというか、色が少し変わっても気がつかず、
大きく変化してからでないと判りづらいので、なにか色見本のようなものを
印刷しておきたいのですが、良いものありますか？
ちなみに印刷時はエプソンのプロフアイルをきちんと使っております。

修理に出して色合いも良くなって帰って来るという事を良く聞きます。メーカーでは
どうやって調整しているのでしょう？。メーカーに出来るなら各個人で調整できるよ
うに調整ソフトなりを出してほしいものです（何故出さないのか不思議）。

HPからは調整できるプリンター、HP Photosmart Pro B9180が出てきます。エプソ
ンからも出してほしいですねこんな機種を。

HP Officejet 6210を最近買って写真印刷をピクトブリッジで印刷してみたが、これ
が中々の出来。B9180買ってみたい誘惑に負けそう。

”atusi さん、こんにちは。

そうですか、HPから自分でカラー調整出来るプリンターが発売されるんですか。
エプソンもそういうの出して欲しいですね。色調整するためのきちんとしたソウトが
付属していないと無理ですね。
エプソンにはいろんな写真加工ソフトみたいのがいっぱい付いていますけど、ハイアマチュアが本当に必要としているソフトが足りないような気がします。

それから、マクロフラッシュさん、ゆーみんさんもこんにちは。

早速ですが、お二人にお勧めなのが「カラーマネジメント　ガイド」という本です。
アスキー社発行で、著者は「世良　歩」氏です。

マクロフラッシュさんは、カラーマネジメントツールを導入されるということですから、この本の中身は全て役立つと思いますし、ゆーみんさんは、色見本を希望されていらっしゃいますが、
この本には、素晴らしいCDが付属しております。
我々プロが使う色見本、具体的に言いますと、背景をスケール諧調のあるグレーにし、
人物を写したデータ、それとフルーツや花を使い、多彩な色を表現したもの。

上記2つのデータが2L判サイズの写真用紙で印刷できるように、収められております。
これがあれば、常に同条件で色々なプリンターの色比較ができますし、
またお使いのプリンターの経年変化もわかります。

さらに、CMYK印刷した場合に、どのように印刷されるかも一目で分かるように、
PRO!GRACE SOFTという用紙を使用して、本の中で実際にそのデータを印刷したものまで、
掲載しております。

素晴らしい本ですが、価格が3,150円します。
一度立ち読みされて下さい。”

一流アシスタントさん、アドバイス有り難うございます。

早速、近くで一番大きい本屋に行ってきました。
もしかしたらないかも・・・・と思いましたが、ちょっと汚くなっていましたが、一冊ちゃんとありました。
せっかくなので、ゆっくり読もうと思い、買ってきて今に至ります。
これくらいの厚さなら、読むのにも時間もかからなそうですし、素人でも書いてある事はだいたい分かります。
プリンターは手に入ったので、あとはカラーマネジメントのハードとソフトですが・・・・これがちょっと手に入れるのに時間がかかりそうです・・・・。
まずは付属のCD-Rの画像を使って、色合わせしてみるつもりです。
ありがとうございました。

”最近出たばかりのモニターのカラー調整ツール「Huey」、使ってみました。
結論、定価14,800円なら文句なしです。
皆さんも店頭でぜひお試し下さい。

私は常にカメラバッグに携帯することにしました。

厳密には、CMS（カラーマネジメント）ツールとは言えない物ですが、アドビガンマよりはるかに良いです。
CMSされてない他人のパソコンで写真を鑑賞する際に、これを使いたいですね。

CMSツールは、これからどんどん進化して、きっと低価格で良いものが出てくる事と思います。楽しみですね。”

”> 最近出たばかりのモニターのカラー調整ツール「Huey」、使ってみました。

私も購入して使いました。モニターのカラー調整って無頓着だったのですが、
全てオートで調整してくれるこのツールは便利ですね。
調整前と調整後の色味が全然違っていたのも驚きです。
いままで、何を見ていたんだろうという感じです。

室内照明に応じて、常時微調整をしてくれるというのもありがたいです。”

実は私、仕事でCMS（カラーマネジメント）の講師もしております。
教わる方の殆どが、モニターの色について無頓着な方達でしたが、
たった一回の講義で、目から鱗が落ちたかのように変わります。
そういう皆様に、この「Huey」を勧めることにしました。


これは「Huey」だけの全く新しい機能ですね。
実はこれが良し悪しなんですが、「Huey」に関しては成功していると思います。

いずれにしてもこんな安い価格で、手軽にモニター調整が出来るんですから、
素晴らしいですね。
「Huey」で調整して、プリンターのプロファイルを使って印刷すれば、
今までプリンターの色補正を使用して印刷していたのとの違いが良く解ると思います。

プロが使うツールがあまりに高かったので、なかなかお勧めできなかったんですが、
やっと「カラーマネジメント」が、これから身近になりそうな気がしております。