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返信数(全 3 件)
色の説明
まっつん
2008/06/29(Sun) 19:49 No:52
・
Re:色の説明
ムーミンパパ
2008/07/05(Sat) 00:32 No:53
・
Re:Re:色の説明
まっつん
2008/07/05(Sat) 17:39 No:54
・
Re:Re:Re:色の説明
miura
2008/08/28(Thu) 20:43 No:56
new
色の説明
(3)
まっつん
♂
50〜54才 2008/06/29(Sun) 19:49 No:52
ID:4b4dfd365842c98
どこのフォーラムに投稿したら良いか迷ったのですが、’写真撮影技術’にしまし
た。
D200を使っています。いつも撮影後液晶画面でヒストグラムで白とびや黒つぶ
れを確認していたのですが、ヒストグラムでOKと判断した写真が、後でRGB別
のヒストグラムで見てみると、たとえはRedが飛んで(飽和して)いたりしま
す。今は撮影直後にRGB個別のヒストグラムで確認するようにしています。飽和
した、まっか、まっさお、まみどりが同時に同一ピクセルに合成されていた場合に
白とびになるので、合成したヒストグラムがOKでも、分離して見るとだめなこと
があるのは当然ですが、ここで良く分からないことがあります。
合成のヒストグラムの横軸は、左端が真っ黒、右端が真っ白の明度を表しています
が、RGBに分解したときの横軸は何を表しているのでしょうか。カメラの露出
補正をマイナスにすると飽和が改善されるので、やはり明度かなと思うのですが、
飽和しているまっか、まっさお、まみどりは明度的には中間グレーであって、
では横軸は、何? 彩度?ではないですよね。
カメラやレタッチソフトの操作上では、どう設定すれば良いか分かってるつもり
ですが、この色の数値的な意味をもっと理解したいと考えています。
そこで、どなたか、このデジタル機器の色表現上の数値的、工学的な説明をきちっ
と書かれている書籍などご存知なら教えていただきたく、お願いします。
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返信
Re:色の説明
ムーミンパパ
♂
50〜54才 2008/07/05(Sat) 00:32 No:53
ID:27260b46fd9a7b2
私の理解している範囲のお答えですので間違えているかもしれませんが
横軸は、RGBの各レベルです
RGBがまったく同じなら、無彩色なのでモノクロ
差が大きいと、色がつき、彩度の大きさになるわけです
私がよくわからないのは、縦軸なんですが、各ピクセルの
積算だと思っているのですが、どうなんでしょうね?
テレビだと、
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070314/ezsp04.jpg
こういう表示方式で明るさを表示します
縦軸は明るさ、縦のにじみは、彩度
横軸は、画面の上のほうからの位置です
こういう方式にしてくれると、慣れているせいかわかりやすいんですが
参考になった
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Re:Re:色の説明
まっつん
♂
50〜54才 2008/07/05(Sat) 17:39 No:54
ID:4b4dfd365842c98
>>53
ムーミンパパさん
返信ありがとうございます。どなたからもなかなか返信がないので、
だれも興味がないのかと心配していました。
>私の理解している範囲のお答えですので間違えているかもしれませんが
>横軸は、RGBの各レベルです
このレベルというのは定量的には何でしょうか?
>RGBがまったく同じなら、無彩色なのでモノクロ
>差が大きいと、色がつき、彩度の大きさになるわけです
この辺は理解しているつもりですが。。彩度がよく分からない。。
>私がよくわからないのは、縦軸なんですが、各ピクセルの
>積算だと思っているのですが、どうなんでしょうね?
私もそう理解しています。ピクセルの数ですね。
>テレビだと、
>
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070314/ezsp04.jpg
>こういう表示方式で明るさを表示します
>
>縦軸は明るさ、縦のにじみは、彩度
>横軸は、画面の上のほうからの位置です
>
>こういう方式にしてくれると、慣れているせいかわかりやすいんですが
残念ながらテレビの方はまったく知識がないので、まずはデジタルカメラで
理解しようと思っています。
投稿した後、amazon.co.jpで 色彩工学という本を見つけ購入しました。
学術的な専門書なので気合が必要で、5000円近くもしたので、がんばって
いますが、ゴールできるかどうか。。
RGBを理解する上で感覚的に分かりづらいのは、一番濃い(彩度の高い?)
