素朴な疑問なんですが・・。
ボディは黒がほとんどなのに高価なレンズ（大口径望遠レンズ等）になると各社白色をラインナップしていますがなぜなんでしょうか？なにか理由でもあったら面白いな〜と思うんですけど、どなたかご存知の方みえませんか。

飛んでしまう前のこの板にもあったのですが、大口径望遠レンズでは、黒色は陽光を浴びて熱をもつためと聞いたことがあります。その熱で精度が変わるということなのか、熱くなるととり回しにくいということなのか、いろいろな意見がありました。
確かに熱を吸収する黒よりは反射する白のほうが有利かもしれないと思います。

jijiさんレスありがとうございます。
やはり理由がありましたか！高価すぎて今まで購入検討対象に入ったことがなかったものですからあまり考えてなかったですね〜。たしかに熱吸収という意味では白のほうが有利ですね。今年は頑張って大口径望遠レンズを購入したい（もちろん中古でですが・・）と思っているので参考になりました。

炎天下の撮影では、当然ボディも熱くなる訳で、銀塩の場合はフィルムの熱カブリの影響もあって
コンタックスなんかは一部のプロ向けにホワイトのボディを特注で出していたようです。
まぁ、ボディよりは望遠レンズの方が大きいので熱の影響は大きいのでしょうけど、
実際にはタオルなどでカバーすればいい訳で「白くしないとイケナイ」という事では
ないと思います。
現にニコンの超望遠では白いバージョンもありますが、主流は黒ですし・・・

多分に、プロ用途で出遅れたキヤノンが宣伝効果を重視して採用したのが、カッコよく
見えて、それが他のメーカーにも波及したのが真相だと思います。
高級機のボディをプロっぽく見える「黒」のみにしたのもキヤノンが最初ですし・・・

毎度のことながら、キヤノンのこうした部分は抜け目なくすばらしいもんだと思います。それとは対照的に商売があんまりうまくなさそうなところもニコンの魅力ではあります。もっともSPでは粗利稼げそうですけどね。

皆さんレスありがとうございます。
最初は気軽に考えていたんですが皆さんのレスを拝見させてもらっているうちにいろいろと疑問が湧いてきたのでNikonに直接FAXでの回答を伺いました。以下に回答原文を載せます。

「お問い合わせ頂きました大口径望遠レンズのカラーラインナップの件についてご回答申し上げます。
　ライトグレー色のレンズを発売させて頂きました経緯と致しましては、雪景色のネイチャーフォトなど撮影場所が比較的明るいようなときには、黒一色のレンズでは目立ちすぎてしまうことがあるため、黒一色だけではなく、明るい塗装色のご要望もございました事も有り、ライトグレー色とのツートーンカラーを開発致しました。
　黒いレンズにおいては、炎天下で熱を持ちすぎて膨張し、光学性能上良くないとのご指摘を頂戴する事もございますが、その様なことはございません。温度による金属膨張等を考慮した上で、光学設計しておりますので、黒い外観のレンズに関しましても安心してご利用頂けます。
　今後も黒色が基本色であることに変更はございませんが、ライトグレーを合わせて発売させて頂く事によりお客様の選択範囲が広がることかと存じます。
　ご回答が遅れ、誠に申し上げございませんでした。
　以上、宜しくお願い申し上げます。」

との事です。
当然といえば当然の回答ですが、「雪景色で目立ちすぎる」というのは正直“？”ですね（雪景色では真っ白な服でカモフラージュして撮影するのが普通だったら私の無知ですが、もしするとしてもプロ級の方だけでは？）。
やはりＣ社追従説が真相のようです。


私も同感。商売を前面に押し出さず、機械屋らしいところにNikonの魅力を感じます。

自己レスです。


私の無知でした、鳥を撮影される方は結構カモフラージュされているようですね、失礼しました。

林の中で鳥撮影をしているとレンズに蚊がよってくるのをよく経験しています。
黒いザックにもよく寄ってきます。白いレンズではどうなんでしょうか。
ハチは黒い色を攻撃してくるというような事を聞いたような気もします。
実際、どうなんでしょうかね？

最近のスポーツ写真は、ほとんどがキャノンのカメラで撮ったものが多いので
競技会場にいるプロカメラマンをみると、ほとんど白いレンズばかりです。
っで、遠くからでも、あの白いレンズをみたらキャノンレンズってのがすぐわかってしまうために
これからプロを目指す人や観客が「撮影機材はキャノンがいいんだ。」→「いいカメラはキャノン」
と思ってしまうので、それを回避するためにも、ニコンも白いレンズ（グレー）もだして、
「いやニコンも最近は白いレンズだしてるから…」と、いいわけできるように作ったわけであります。

以上、妄想でした。

ちなみに　白いレンズということでいえば、ニコンの方が先に出しているんですけどね。
ま、レフレックス・レンズですが（笑）

思っても良いと思います。事実ですから。