AFSVR70-200F2.8を買って何回か撮ってみました｡確かに､手ブレが見事
に補正されているものもあるのですが､効果が無い場合もあります｡

おそらく､今の手ブレ補正は垂直方向と水平方向､その両方が合成された
斜め方向のブレには効果があるのだが､カメラが回転する方向や前後的
にカメラが動いた場合（この場合ピントボケになる）には効果が無いの
ではと思います｡

あまり､手ブレ補正を過信せずにシャッター速度を上げて撮るか､三脚に
つけて撮るのがやはり基本なのではないかと､思いますがどうでしょうか｡

それが正解だと思います。被写体ブレも防げないし、
あくまでＶＲは撮影可能領域をひろげるための補助的なモノでしょう。

私はまだ　VRレンズは持ち合わせておりませんが、構造上は民生用ビデオカメラの手ぶれ補正と同様だと認識しています。
だとすれば　上下左右は補正が利きますが回転ベクトルには対応できないと思っています。
一眼レフカメラの場合シャッターに力が入れば入るほど右下がりの回転ベクトルが働き、仕上がりも右のほうが流れた失敗を繰り返します。
特にスポーツ写真など決定的な被写体を追いかけると意識していてもだめな場合があります。
もちろんプロの方はこんな失敗はないとは思いますが。
そこでVRレンズお持ちの方、回転方向のぶれの補正がどの程度お伺いしたいのですが。

私はＶＲ使っていますけど、結構効果あると思いますよ。
回転ベクトルにどのくらいかについてはわかりませんが、VR80-400は結構重いので、手持時の長時間はつらいものがあり、水平・垂直だけでなく複合的なブレが出ていると思うのですが（自分がヘタなだけですが）、D100でもブレはほとんど感知できません。
意図的に回転させればわかりませんが、撮影の一瞬のブレにはほとんど対応出来ると思います。
回転ベクトルって、分解すれば水平＋垂直の組み合わせですよネ、そうであれば、補正ユニットで感知して適正に光軸を補正してくれると思います。メーカーも言っていますが、あくまでも三段（最大でも）ですが、、、
補足ですが、DV等の電子的補正とは全く異なりますので＿＿＿一応。

回転方向って、カメラが傾く方向への回転ですよね？
たとえば右下がりとか左下がりとかの。
これだとＣＣＤ自体を回転させないと補正できないので
無理なのでは？
VRは光軸のずれを補正するもので、ひねりに対しては
効果がありません。
というか、光学的にひねりを制御するのは不可能では？

OERさん　お〜さん　レスありがとうございます。
私の説明不足もあり混乱させてしまいました。
左右の動きをX軸、上下をY軸、CCD面に垂直な線をZ軸としてこのZ軸の動きが補正できるかの質問でした。
お〜さんのおっしゃる通りひねりについては無理ですか。多分理論的には無理だろうとは思っていましたが。
でも　CCD自体の回転で対応するというのはとても良いアイデアではないですか。
３次元のぶれ補正はCANONでも対応してなかったと思います。ぜひ次のテーマとしてNIKONに開発してもらいたいです。

なお、ビデオカメラのぶれ補正ですが　たぶんOERさん指摘の電子的ぶれ補正とは別に　CANONや、SONY VX-2000等の一部機種では光学補正で対応しているのがあるのですが、その機構とVRは同様と認識しています。間違っていたらご指摘下さい。

いずれにしても　2次元方向でもぶれが押さえられるのであれば大変魅力ではあります。
CANONのように選択肢が増えると嬉しいのですが。