タイトル | : Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:神話と誤解. |
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投稿日 | : 2008/10/06(Mon) 06:36 |
投稿者 | : miura |
>写真指南本の作例のF値のままで超微粒子フィルムで撮影していたすると折角の微粒子性能も生かせていなかったことになりますね。
ご返信をいただきまして有難う御座いました。
そうですね、私が希望するDX版では開放からF9程度、FX版(銀塩フィルムを含む)では開放からF13程度で使用すると実質的な画素数が500万画素を超えるので解像感が高い写真が撮影できると思います。
さらに、FX版では開放からF12で使用すると実質的な画素数は1350万画素から600万画素になるので、溶けるような大きなボケや非常になだらかに変化する色と明るさの変化を写し撮ることが出来ると思います。そしてF8における実質的な画素数は1350万画素になりますから、開放からF8程度で撮影すると、解像感となだらかなグラデーションを同時に得ることができると思います。
私は早い時期にDX版が登場してほしいと希望しています。
タイトル | : Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:神話と誤解. |
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投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 22:50 |
投稿者 | : クルンテープ |
>期待感は、一番ですね。でもSD14は遅いよね〜(笑)。
SD14は使ったことがないので知らないのですが、色々と解決しなければならないことがありそうですね。
>フィルムは分割払いみたいだけどデジタルは一括である程度揃えるからね。
私は逆で一度初期投資をしてしまうと初期投資の額を忘れてしまいがちという面があります。
プリンタなどはランニングコストの差を嫌ってPX-5500を買ったのですが、今ではA3サイズ250円というようなネットプリントもあります。 プリンタの本体価格だけでも200枚以上プリントできるわけですが、毎回払うのがもったいないと考えてしまったんですね。 インク代の高さは結構懐には堪えます。
でも、自由にプリントできることや、他人に見せたくないものでもプリントできることへの代償ですね。
タイトル | : Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:神話と誤解. |
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投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 22:34 |
投稿者 | : クルンテープ |
>私も全く同じことを希望しています。センサはFOVEON X3形式で、DXフォーマットなら600万画素 x 3のリアル600万画素、FXフォーマットなら1350万画素 x 3のリアル1350万画素のデジタルカメラが出現することを希望しています。
私は理論的な裏づけはほとんど無しでしたが、偶然の一致は面白いですね。
>下記に、「フィルムとセンサの実質的な画素数」について考察したPDFを公開していますので、是非ともダウンロードしてご参照下さい。
早速DLして読ませてもらいましたが、とても興味深かったです。
御著作にはフィルム基準の解像度がありましたが、プロビア100を取り上げておられました。
私はフィルムについてはまったくの不勉強ですが、かつて超微粒子フィルムとしてコダクロームまたはエクタクロームのISO25というのがあったように記憶しています。 こんなフィルムだと粒状性はどうだったんでしょうね。
もしも例にあった8μmよりもずっと細かいのであれば、このフィルムの微粒子性能を生かすには更に絞りを開いて撮影しないとだめだったのですね。
写真指南本の作例のF値のままで超微粒子フィルムで撮影していたすると折角の微粒子性能も生かせていなかったことになりますね。
タイトル | : Re:Re:Re:Re:Re:Re:神話と誤解. |
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投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 14:05 |
投稿者 | : 大道 |
実現可能ならFOVEONのようなRGB全色読み取りをお願いしたいですね。 RGB 600万x3で1800万画素相当というかリアル600万画素が良さそうに思います。あくまで想像ですが。
期待感は、一番ですね。でもSD14は遅いよね〜(笑)。
>関係のない話ですがランニングコスト低減のためフィルムからデジタルへ移行してくる人に「デジタルは安くない」と吹き込む人がいます。
>それはPCシステムの費用がそれなりに掛かるというのが理由ですが、フィルム時代の現像やカラーの引き伸ばしのシステムの施設費用は考慮していないのですよね。
