Ｄ２００を愛用しているものですが、Ｄ２００にはご存知の通り、自動感度制御装置がありますよね。そこで、ふと疑問に思って、素人質問をすることになりました。

「手ぶれしにくいシャッター速度はどのくらいからなのでしょうか？」
特に自分は、あまり三脚を持ってウロウロしたくないタイプの人間なので、できれば手持ちでぶれないシャッター速度を教えてください。もちろん個人差もあるとは思いますが・・よろしくお願いします・

銀塩時代によく言われた手ブレ限界のシャッター速度である１／焦点距離で宜しいか
と思います。デジタル一眼レフではこの焦点距離を35mm換算で考えれば良いでしょう。

例えば50mmレンズを使用しているときの手ブレ限界は１／７５秒と言った具合です。
もちろん、技量により多少差があるのですが、参考値にはなると思います。

上級者ならもう少し低いシャッター速度でもブレにくいと言われますが、わたしの周
りでは技量が上がるにつれて見る目(許容するブレ量)も厳しくなるようで、やはり多
くの方がこの辺りのシャッター速度に落ち着くようです。

個人差は考えないで、一応の目安として言われているのは、［１／焦点距離］のシャッタ速度ですね。ＡＰＳサイズの一眼デジカメの場合は、［１／（焦点距離＊１．５）］となりますね。

３５ｍｍ画角換算で５０ｍｍレンズなら１／５０秒が手ブレしない限界という感じです。

なお、私なら２段、３段遅くて大丈夫なんていう猛者は、こちらの掲示板には沢山いらっしゃるかも知れません。

そういう方の場合・・
(1)小型三脚を胸当てする
(2)カメラを顔面で固定する（鼻の低さが長所になります）
(3)ストラップを大リーグ養成ギブス（古い）のように腕に巻き付ける、
(4)木に寄りかかる（木遁の術）
(5)腕力を鍛える・・・等など
といった対策をして、少しでもこの手ブレ限界を超える努力もしているんですね。

※仙人クラスになると、レリーズの瞬間、心臓も止めるそうです（嘘）
　

まあちゃんさん、


(4’)として、「カメラを持つ姿勢を低くする」というのもあるかとおもいます。
立ち姿勢よりも膝立ちとかお尻を地面につけるというのも効果がありますよ。
地上付近の付近の被写体だと肘を地面につけるというのもかなり安定します。

あっいいですね。
それは土遁の術、石遁の術ですね。
（^_^;）

一般的には、１／レンズの焦点距離といわれていますが
APS-Cなのでさらに1.5倍のシャッタースピードが必要といわれています

ですが、これはせいぜい２L サイズ程度の大きさで見たときに
ブレ幅がわからないと言うことで、パコソン画面で等倍表示などしたときには
当然ブレが目立ってきます

高画素機が手ぶれにシビアという話をよく見ますが、いままでせいぜい四つ切り
程度しか伸ばさなかった写真を、全倍に伸ばしてチェックするのと同じで、
今までもあったものが、より明確にわかってきただけです

どのように鑑賞されるかで許容量は変わりますので、一概には言えませんが
この掲示板を見に来られるくらいのカメラマニアなら、しっかり構えていれば、
APS-Cでも1/焦点距離のシャッタースピードで、１７インチモニターいっぱいの
サイズでなら（プリントだとA3くらい）問題ないと思います

みなさんと同じく、［１／（焦点距離＊１．５）］
でしょう。

ちなみに私はＤ２００で自動感度制御は1/160秒にしてます。

VR18-200ｍｍつけてVR効かせて、この辺かなということで。

答えはないですね。
銀塩時代には「焦点距離分の１」と言われました。
50ミリなら1/50 → 1/60（系列に当てはめると）
200ミリなら1/200 → 1/250（同上）等です。
ただしAPS-Cサイズなので、×1.5倍で考える必要があります。
それで、50ミリなら1/75 → 1/125
200ミリなら1/300 → 1/500　というのが一応の結論です。

ところが問題があります。
第1に、この速度は良像率50%の場合です。
つまり、この限界速度で10枚撮れば5枚はぶれているということです。
これでは実用になりません。
実用上は、この速度より2段くらい上でしょう。
銀塩50ミリなら1/250秒くらい。
従ってAPS-Cなら1/500秒くらいでしょう。

第2に、デジタルでは簡単に拡大できてしまうということです。
そもそも銀塩ではどのサイズで見る場合の話だったのかが不明ですが、
白黒の場合はコンテスト等で四つ切が標準だったので、四つ切ですかね。
（被写界深度の話だとキャビネですが、手ブレはまた別の話ですから）
いずれにせよデジタルでは「ピクセル等倍で見る」というのが「普通」みたいなので、
このシャッター速度ではブレブレでしょう。

第3に、画素数による差です。ただし、ピクセル等倍での話。
400万画素のD2Hと1200万画素のD2Xをピクセル等倍同士で比較すると、
D2Xの方がルート3倍=1.73倍ぶれが目立ちやすくなります。

第4に、焦点距離によって必ずしもリニアではないことです。
焦点距離分の１とは、あくまで50ミリ近辺での話です。
1000ミリのレンズを手持ちで1/1000秒でぶれないかといえば、とうてい無理です。
（デジタルなら1/1500秒ですが、当然の如く手持ちではぶれるでしょう。）

第5に、やはり個人差は大きいということです。
銀塩の場合でも、50ミリで1/15秒でぶれないプロもいれば、1/500秒でぶれるアマチュアもいます。
これはデジタルでも同じです。

一般的には、1/焦点距離といわれていますが。
APS-Cサイズの場合、画角がx1.5なので、1/(焦点距離*1.5)が必要だと思います。

画角だけで見ても。

さらに、高画素になる度に手ぶれにシビアといわれ続けています。
その辺を考えると、僕はだいたい1/（焦点距離*2）〜1/（焦点距離*3）くらいが妥当なのではないかと思っています。

ですので、50mmであれば、1/100〜1/150秒程度ではないかと思います。

D一桁＋AF-S 28-70mm/F2.8Dだとこれだけで2.5kg近いので、それくらいないと重くてぶれます（メガネをかけているのであまり頭で支えられないというのもありますが）。

先生方、ありがとうございました。
１/焦点距離(×１．５）ですか、実にわかりやすいです!!今までわけも分からず、低速制限設定を１/60秒と設定していた自分が情けない・・・しかも、どのレンズをつけていても・・また、分からないことがあれば、書き込みしますので、ご指導よろしくお願いします！！今後はブレだけでなく、心臓も止められるようがんばります（笑）