初めて投降させて頂きます。

ニコンAF ED 180mmF2.8を買おうと中古レンズを探しているのですが、
SタイプとDタイプというのがあることに気づきました。
調べたのですが、Sタイプは古い（？）ため、故障の際に部品がなくなることがあるらしいのですが、
値段の安さに惹かれています。　AFの作動音も静かなのでしょうか？(SはサイレントのS?)

実際のDと非Dの性能の違いはどうなのでしょうか？
どちらを買うことをオススメしますか？
よろしくお願いします<(_ _)＞

Rankさん、はじめまして。

Sの由来は私も詳しくないので別の方の投稿にゆずるとして、
Dタイプと非Dタイプの違いは、レンズからボディへ距離情報
を伝達できるか否かにあります（前者は可能、後者は不可）。
Dという名もおそらく距離＝DistanceのDではないかと愚察
します。
ただ、距離情報そのものは極論すると純正や一部の社外品
スピードライトを使用した際、D-TTL等と呼ばれる距離情報に
応じた調光機能を利用できるかどうかに関わってきます。
ご希望のレンズを使ってスピードライト撮影をされるかどうか
が、Dタイプにするか非Dタイプにするかのポイントではない
でしょうか。

ご参考となれば幸いです。

SはＡｉ−ＳのＳと同じ意味で自動絞りレバーがリニア−
（ニコンＦ4／ＦＡなどでシャッター優先などが可能になります。）
ということで、あまり気にしないでください。
（ＡＦ−ｓはレンズ内モーターなのでスピード／サイレントと思ってＯＫですが）

Ｄは３Ｄマルチパターン測光
（フォーカスエリアの合焦情報を考慮したパターン重み付け）
に対応したレンズということで電子系部品の変更が主になります。
で、恩恵については私自身はマルチパターン測光の
コッソリとした重み付け変化が生に合わないので
スピードライト時のＧＮを超えた金属反射のキャンセルにしか
恩恵を感じません。

ですので補修部品が違ってくることが多いですが光学的には
135/2など全く変わらないものも多いです。
一部のレンズでＤ化時にレンズ構成が改良されたものもがあります。
有名なところでは
２８／２．８は光学系が変更されました。
８０−２００／２．８は光学系は同じですがフィルター枠が回転しなくなりました。
あとは何かあったかな

Ｄタイプは新しいコーティング（NSIC）になっています
ので、逆光性能が向上しておりヌケも良いです。
コーティングは階調、カラーバランスに影響しますので
ここは素直に（笑）Dタイプを購入される事を勧めます。

ニコンがコーティングを一新したのは確か1996年以降に製造されたレンズ（ＭＦも含む）だったので、それ以前にＤタイプ化されたレンズについては、中古市場では新旧コーティングが混在していると思われます。
外観でその差異を認めるのは不可能ですし、実際写りにどの影響するのかも悪条件で仔細に比較しなければ分からない程度かと思いますが、私が以前所有していたＡＦ１８０mmＦ２．８ｓは、シャープさ抜けの良さ、逆光性能は文句なかったです。（色乗りは、あっさり系でしたが）
中古価格は、上程度でＳタイプなら３万円、Ｄタイプでは４〜５万円位ならお買い得かと。

基本的にはＤタイプをおすすめします。
コーティングの違いもありますが、やっぱり修理の問題が大きいです。
（機能的な点では、スピードライト撮影でも結果にはたいして差はでません。）
たとえば、掃海艇に同乗してとか砂漠の撮影なんかの悪条件下のために
使い捨てのつもりで格安に買うのならいいですが、
わずかな価格差で非Ｄタイプを買ってすぐに故障、修理不能じゃ悲し過ぎます。

ちなみにコーティングは慣れていれば見ただけで判断可能です。新コーティングはアンバーが強いです。同光学系の新品レンズと較べたら分かりやすいです。
それに180mmF2.8はもともと逆光に強いですから旧コーテイングでも￥5000ほど安かったら買っていいと思います。


Ｓタイプならもう少し安くないと買いにくいですね。25000以下ならいいかな？
（実際ズームの下取りは二束三文になっていますし…）

みなさま、たくさんの書き込みありがとうございます。

高くてもDタイプをかった方がよい、ということを確認してすぐ、インターネットで
かなりいい値段で中古のものを見つけてしまいまして、さっそく購入してしまいました(^^;;

みなさま色々ムズカシイ単語を使っていて、半分も理解出来ていないんですが、
一つ一つ勉強していこうと思います。　旧コーティングかどうかは確認せずに買ってしまいましたが
今の自分にはそれほどまで大事なことではないと思います（勉強不足なので）。
レンズが手元に届いたら、さっそく色々とってみようと思います。
今回は、皆様ありがとうございました<(_ _)＞