>PCコストを組み入れるならこれらも入れるべきだと思うんですがね。
フィルムは分割払いみたいだけどデジタルは一括である程度揃えるからね。
投資が大きく感じるだろうか? また最初は知らないで投資してすぐに使い物にならない事に気づき、さらに購入したみたいな失敗もかなりあったからなー。
時代共に安く高性能になってくれるのは助かります。
Size:850x1200(780441 bytes) | |
タイトル | : Re:Re:Re:Re:Re:Re:神話と誤解. |
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投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 12:10 |
投稿者 | : miura |
>高画素化は個人的にはそれほど望みませんが、実現可能ならFOVEONのようなRGB全色読み取りをお願いしたいですね。 RGB 600万x3で1800万画素相当というかリアル600万画素が良さそうに思います。あくまで想像ですが。
私も全く同じことを希望しています。センサはFOVEON X3形式で、DXフォーマットなら600万画素 x 3のリアル600万画素、FXフォーマットなら1350万画素 x 3のリアル1350万画素のデジタルカメラが出現することを希望しています。
一般的な用途では600万画素 x 3のDXフォーマット、より細部まで描写したい場合には1350万画素 x 3のFXフォーマットを使用すれば良いと思います。
それから、上記の場合には、DX版とFX版の1画素の大きさが等しくなるので高感度特性が同一になり、ノイズ性能は同一で解像度だけが異なるので目的に応じた使い分けがしやすいと思います。
下記に、「フィルムとセンサの実質的な画素数」について考察したPDFを公開していますので、是非ともダウンロードしてご参照下さい。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/data/art/se424945.html
PDFの「しおり」を開いて、「フィルムとセンサの実質的な画素数」をクリックして下さい。
銀塩フィルムの実質的な画素数を推定する方法を示し、約1350万画素と計算しました。
R,G,Bの合計画素数では、3倍の4050万画素ということになります。
フィルムサイズと絞り値ごとに実質的な画素数を計算しました。
続いて、デジタルカメラのセンササイズごとに実質的な画素数の推定方法と計算結果を示しました。ほとんどのデジタルカメラで採用されているベイヤー形式のデジタルカメラの実質的な画素数はカタログで表示されている画素数の4分の1となり、1200万画素のカメラの実質的な画素数は300万画素になることを説明しました。
解像感が高いと感じるためには実質的な画素数が500万画素以上必要になると思います。
このためには、ベイヤー形式では2000万画素以上のデジタルカメラが必要になります。
DXサイズのベイヤー素子で2000万画素にすると1画素の大きさは4.4um程度になるので、
実質的な画素数が減少しない絞り値の上限はF9程度になります。
一方、DXサイズのFOVEON素子で600万画素 x 3にすると1画素の大きさは8umになるので、
実質的な画素数が減少しない絞り値の上限はF8程度になります。この場合、F9において実質的な画素数は500万画素となりますが、画素サイズがベイヤー形式よりも大きく出来るので低ノイズになると思われます。
また、FXサイズのFOVEON素子で1350万画素にすると、35mmフィルムと同等の画素数と被写界深度となり、F13まで絞り込んでも実質的な画素数は511万画素が得られると思います。
それから、6x4.5cm版で絞り値をF14よりも開いて使用する場合は35mm版よりも実質的な画素数が多く得られますが、F14よりも絞り込む場合は同等な被写界深度が得られる35mm版よりも実質的な画素数が少なくなることが理解できると思います。(表1と表4を参照)
その他の数値に関しては添付画像をご参照下さい。
参考になれば幸いです。
タイトル | : Re:Re:Re:Re:Re:神話と誤解. |
記事No | : 54781 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 10:19 |
投稿者 | : クルンテープ |
>やっぱり無いですかね〜。私はこの技術的な部分はわからないのですけど、昔からある高額なレンズよりも最近のデジタル専門のキッドレンズの方が描写が良かったりするのでレンズの技術(コーティング技術なのかもしれない)の方が今、期待感があったのですが。
M-KEYさんが既に書いてらっしゃいますが、技術の進歩は工業製品を如何に理想レンズに近付けるかということだと思います。
>難しい問題ですね、デジタルになって等倍鑑賞が可能になったわけで現像屋に流すだけの時なら気にもならない問題だったと思います。
アダムとイブがエデンの園で禁断の果物を食べてしまったってことでしょうかね。(笑)
>でも一眼レフのカメラって絞りでの表現がまず楽しいじゃないですか?
