黄色リングのその後 (4) まあちゃん 2007/05/07(Mon) 04:54 No:31997 ID:26192d3c8e71436
yさんへ、
以前、教えていただいた『色飽和で黄色リングが出る』との話で、フィルタを試してみました。
結論から言うと、C2フィルタ(色温度変換フィルタ)をレンズにつけることで、
黄色リングはいくらか改善されるような感じです。(あくまで私の目でみて)
添付写真のような赤色寄りに白飛びする箇所は、黄色リングが目立ちそうですが、
気になるほどの黄色リングはありません。
黄色リングは、もともと赤色のみが色飽和した箇所です。
C2フィルタは赤色光を選択的に減じるので、赤色の色飽和を抑制します。
その結果、黄色リングを抑制できるとみたいですね。
C2フィルタによる色温度変化は僅かで、ホワイトバランスの調整範囲内でもありますから、C2フィルタによる色あい変化も無視できる程度と思います。(私の目でみて)
yさんは、黄色リングを避けるために、マイナス露出で光全体を減じていましたが、
C2フィルタを保護フィルタ代わりに使えば、黄色リングの悩みは少しは減るかも知れません。
以上、ご参考まで。
Re: 黄色リングのその後 まあちゃん 2007/05/07(Mon) 05:04 No:31998 ID:26192d3c8e71436
> 結論から言うと、C2フィルタ(色温度変換フィルタ)をレンズにつけることで、
> 黄色リングはいくらか改善されるような感じです。(あくまで私の目でみて)
> 添付写真のような赤色寄りに白飛びする箇所は、黄色リングが目立ちそうですが、
> 気になるほどの黄色リングはありません。
C2フィルタ使用例
もっと人の顔に近い被写体で・・
いかがでしょう。
Re: 白飛び寸前の色転び ぴぐもん 2007/05/07(Mon) 23:10 No:32005 ID:b1ae7de498abb89
赤の反対(補色)はシアンです。
緑の反対(補色)はマゼンタです。
青の反対(補色)は黄色です。
色(色相)をデジタル数値化する時、赤と緑と青の各色の比率で表現します。
人肌(日本人)は 赤>緑>青の比率です。
この人肌にあてる光量をどんどんあげていくと、まず赤が飽和します。
飽和部は比率的に赤が足らなくなってきます。
赤の反対(補色)はシアンです。
よって飽和部の肌色は「シアンがかった肌色」になります(が、これは目立ちにくいです)
さらに光量をあげていくと、今度は緑も飽和します。
この部分は、人肌に対しては赤と緑が足らないのですが
人間の視覚上「白に対して青が足りない」と見えてしまいます。
青が足りない=青の反対(補色)の黄色に見えることになります。
これは純粋な黄色になるため、かなり目立ちます。
これが人肌を写した時の、白飛び寸前の黄色への色転びの原因です。
黄色への色転びを抑制する目的であれば、赤だけではなく、緑も減じる必要があります。
ですから、、、単純にマイナス補正の方がお手軽だと思いますよ。
Re: 白飛び寸前の色転び まあちゃん 2007/05/08(Tue) 00:21 No:32006 ID:26192d3c8e71436
Re: 黄色リングのその後 M-KEY 2007/05/07(Mon) 06:36 No:31999 ID:02983677ea7180c
> 黄色リングは、もともと赤色のみが色飽和した箇所です。
> C2フィルタは赤色光を選択的に減じるので、赤色の色飽和を抑制します。
> その結果、黄色リングを抑制できるとみたいですね。
> C2フィルタを保護フィルタ代わりに使えば、黄色リングの悩みは少しは減るかも知れません。
カメラ内部で色温度などを調節できるので、カラーフィルターは必要無いと
いうのがデジタルカメラの利点なんですが、やっぱり分光特性というか、
色にかんしてはデイライトを基準にしていると思われ、極端に偏った光源とか
特定の色の飽和を抑制するには、カラーフィルターは有効だという事ですね。
カラーフィルターによる解像低下や光量減少のデメリットよりも色飽和抑制の
メリットが上回るなら、積極的に使ってみるというのも良さそうですね。
これは色々と試してみる価値がありそう!