たけさん 拝復。
> 「DXフォーマットだと画面中央を使うのでほとんど分からない」
との説明も受けました
> やはり、銀塩はおざなりになってしまっているのでしょうか
「おざなり」では無いと思います。
画面中心部のみ使用するAPSフィルムやAPSサイズデジタル一眼レフに
於いては 歪曲が目立ちにくく 周辺まで利用する35ミリフルサイズ一
眼レフカメラでは 周辺部で補正を完全に行うのは厳しいでしょう。特
に非球面レンズを用いた設計では 画面中心の或る広さまでは比較的良
好に歪曲を補正し 端でこらえきれなくなって直線が曲がる例もありま
す。
ただ設計上 イメージサークルは35ミリフィルムサイズをカバーして
いるはずです。
ニコンも20年ほど昔のレンズでは ズームに於いても歪曲補正を念入
りに行っていましたが、明るさ・小型軽量化・ズーム倍率・コントラス
トや解像度などの諸要素を勘案した場合 歪曲補正の位置づけが下がっ
ているのでしょうね。
これはニコンに限らず他社でも同じで、 小型デジカメのズームレンズ
ではもう更にヒドイ物です。魚眼レンズから画像を切り抜いたのか・・
・と思われるような描写をするものもあります。
> 最後になりますが、
> ニコンサービスの方には丁寧な対応を
して頂き、感謝しております。
そうですね。40年以上前に売り出したニコンFの点検・調整なども
いまだにやってくれますし、ユーザーを大事にする会社だと私も思って
おります。