私もそう思います。
>コンデジの簡単モードだと大半がF2,8〜F8くらいの3絞り分くらいでの表現力しかない。デジイチならもっと表現力が増えるわけですから絞り優先って言うかF22くらいまで広がると楽しいですよね。
私はコンデジとデジ一の絞りの自由度というのはF値だけを見るとデジ一のほうがより絞り込めると考えてしまいますが、作画を重視して被写界深度を考えるとデジ一のほうが絞りを開いて前後を大きくぼかすことができると言うのが本当ではないかなと思います。
コンデジだとF8とかF5.6ぐらいまでしか絞れなくても撮影した写真の被写界深度はデジ一ならF16やF22などで撮影したものと同等だと。
反対にコンデジのF2.8だとデジ一のF2.8で撮影したような背景をぼかしたポートレートは撮れないと。
>高画素化にしなかっただけでニコンはもう終わったとかすぐに言い出す人間とか
高画素化は個人的にはそれほど望みませんが、実現可能ならFOVEONのようなRGB全色読み取りをお願いしたいですね。 RGB 600万x3で1800万画素相当というかリアル600万画素が良さそうに思います。あくまで想像ですが。
>デジタルになって思う事は自分で色出しまでする面白さにあります。
私もそう思います。 フィルム時代には不可能だったミニラボや更には専用写真館を書斎に持っているようなものですね。
関係のない話ですがランニングコスト低減のためフィルムからデジタルへ移行してくる人に「デジタルは安くない」と吹き込む人がいます。
それはPCシステムの費用がそれなりに掛かるというのが理由ですが、フィルム時代の現像やカラーの引き伸ばしのシステムの施設費用は考慮していないのですよね。
PCコストを組み入れるならこれらも入れるべきだと思うんですがね。
タイトル | : Re:Re:神話と誤解. |
記事No | : 54780 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 09:35 |
投稿者 | : クルンテープ |
>プリントを手に持って鑑賞する場合でも150dpi以上あれば一応「写真」として
>成立しているし200dpi以上を超えれば、みかけの解像度は変わりません。
私のデジカメ事始はコダックのDC260(だったと思う)で200万画素でしたが、自前のプリンタでA4サイズにプリントしていました。 M-KEYさんに「写真」とみなしてもらえるかどうかぎりぎりの画質ですが、一般的なL版印刷よりも大判”写真”という迫力が私の好みでした。
>という事で、約400万画素あればA4(200dpi)はカバーするし、
>800万画素程度あればA3ノビまでカバーできます。
>これが、私がAPS-C機の適正画素数を800~1000としている根拠でもある訳です。
>実際は大きい写真の場合は鑑賞距離も離れるのでポスターサイズでも
>800万画素程度あれば充分だったりします。
私も同じような感覚ですね。
>そういう場合はより大きなセンサーを持つ機種を使えばいい。
DXフォーマットとFXフォーマットで光の回折を基準にした解像度限界を計算してみると実はそれほどFXが有利とも思えないようになりました。
それはF16の絞り値でDXだとおよそ1300万画素となりましたが、FXでは3000万画素です。 しかし作画のために同等の被写界深度を得るためにF22に絞ったとすると1500万画素に低下します。 もっと更に絞り込む必要があれば更に低下です。
大雑把な計算なので詳しい方がキチンと再計算して間違いがあれば指摘をお願いしますが、ちょっとびっくりと残念でしたね。
タイトル | : Re:Re:Re:Re:神話と誤解. |
記事No | : 54779 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 00:18 |
投稿者 | : 大道 |
>光学上の限界というのは理想レンズでの限界ですから、未来永劫解決できないと思います。
やっぱり無いですかね〜。私はこの技術的な部分はわからないのですけど、昔からある高額なレンズよりも最近のデジタル専門のキッドレンズの方が描写が良かったりするのでレンズの技術(コーティング技術なのかもしれない)の方が今、期待感があったのですが。
>F22まで絞り込んでの隅から隅までシャープに撮影する人のほうがきっと多いでしょうね。 でも私が思うのはどちらが多かろうと回折現象での画質低下が露になるのはモニターでの等倍鑑賞のときぐらいのことで一般的な写真の鑑賞方法では気になることはないということです。
>その等倍鑑賞にしても、回折を避けて低画素にすれば表示画像は小さくなってしまうわけで、高画素データでの表示と同じ範囲を低画素データを表示させようとすると無理やり150%や200%など拡大表示が必要となり、等倍のときのくっきりさは失われます。
難しい問題ですね、デジタルになって等倍鑑賞が可能になったわけで現像屋に流すだけの時なら気にもならない問題だったと思います。
でも一眼レフのカメラって絞りでの表現がまず楽しいじゃないですか?