赤、緑、青を合わせると白になるのに、それより薄い(白っぽい)赤、緑、青
でグレーになり、それより暗い赤、緑、青を合わせるとそれもグレー?。。
明るさ(明度?、輝度?)と色彩の感覚が、人間の感覚から理解しづらいのが
原因かと思います。
白黒の世界だと、明るさだけなので非常に分かりやすいのですが、色がからんで
くるととたんに分かりづらくなってしまいます。さらに彩度って何?。。明るさ
ではないですよね。色飽和しているということは、彩度が限界を超えていると
理解していたのに、マイナス補正すると改善するのはなぜ?。。
せっかく買った専門書なので、頑張って見ます。
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返信
Re:Re:Re:色の説明
miura
♂
2008/08/28(Thu) 20:43 No:56
ID:32fc58dedc82f8f
>>54
カメラ:D2x
返信が非常に遅くなり、もうすでに疑問が解決しているかもしれませんが、私が分かる範囲でムーミンパパさんの回答に補足説明を加えたいと思います。
私は「カメラフォーラム」または「画像処理・編集ソフト掲示板」のどちらかを見ることが多く、「写真撮影技術」は今回が初めての閲覧です。
今回のご質問を「画像処理・編集ソフト掲示板」にあげていただけたなら、もっと早い時期に返信が出来たと思います。
ヒストグラムの横軸はR,G,Bまたは明るさ(輝度)を表します。
デジタルカメラの場合は、RAWであっても0から255までの256段階の輝度に変換して、
左端は0(最低の輝度)、右端は255(最高の輝度)の位置を表します。
ヒストグラムの縦軸は対象画像に含まれるR,G,Bまたは明るさ(輝度)の0から255に対する出現頻度を全画素数で割った比率に対応します。そして、出現頻度が0を縦軸の0とし、最高の出現頻度の比率を縦軸の最上位としてグラフを表示します。
>合成のヒストグラムの横軸は、左端が真っ黒、右端が真っ白の明度を表しています
>が、RGBに分解したときの横軸は何を表しているのでしょうか。
合成のヒストグラムの横軸は画素の明るさ = 輝度(0から255)に対応します。
R,G,Bに分解したときの横軸はそれぞれR,G,Bの輝度値(0から255)に対応します。
合成のヒストグラムの輝度 Y は、R,G,Bの輝度値から以下の数式により計算されます。
Y = 0.299 x R + 0.587 x G + 0.114 x B
デジタルカメラで確認することが出来る4種類のヒストグラムはいわゆる色彩の三原色と言われるR,G,Bの輝度値またはこれらから計算された輝度Yの出現頻度を表すグラフです。
色の表現方法はR,G,Bの輝度値で表す方法のほかにも色々な方法があります。そのひとつがニコンキャプチャNX2にも採用されているH,S,Bによる表現です。
Hは色相(色味)を表し、0から360までの数値で表されます。そして、360を越えると360を引いた数値に変換されます。色相(色味)は、H=0から赤→オレンジ→黄色→緑→水色→青→青紫→赤紫→赤のように変化します。
Sは彩度と呼ばれ、0では無彩色になり、S>0では数値が大きくなると鮮やかな色になります。
NX2では0から100の範囲となります。彩度は色の濃さを表します。
Bは明るさを表し、0では黒になり、数値が大きくなると明るくなります。
NX2では0から100の範囲となります。
それから、R,G,Bの輝度値が等しい色、例えばR=G=B=255は最も明るい白色となり、R=G=B=0は最も暗い黒となります。そして、R=G=B=100などは少し暗い白またはグレイとなります。このようにR,G,Bの輝度値が等しい色を無彩色と言い、色味の無い色という意味です。
>色飽和しているということは、彩度が限界を超えていると
>理解していたのに、マイナス補正すると改善するのはなぜ?。。
RAWで撮影しておくと、NX2でマイナス補正することで多少の色飛びは回避することが出来ます。「表示」→「白とび表示」をクリックして、画面が真っ黒でなければR,G,Bのいずれかが飽和していることになります。
過度な飽和の場合は救うことは出来ませんが、ある程度の飽和ならば「表示」→「白とび表示」をクリックして、「クイックフィックス」→「露出補正」のスライダをマイナス側にスライドして画面が真っ黒になるようにすれば飽和が回避されます。
RAWでなくJPGで撮影した場合は「調整」→「レベルとトーンカーブ」でグラフの右上端の黒丸を外側に引っ張る感覚で少し右下に移動すると真っ黒に変化すると思います。
R,G,Bの輝度値はすべて0から255までの値となるので、明るすぎる被写体に対して露出補正が適正でない場合には、R,G,Bのいずれかまたはすべてが255となり実際の色とは異なる色として記録されてしまいます。これを色飽和といいます。色飽和を避けるためにはR,G,Bの輝度値はすべて254以内となるように露出補正する必要があります。撮影時に適正な露出補正がなされなかった場合でも、ある程度であれば上で説明した方法によって色飽和を回避することが出来ます。
>投稿した後、amazon.co.jpで 色彩工学という本を見つけ購入しました。
>学術的な専門書なので気合が必要で、5000円近くもしたので、がんばって
>いますが、ゴールできるかどうか。。
色彩工学 大田 登著 東京電気大学出版局でしょうか?
