>14mmは短焦点でも大きく重いのでこの焦点距離を含むズームにしたら、どうして
>も重くなるでしょう。レトロフォーカスの構造上、前玉の凹レンズは一定の大き
>さを確保しないとならないから、短焦点より小さく軽くすることは物理的に殆ど
>不可能でしょう。
中略
>明るさと小型化を狙うには、マイクロフォーサーズの様にバックフォーカスが短
>いレンズが使えるミラーレスの一眼にするか、銀塩のPAS用のIXニッコールみたい
>に、後玉が大きく飛び出したそれこそキヤノンのEF-Sの様にフルサイズボディに
>は物理的に装着付加のレンズにしないといくらDXレンズにしても、期待する程小
>型化出来ないと思います。
このあたりは充分承知していますが、明るさをF4にすれば、いくらかの小型軽量化は可能でしょう。
明るさを欲張らなかったオリ7-14mmとかシグマ12-24mmなんかは、それなりに小型軽量です。
ま、オリ7-14mmは要求されるイメージサークルが半分というのはあるでしょうけど、
それも、画面サイズ比で無駄に長いフランジバックの弊害がある訳で、その制約を取った
マイクロ4/3用のパナ7-14mm(のモック)は驚く程に小型ですし・・・
でも、商品性を考えたら、小型軽量な14-28mmF4よりも大きく立派な14-28mmF2.8の方が魅力的、
しかも歪曲以外は単焦点14mmF2.8を凌ぐ描写性能なので戦略としては妥当だと思います。
結論というか、現状のDXレンズのラインナップにそれほど不足は感じていません。
初期に出たDXレンズのリニューアル=10.5mmのAF-S化、12-24mmの低価格化、
それに標準画角のマイクロ=40mmF3.5なんかがあれば尚いいと思う程度です。