コンデジの簡単モードだと大半がF2,8〜F8くらいの3絞り分くらいでの表現力しかない。デジイチならもっと表現力が増えるわけですから絞り優先って言うかF22くらいまで広がると楽しいですよね。
>私自身の高画素化についての見解は高画素化よりは画素ピッチの確保による高感度高画質化の追求のほうが好ましいです。 それと高画素はデータ量の増加を招きますから、連写性能やPC処理速度に悪影響を及ぼします。むしろこのことの方が弊害として大きいですね。
さすがです。それもまた伝えないといけない事だと思います。
高画素化にしなかっただけでニコンはもう終わったとかすぐに言い出す人間とか、新しいデジカメをすぐに求めるモノ、色々ですけどデジタルになって思う事は自分で色出しまでする面白さにあります。PC・モニターの能力よりデジカメが先にいってしまってる現状では、どうもアンバランスな気がします。
タイトル | : Re:神話と誤解. |
記事No | : 54778 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/05(Sun) 00:08 |
投稿者 | : M-KEY |
>光学上の限界というのは理想レンズでの限界ですから、未来永劫解決できないと思います。
いかに、その理論値上の限界まで迫れるか?という事なんですね。
>私個人は今の1000万画素データでは勿論のこと600万画素データのときでもA3プリントをしていましたし、その仕上がりに不満はありませんでした。
>私がA3ノビで300dpi確保の例を出したのは1ドット単位での回折の影響を気にされる方ならば当然プリントにおいては300dpiぐらいの解像度がないと仕上がりには満足されないと思ったからです。
プリントを手に持って鑑賞する場合でも150dpi以上あれば一応「写真」として
成立しているし200dpi以上を超えれば、みかけの解像度は変わりません。
という事で、約400万画素あればA4(200dpi)はカバーするし、
800万画素程度あればA3ノビまでカバーできます。
これが、私がAPS-C機の適正画素数を800~1000としている根拠でもある訳です。
実際は大きい写真の場合は鑑賞距離も離れるのでポスターサイズでも
800万画素程度あれば充分だったりします。
もちろん、ランドスケープとか大勢の集合写真とか、もっと解像度が欲しい場合もあり
そういう場合はより大きなセンサーを持つ機種を使えばいい。
>F22まで絞り込んでの隅から隅までシャープに撮影する人のほうがきっと多いでしょうね。 でも私が思うのはどちらが多かろうと回折現象での画質低下が露になるのはモニターでの等倍鑑賞のときぐらいのことで一般的な写真の鑑賞方法では気になることはないということです。
>その等倍鑑賞にしても、回折を避けて低画素にすれば表示画像は小さくなってしまうわけで、高画素データでの表示と同じ範囲を低画素データを表示させようとすると無理やり150%や200%など拡大表示が必要となり、等倍のときのくっきりさは失われます。
極端なパンフォーカスが欲しければ、コンパクト機のように小さなフォーマットを
使うという方法もありますが、そうすると画素細分化の限界により解像度も
ある程度で諦める必要が出てくるでしょう。
ある地点から先はレンズをティルトするとか、数枚撮ったモノからよいとこ取りで
合成するとか、絞る以外の方法が必要になってきます。
そのあたりの「落としどころ」としてもAPS-Cやフォーサーズはいい具合と感じています。
タイトル | : Re:Re:Re:神話と誤解. |
記事No | : 54777 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 21:43 |
投稿者 | : クルンテープ |
>現時点では光学上の限界かもしれないですが、将来は???と期待を込めての意見でした。誤解を招く言い方でした。すみません。
光学上の限界というのは理想レンズでの限界ですから、未来永劫解決できないと思います。
>一般的に考えてA3ノビでプリントする方とF22まで絞って絞りにて表現を変えたいと思う人の比率の問題でしょうね。
F22まで絞り込んでの隅から隅までシャープに撮影する人のほうがきっと多いでしょうね。 でも私が思うのはどちらが多かろうと回折現象での画質低下が露になるのはモニターでの等倍鑑賞のときぐらいのことで一般的な写真の鑑賞方法では気になることはないということです。
その等倍鑑賞にしても、回折を避けて低画素にすれば表示画像は小さくなってしまうわけで、高画素データでの表示と同じ範囲を低画素データを表示させようとすると無理やり150%や200%など拡大表示が必要となり、等倍のときのくっきりさは失われます。
>それとA3ノビで300dpiまで必要でしょうか?