私が所有しているのは、1996年第1版第2刷発行で4400円のものです。
>カメラやレタッチソフトの操作上では、どう設定すれば良いか分かってるつもり
>ですが、この色の数値的な意味をもっと理解したいと考えています。
ニコンキャプチャNX2で色彩の調整を行うには、「カラーコントロールポイント」を利用して、「カラーピッカー」で調整したい位置の色を色相調整用の大きなリングの適当な位置をクリックしてから、三角形内部の適当な位置をクリックして微調整して、H,S,Bの数値を直接入力で微調整すると、スピーディーに希望する色彩に調整することが出来ます。
「ニコンキャプチャNXの使用方法」については、
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se424945.html
からダウンロードしてご利用下さい。
H,S,Bによる色の確認や色彩理論のまとめについては、
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se427567.html
からダウンロードしてご利用下さい。
参考になれば幸いです。
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た。
D200を使っています。いつも撮影後液晶画面でヒストグラムで白とびや黒つぶ
れを確認していたのですが、ヒストグラムでOKと判断した写真が、後でRGB別
のヒストグラムで見てみると、たとえはRedが飛んで(飽和して)いたりしま
す。今は撮影直後にRGB個別のヒストグラムで確認するようにしています。飽和
した、まっか、まっさお、まみどりが同時に同一ピクセルに合成されていた場合に
白とびになるので、合成したヒストグラムがOKでも、分離して見るとだめなこと
があるのは当然ですが、ここで良く分からないことがあります。
合成のヒストグラムの横軸は、左端が真っ黒、右端が真っ白の明度を表しています
が、RGBに分解したときの横軸は何を表しているのでしょうか。カメラの露出
補正をマイナスにすると飽和が改善されるので、やはり明度かなと思うのですが、
飽和しているまっか、まっさお、まみどりは明度的には中間グレーであって、
では横軸は、何? 彩度?ではないですよね。
カメラやレタッチソフトの操作上では、どう設定すれば良いか分かってるつもり
ですが、この色の数値的な意味をもっと理解したいと考えています。
そこで、どなたか、このデジタル機器の色表現上の数値的、工学的な説明をきちっ
と書かれている書籍などご存知なら教えていただきたく、お願いします。
横軸は、RGBの各レベルです
RGBがまったく同じなら、無彩色なのでモノクロ
差が大きいと、色がつき、彩度の大きさになるわけです
私がよくわからないのは、縦軸なんですが、各ピクセルの
積算だと思っているのですが、どうなんでしょうね?
テレビだと、
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070314/ezsp04.jpg
こういう表示方式で明るさを表示します
縦軸は明るさ、縦のにじみは、彩度
横軸は、画面の上のほうからの位置です
こういう方式にしてくれると、慣れているせいかわかりやすいんですが
返信ありがとうございます。どなたからもなかなか返信がないので、
だれも興味がないのかと心配していました。
このレベルというのは定量的には何でしょうか?
この辺は理解しているつもりですが。。彩度がよく分からない。。
私もそう理解しています。ピクセルの数ですね。
残念ながらテレビの方はまったく知識がないので、まずはデジタルカメラで
理解しようと思っています。
投稿した後、amazon.co.jpで 色彩工学という本を見つけ購入しました。
学術的な専門書なので気合が必要で、5000円近くもしたので、がんばって
いますが、ゴールできるかどうか。。
RGBを理解する上で感覚的に分かりづらいのは、一番濃い(彩度の高い?)
