はじめまして！今度、雲台を購入しようと思っているのですが
「3WAY」「フリーターン」「自由雲台」とあるのですが
どのような特徴（短所・長所）があるのでしょうか？
みなさんの経験談などありましたら教えて下さい。

「3WAY」：パン（水平回転）チルト（上下方向）、傾きの３つの動作を別々に操作できる為、厳密なフレーミングに向いている。
反面、雲台自体は大きく、２本のパン棒がかさ張るし、カメラの固定に３ケ所のネジを締める必要があり操作が増える。

「自由雲台」：通常一ケ所のネジで操作し、文字通り自由に迅速にアングルをきめる事ができる。
比較的小型軽量なので携帯性にすぐれるが、厳密なフレーミングには向いていない。
手持ち感覚に近いので、私個人は一番使用頻度が高いです。

「フリーターン」：自由雲台とパン棒式の折衷型、両方の利点を兼ね備えているが、使いこなしにコツが必要かも？
慣れたら「これが一番！」という人もいますが、あまり一般的じゃないですね。

主に建築や風景など静物撮影には「3WAY」、動体撮影や機動性重視の撮影には「自由雲台」が使われていますが、
最近は静物撮影には「3WAY」の操作をギアの回転で行う「ギア式雲台」を、望遠レンズでの動体撮影には、
「ビデオ用油圧雲台」やＬ字型になった「超望遠専用雲台」などを使う人も増えています。

使用機材、撮影スタイル等によって適した雲台は変わってきます。
私自身は、通常は「自由雲台」厳密なフレーミングが必要な時は「ギア式雲台」
80-200mm以上での望遠での動体や舞台の撮影には「ビデオ用雲台」を使っています。
一つですべての用途をまかなうのでしたら、「３WAY」がいいと思います。

私も写真用とビデオ用とを所有していますが、いつも使うのはベルボンのビデオ用雲台付の三脚ばかりになっていましました。クイックシュー付でシングルレバーというのがささっと設置できて、ずぼらな僕には合っているのかも・・・

「ギア式雲台」・「ビデオ用油圧雲台」とはどのような雲台ですか？
どこのメーカーから出ている物ですか？

「ビデオ用油圧雲台」は通常のビデオ用とは違うのですか？

マンフロットから出ています。


普通のビデオ用です。私は主に野鳥を撮っています。使うレンズが大口径超望遠レンズという事もあり、マンフロット５０１をジッツオ脚に付けて使っています。
超望遠レンズではとても使い易いと思います。

タクミさん

ご回答ありがとうございました。
ビデオ用を検討してみます。

正確には「安物は除く」です。
国産などでの安物ではバネとグリスの粘性だけですましているモノが多いです。

望遠レンズ用に使うならタクミさんの使っているマンフロットの#501や#503あたりが
おすすめですね。

私の場合は主に風景・建物の写真を撮る為、スリックのカーボン足に下記のマンフロットの雲台を付けて使用しています。

http://www.manfrotto.com/product/templates/templates.php3?sectionid=10&itemid=278

ギアを使っている為、構図の微調整をする時などは大変便利です。

また、グリップ部の出っ張りがなく持ち運びに便利です。

200mm位までなら「ギア雲台」は、大丈夫でしょうか？

全く無問題ですよ。
この雲台にマミヤのRZ67をのせて使ってもビクともしません。
風景派の方や、花を接写される方にはおすすめです。