私個人は今の1000万画素データでは勿論のこと600万画素データのときでもA3プリントをしていましたし、その仕上がりに不満はありませんでした。
私がA3ノビで300dpi確保の例を出したのは1ドット単位での回折の影響を気にされる方ならば当然プリントにおいては300dpiぐらいの解像度がないと仕上がりには満足されないと思ったからです。
私自身の高画素化についての見解は高画素化よりは画素ピッチの確保による高感度高画質化の追求のほうが好ましいです。 それと高画素はデータ量の増加を招きますから、連写性能やPC処理速度に悪影響を及ぼします。むしろこのことの方が弊害として大きいですね。
タイトル | : Re:Re:神話と誤解. |
記事No | : 54776 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 16:33 |
投稿者 | : 大道 |
>回折現象はレンズを選べばよいという問題ではなく、光学上の限界だと思います。
>そして回折現象による画質低下は等倍鑑賞では目に付くのでしょうが、全画面表示ならば気にもならないでしょう。
>逆に画素ピッチが大きいということは素子サイズ一定ならば画素不足の問題が出てきます。
>DXでF22でも回折の影響を受けないためには600万画素程度に抑える必要がありますが、600万画素で300dpiが確保できるのはA4サイズ弱のプリントまでです。 A3ノビなら1200万画素でも300dpiは確保できませんし。
現時点では光学上の限界かもしれないですが、将来は???と期待を込めての意見でした。誤解を招く言い方でした。すみません。
一般的に考えてA3ノビでプリントする方とF22まで絞って絞りにて表現を変えたいと思う人の比率の問題でしょうね。それとA3ノビで300dpiまで必要でしょうか?
タイトル | : Re:神話と誤解. |
記事No | : 54775 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 14:29 |
投稿者 | : クルンテープ |
>高感度特性だけなんて思ってませんよ。回折現象が一番問題であり、レンズを選らんでしまうようになるのが嫌なだけです。
回折現象はレンズを選べばよいという問題ではなく、光学上の限界だと思います。
そして回折現象による画質低下は等倍鑑賞では目に付くのでしょうが、全画面表示ならば気にもならないでしょう。
逆に画素ピッチが大きいということは素子サイズ一定ならば画素不足の問題が出てきます。
DXでF22でも回折の影響を受けないためには600万画素程度に抑える必要がありますが、600万画素で300dpiが確保できるのはA4サイズ弱のプリントまでです。 A3ノビなら1200万画素でも300dpiは確保できませんし。
タイトル | : Re:神話と誤解. |
記事No | : 54774 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 11:54 |
投稿者 | : M-KEY |
カメラの開発技術者は当然、過度の画素細分化の弊害は理解していて
できればスペシャルで小画素数のセンサーを使いたいだろうけど
現実には調達価格や個数などの問題で、過多画素のセンサーを使うしかない。
しかも、販売的にも多画素の方が売りやすい訳で、あらたな小画素機は期待しづらい。
DX機は1500万画素程度のエントリー機と800~1000万画素の高速/高感度機に
FX機は1200~1500万画素の多用途機と2000万画素超の高解像度機に分化すれば、
ユーザとしては選択肢に困らなくてすむけど、DXミドル機の多画素化はやむおえないでしょう。
せめて、現状の1200万画素のままでブラッシュアップしてくれればいいんだけど・・・
タイトル | : Re:Re:神話と誤解. |
記事No | : 54773 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 10:31 |
投稿者 | : 大道 |
D二桁三桁さんとKenさんとは大体同じ感覚なのだと思います。
正直今ほしい機種はニコンD700くらいしかない。
ファトキナで新機種ラッシュなのにワクワクしない自分がいます。