赤、緑、青を合わせると白になるのに、それより薄い(白っぽい)赤、緑、青
でグレーになり、それより暗い赤、緑、青を合わせるとそれもグレー?。。
明るさ(明度?、輝度?)と色彩の感覚が、人間の感覚から理解しづらいのが
原因かと思います。
白黒の世界だと、明るさだけなので非常に分かりやすいのですが、色がからんで
くるととたんに分かりづらくなってしまいます。さらに彩度って何?。。明るさ
ではないですよね。色飽和しているということは、彩度が限界を超えていると
理解していたのに、マイナス補正すると改善するのはなぜ?。。
せっかく買った専門書なので、頑張って見ます。
私は「カメラフォーラム」または「画像処理・編集ソフト掲示板」のどちらかを見ることが多く、「写真撮影技術」は今回が初めての閲覧です。
今回のご質問を「画像処理・編集ソフト掲示板」にあげていただけたなら、もっと早い時期に返信が出来たと思います。
ヒストグラムの横軸はR,G,Bまたは明るさ(輝度)を表します。
デジタルカメラの場合は、RAWであっても0から255までの256段階の輝度に変換して、
左端は0(最低の輝度)、右端は255(最高の輝度)の位置を表します。
ヒストグラムの縦軸は対象画像に含まれるR,G,Bまたは明るさ(輝度)の0から255に対する出現頻度を全画素数で割った比率に対応します。そして、出現頻度が0を縦軸の0とし、最高の出現頻度の比率を縦軸の最上位としてグラフを表示します。
R,G,Bに分解したときの横軸はそれぞれR,G,Bの輝度値(0から255)に対応します。
合成のヒストグラムの輝度 Y は、R,G,Bの輝度値から以下の数式により計算されます。
Y = 0.299 x R + 0.587 x G + 0.114 x B
デジタルカメラで確認することが出来る4種類のヒストグラムはいわゆる色彩の三原色と言われるR,G,Bの輝度値またはこれらから計算された輝度Yの出現頻度を表すグラフです。
色の表現方法はR,G,Bの輝度値で表す方法のほかにも色々な方法があります。そのひとつがニコンキャプチャNX2にも採用されているH,S,Bによる表現です。
Hは色相(色味)を表し、0から360までの数値で表されます。そして、360を越えると360を引いた数値に変換されます。色相(色味)は、H=0から赤→オレンジ→黄色→緑→水色→青→青紫→赤紫→赤のように変化します。
Sは彩度と呼ばれ、0では無彩色になり、S>0では数値が大きくなると鮮やかな色になります。
NX2では0から100の範囲となります。彩度は色の濃さを表します。
Bは明るさを表し、0では黒になり、数値が大きくなると明るくなります。
NX2では0から100の範囲となります。
それから、R,G,Bの輝度値が等しい色、例えばR=G=B=255は最も明るい白色となり、R=G=B=0は最も暗い黒となります。そして、R=G=B=100などは少し暗い白またはグレイとなります。このようにR,G,Bの輝度値が等しい色を無彩色と言い、色味の無い色という意味です。
過度な飽和の場合は救うことは出来ませんが、ある程度の飽和ならば「表示」→「白とび表示」をクリックして、「クイックフィックス」→「露出補正」のスライダをマイナス側にスライドして画面が真っ黒になるようにすれば飽和が回避されます。
RAWでなくJPGで撮影した場合は「調整」→「レベルとトーンカーブ」でグラフの右上端の黒丸を外側に引っ張る感覚で少し右下に移動すると真っ黒に変化すると思います。
R,G,Bの輝度値はすべて0から255までの値となるので、明るすぎる被写体に対して露出補正が適正でない場合には、R,G,Bのいずれかまたはすべてが255となり実際の色とは異なる色として記録されてしまいます。これを色飽和といいます。色飽和を避けるためにはR,G,Bの輝度値はすべて254以内となるように露出補正する必要があります。撮影時に適正な露出補正がなされなかった場合でも、ある程度であれば上で説明した方法によって色飽和を回避することが出来ます。
私が所有しているのは、1996年第1版第2刷発行で4400円のものです。
「ニコンキャプチャNXの使用方法」については、
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se424945.html
からダウンロードしてご利用下さい。
H,S,Bによる色の確認や色彩理論のまとめについては、
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se427567.html
からダウンロードしてご利用下さい。
参考になれば幸いです。