キヤノンの高画素化に対して、またニコンが追従するのでは?と不満もあります。
今回のキヤノンの高画素化はニコンD100からD200移行した時と同じような気がします。デジタルカメラの将来を見据えてと言うよりもニコン&ソニーを意識して単に上げただけのような。
5DMark2に期待感はありましたが、正直あれなら5Dでも良いかな?って思ってしまう。D700も5Dがあるのに買い増しの気持ちには、まだなれない。
PC、モニター含めてトータルの出費を考えますとほしいとは思わない。
デジカメで撮影してD−ライティングで処理して撮って出しの人なら買っても良いかな?とも思いますが。ましては動画も必要無い。
どこかで開発の線引きをしてしまわないと使用目的にそぐわない重装備のものになって行くのが心配です。世の中にはデジタル一眼でカメラもビデオも出来たら便利だなーって層も多くいるのは理解してます。仕事じゃないんだからご旅行で一晩かけてDLしてPCに落としたり、TVで鑑賞なんかも良いですよね。
でも仕事で使うには意味の無い装備ですから、その辺りの線引きは必要かと思います。付加価値を付けて高額化だけではつまらない。
タイトル | : Re:Re:Re:Re:デジカメWatchの両社のコメン... |
記事No | : 54772 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 03:17 |
投稿者 | : ムーミンパパ |
>なぜあえてユーザーメリットに反する発言をされるのか、
>おっしゃっていることの真意が理解できません。
つまり、いろんな機種が出たほうが、ユーザーの選択の幅が
広がるのでいいということです
高感度を求める人、高画素を求める人、小型軽量を求める人
でかくて安定するカメラを求める人
それぞれ、求めるものがちがいますから、現時点での技術で
こうあるべきだ などと言っても仕方ないことだと思うのです
MXフォーマットで4000万画素クラスが出そうですね
手が出ないカメラは、興味がないのですが、最初は
おそらく、画素ピッチを広げて、2000万画素でよかったとか
MXフォーマットレンズがFXセンサーカメラで使えれば
周辺画質がよくなるとか、色んな話が出ると思います
高感度画質で散々叩かれていたニコンですが、技術進歩とともに
画素ピッチに関係なく、高感度が良くなったわけですから
現時点でこうあるべき、という話をしても仕方ないと思うのですよ
出来上がった製品で、いい悪いを判断すればいいし
売れ行きが一番メーカーの方針を決定付ける要素だと思います
タイトル | : Re:Re:神話と誤解. |
記事No | : 54771 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 01:41 |
投稿者 | : Ken |
>>>私が思うには、メーカーが高画素に力を入れるのは、
>>>解像度ばかりでなく、観賞サイズで縮小をかけることも考えて
>>>相対的に高感度特性がよくなることを考えているのだと思います
>
>画素細分化すると,転送路や集光レンズのロスなどで単位面積あたりの
>見かけ上の開口部が狭くなるので感度自体は下がる=ノイズが増える訳で
>画素混合前提で縮小時にノイズが減るから・・・っていうのは本末転倒っぽいです。
>もっとも、1600万画素モ−ドで高解像度、4画素混合の400万画素モードで高感度と
>切り替えて使うというのなら、これはこれで合目的でしょう。
フジなどは、コンデジの分野では画素混合に頭を切り換えたようですし、
メーカー全体が、これからそちらに向かっていくんでしょうかね。
ただ、ふつーに考えると、いかに画素混合したところで、
混合された画素がノイズしか出力していなかったら、
どうにもならないような気がします。
各画素が光量の少ない状況でも正確に出力できるに越したことはない。
メーカーの技術者としても、この多画素化の流れはいかんともしがたく、
それを前提としたうえで「苦肉の策」を労しているんでしょう。
D3の快挙は、目的意識のはっきりしているプロのユーザー層があってなしえたことで、
すくなくとも、D300やD700の路線は、それに準ずる方向へ行ってほしいものです。
D90以下の機種に関しては、いたしかたないかな、とは思うのですが・・。
でないと、ニコンブランドってナニ?
でも、これって、メーカーだけではなく、ユーザーにも問われている問題ですよね。
タイトル | : Re:神話と誤解. |
記事No | : 54770 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 00:28 |
投稿者 | : D二桁三桁 |
APS-Cの高画素も1500万画素はかなり無理が出ているように思います。
最近のAPS-Cの高画素機の例として50DとハイエンドコンデジのCoolpix P6000の画像
が丁度比較しやすい状態でDC Watchのサイトに出てました。
50D
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/10/03/9362.html
P6000
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/10/02/9357.html
50Dは組み合わされたレンズの問題もあるかと思いますが、広角端同士で比べると
右上の松の木の葉が綿菓子の様に写っているところとか、コンデジと同じ感じで
すね。それと、50DのF16以上の絞りでは回折ボケで全体に甘くなっているし。
DC Watchの作例は必ずしも評判よくないですが、逆にアラがここまで分かりやすく
出ていると、無理な高画素の問題点の具体例としては一つのサンプルかなと思い
ます。
タイトル | : Re:Re:Re:デジカメWatchの両社のコメン... |
記事No | : 54769 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 00:20 |
投稿者 | : Ken |
>どうも、画素ピッチ神話とでもいいますか、画素数が少ない方が
>高感度特性がいいと、考えられている人が多いようですね
もちろん、高感度特性は画素ピッチだけで決まるわけではないでしょうが、
他の技術が同程度なら、画素ピッチの広い方が有利であることは、まぎれもない事実。
でなかったら、D3があえて画素数を抑制したりはしなかったはずです。
「画素ピッチ神話」などといって揶揄する意味が分かりません。
>フルサイズ、周辺画質低下神話というのもありますね
>周辺減光やパープルフリンジなども、電子的に補正していく
>技術がどんどん開発されるので、問題ないと思います
たしかに、ある程度はそうかもしれませんが、
フルサイズの場合、旧来の広角レンズでの周辺解像力の著しい低下などは、
電子的補正でなんとかなるものではなく、
クリアーすべき重要な問題だと思いますよ。
これまた、「周辺画質低下神話」などと言って牽制する必要があるでしょうか?
なぜあえてユーザーメリットに反する発言をされるのか、
おっしゃっていることの真意が理解できません。
>各社からいろんなカメラが出てくると思います
>勝ち負けや、カタログ上やnetの評判などに左右されず
>ご自分の使用目的にあって、使いやすいカメラを選ぶのがいいと思いますね
そりゃ、そうなんですけど(笑)。
タイトル | : Re:神話と誤解. |
記事No | : 54768 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/04(Sat) 00:09 |
投稿者 | : M-KEY |
>D200は、従来からあったCCDでいたずらに高画素化したもの、D300は新しいCMOSセンサーを使って映像エンジンも最新のモノにした自信作でしょ?
どうなんでしょう?
D300のCMOSはD2X−D2Xsを流れで年次改良されたモノとはいえそうですし
D80やD60を見る限りこの系列の1020万画素CCDも熟成されたような気もします。
ボディはともかく、センサーの初モノはアタリハズレが大きいみたいですね。
>>どうも、画素ピッチ神話とでもいいますか、画素数が少ない方が
>>高感度特性がいいと、考えられている人が多いようですね
>
>高感度特性だけなんて思ってませんよ。回折現象が一番問題であり、レンズを選らんでしまうようになるのが嫌なだけです。
感度に関しては、マイクロレンズの効率化や背面照射などの技術でノリシロはありそうですが、
回折限界や光学解像度にかんしては、そろそろ限界が見えてきたようですね。
ただ、画素間の壁による回折によって像が甘くなるのは、ウマく利用すればローパスが不要に
なるかもしれませんし、画素混合前提なら混合後の画素数に見合った解像度は得られるハズで
レンズを選ぶというより、レンズの限界の方が先に来ると考えた方がいいと思います。
>>高画素信仰も相変わらず根強いですが、600万画素もあれば
>>普通の人には十分ですね
>>私が思うには、メーカーが高画素に力を入れるのは、
>>解像度ばかりでなく、観賞サイズで縮小をかけることも考えて
>>相対的に高感度特性がよくなることを考えているのだと思います
画素細分化すると,転送路や集光レンズのロスなどで単位面積あたりの
見かけ上の開口部が狭くなるので感度自体は下がる=ノイズが増える訳で
画素混合前提で縮小時にノイズが減るから・・・っていうのは本末転倒っぽいです。
もっとも、1600万画素モ−ドで高解像度、4画素混合の400万画素モードで高感度と
切り替えて使うというのなら、これはこれで合目的でしょう。
>そうですか?ただ単に高画素化=解像度が良い=綺麗 だから売れるって単純な図式では? ここんところは、ムーミンパパさんやM−KEYさんがしっかりとした意見を言って頂かないと多くのアマチュアの皆さんが参考にしてると思いますよ。
いや,私のような木っ端プロの発言影響力なんてたかが知れています。
ただ、ココやEOS板の常連のように今まで何台かデジタルカメラを使ってきた人は
多画素化=高画質とは一概に言えないと気づいており、必要以上の多画素化には
画質悪化を懸念するようになってきているので、状況は良くはなって来ているでしょう。
>新しいモノに変えたら綺麗な写真が撮れるとかjpegじゃなくRAWで撮影した方が画質は綺麗だとか誤解神話の方が問題ですけどね(笑)。
そう誘導した方が、カメラもメディアも売れるから仕方ないでしょう。
>>フルサイズ、周辺画質低下神話というのもありますね
>>周辺減光やパープルフリンジなども、電子的に補正していく
>>技術がどんどん開発されるので、問題ないと思います
入射光の角度にかんしてはフィルムよりもデジタルセンサーの方が厳しいんだけど
実はフィルムでも周辺の画質がイマイチなレンズは多いんだけど、みんなそこまでは
要求しなかったのが、最近は手軽に画素レベルでの拡大検証ができるから
ハードルが上がったという面もありそうです。
>その通りです。でもそれがわからないから変な神話に惑わされるので、こういう掲示板はとても大事ですよね。昔D40とD40Xが出た時、知り合いの奥さんに頼まれて大手家電店につき合いましたが、使用目的も聞かずに画素数が多いので写真が綺麗ですからとD40Xをいたずらに勧める店員さんにはがっかりした事があります。素人に写真が綺麗に写るっていう言い方は誤解を与えてしまいますよね。
販売店だけでなく、大手通販でもバイヤーズガイド的な出版物でもい、まだに多画素=高画質で
D40なんかの600万画素機にたいしては、画素数が物足りないと切り捨てており、そういう部分が
改善されていかないと、誤解はなくならないでしょうね。
タイトル | : 神話と誤解. |
記事No | : 54767 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/10/03(Fri) 12:52 |
投稿者 | : 大道 |
>>D300の後継はおそらく1500万画素程度になりそうだけど
>>1000万画素のD200よりも1200万画素のD300の方が総合的な画質は
>>よくなっているので、そんなに心配しなくてもいいのでは?
D200は、従来からあったCCDでいたずらに高画素化したもの、D300は新しいCMOSセンサーを使って映像エンジンも最新のモノにした自信作でしょ?
同じ土俵に上げるにはどうかと思います。
まあでもD200に愛想尽かしてキヤノンに行きましたがD300はかなり良い方向性に進んでると思います。
意味の無い高画素化競争さえしなければ!ですが。
>どうも、画素ピッチ神話とでもいいますか、画素数が少ない方が
>高感度特性がいいと、考えられている人が多いようですね
高感度特性だけなんて思ってませんよ。回折現象が一番問題であり、レンズを選らんでしまうようになるのが嫌なだけです。
>現在の技術ではそうなのでしょうけど、技術は日進月歩で進化してますから、
>画素ピッチが拾い方ことが、高感度特性がよくなる必須ではないと思います
高感度特性に対してはその通りですね。
>高画素信仰も相変わらず根強いですが、600万画素もあれば
>普通の人には十分ですね
>私が思うには、メーカーが高画素に力を入れるのは、
>解像度ばかりでなく、観賞サイズで縮小をかけることも考えて
>相対的に高感度特性がよくなることを考えているのだと思います
そうですか?ただ単に高画素化=解像度が良い=綺麗 だから売れるって単純な図式では? ここんところは、ムーミンパパさんやM−KEYさんがしっかりとした意見を言って頂かないと多くのアマチュアの皆さんが参考にしてると思いますよ。
新しいモノに変えたら綺麗な写真が撮れるとかjpegじゃなくRAWで撮影した方が画質は綺麗だとか誤解神話の方が問題ですけどね(笑)。
>フルサイズ、周辺画質低下神話というのもありますね
>周辺減光やパープルフリンジなども、電子的に補正していく
>技術がどんどん開発されるので、問題ないと思います
これもその通りでしょう。でもAFフレームが中央に寄っている現状では、こちらの方も対処してほしいですね。
>各社からいろんなカメラが出てくると思います
>勝ち負けや、カタログ上やnetの評判などに左右されず
>ご自分の使用目的にあって、使いやすいカメラを選ぶのがいいと思いますね。
その通りです。でもそれがわからないから変な神話に惑わされるので、こういう掲示板はとても大事ですよね。昔D40とD40Xが出た時、知り合いの奥さんに頼まれて大手家電店につき合いましたが、使用目的も聞かずに画素数が多いので写真が綺麗ですからとD40Xをいたずらに勧める店員さんにはがっかりした事があります。素人に写真が綺麗に写るっていう言い方は誤解を与えてしまいますよね。