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Re:AF-S DX NIKKOR 16-85mm...
M-KEY
2008/02/24(Sun) 02:22 No:10770
new
Re:AF-S DX NIKKOR 16-85mm...
M-KEY
2008/02/24(Sun) 02:22 No:10770
ID:a305bb1c1114014
>販売実績は確かにありますがどれもステップアップの途上となるレンズばかりでこのレンズがあるからこそニッコールを選択するのだという決め手となるものでは無いと私は感じておりますがいかがでしょうか?
めんどくさいけど、細かく解説していきますね。
(長くなりそうなので、興味のない人は読み飛ばしてください)
まず、24mmスタートのズームには24-50mmがありましたが、
これは現在の18-35mmに相当する広角ズーム扱いで、24mmまで包括する
標準ズームとしては、シグマやタムロンの24-70mmからだと認識しています。
標準ズームは純正にかぎらず、永らく続いた35-70(80)mm時代が終わり、
望遠側を強化した35-105mm系統と広角に振った28-70(80)mmの系統に分かれたが、
両者を統合するような28-105mmが主導権を得たちょっと後って感じで、
大ヒットとなったタムロンの28-200mmの登場前夜といったところでしょうか?
この時期、ニコンからは28-70mmF2.8がなかなかリリースされず、35-70mmF2.8を
我慢して使うか、トキナーの28-70mmF2.8PROを使うかの選択を迫られていました。
こういった時代背景の中で生まれたのが
AF24-120mmF3.5-5.6D
これは、当時の報道機関から「取材時に一本で済むレンズ」という要請から
誕生したレンズのようで、それまで一般的だった28-105mmとくらべて
広角側、望遠側の両方に焦点域を拡大し、取材時に常用する画角を包括したので
新聞社だけでなく雑誌の取材などにも重用されました。
ただ、ズーム時にフード取り付け部が回転するという特異な構造のため
(ズームの回転方向も一般的なズームニッコールと逆でした)花形フードが
使えず、大きくかさ張るラッパ型フードと、ズーム時の繰り出し量が大きく
報道の現場等で揉み合った時に壊れる事も多く、その2点が不評でした。
今のレベルでみれば描写性能に不満は残るけど、当時の要求レベルは
辛うじてクリアしており、画質面での不満はあまり聞きませんでした。
AF24-85mmF2.8-4D
このレンズはAF-S28-70mmF2.8の影に隠れて、あまり話題にならなかったけど
ズーム域が広く、広角側ではF2.8を実現しているにもかかわらず小型軽量で
35mm域〜での簡易マクロ機構(85mm時には1/2倍)や花形フードなど魅力的で
今でも現行と比較的ロングセラーのレンズです。
AF-S ED24-85mmF3.4-4.5G
このレンズが福袋レンズなんでしょうけど、これはレンズのせいでなく
ニーズがDX特化の18mmスタートのズームに移ったのが原因でしょうね。
私の記憶ではD100にあわせて発売されたレンズで、当時はDX標準ズームがなく
換算36-127.5mm相当になり比較的リーズナブルかつ小型軽量なので、
DX18-70mmF3.5-4.5登場までのワンポイントリリーフ的な役割でしたね。
デジタル派はDX18-70mmを買うし、フィルム派は絞りリングがありボディの
制約の少ないAF24-85mmF2.8-4Dを買うので、不人気は仕方ないでしょう。
AF-S VR ED24-120mmF3.5-5.6G
いろいろと問題のあったAF24-120mmの後継で、鏡筒設計を変えることで
ズームの向きをニコン式にし、前玉非回転として花形フード化しただけでなく、
AF-S&VR化も果たし、万能レンズとして完成の域に一歩近付いたけど、
時代はデジタル中心になっており、換算36-180mmと広角に弱いだけでなく
実用上は充分な実写解像度を持っているのにかかわらず、パソコン画面での
過度な拡大検証のおかげで、ボケ玉の称号を受け、イマイチ人気のない
レンズにはなっているけど、フィルム派には重宝されているレンズです。
(VR機構の誤作動とまではいかないが不適切な作動が画質評価でマイナスに)
デジタル派には後発のDX VR ED18-200mmF3.5-5.6Gが焦点域、描写性能だけでなく
VRの効果も格段にアップしているので、買う理由な希薄ですね。
このように、比較的短い時間で光学系の違うレンズを数種リリースしているのは
「それなりのニーズ」があるという事の証明になると思います。
これらのニーズをふまえて、DXで換算24-127.5mmになる
AF-S DX16-85mmF3.5-5.6G ED VRがリリース去れるのは自然な流れだし、
これやAF-S 24-70mmF2.8G EDが標準ズームの決定版になる可能性は大きいです。
どうして今の段階で、「決め手とはならない」と言い切れるのかが不思議です。
逆に28mmスタートで決定的なレンズを教えて欲しいくらいです。
>どちらも描写性能でとりわけ歪曲収差についてユーザーより厳しく言及を受けております。
>写れば良いと考える層はよりコンパクトで高倍率の28ミリスタートのズームを選択しておりますしなかなかスタンダードになれずにいるのが現実であると私は考えます。
ズームレンズの場合、描写性能とズーム比は一種トレードオフの関係となり
画角の変化量を重視すれば、描写性能や大きさは、ある程度譲歩する必要が
あると考えており、画質最優先なら極端なハナシズームを「1」要するに
しかるべき単焦点レンズを選択すべきでしょう。
で、28mm域スタートか24mm域スタートかは、個々の撮影スタイルよる部分が大きく
換算24mmが必要と考える人よりは換算28mmで充分と考える人が多いでしょうし、
キット販売されるズームが換算28mm域スタートのレンズがほとんどだし、
換算24mm域のレンズよりは換算28mm域のレンズが安価という現状では
数の上でのスタンダードが換算28mm域になるのは仕方ない。いや当然でしょう。
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めんどくさいけど、細かく解説していきますね。
(長くなりそうなので、興味のない人は読み飛ばしてください)
まず、24mmスタートのズームには24-50mmがありましたが、
これは現在の18-35mmに相当する広角ズーム扱いで、24mmまで包括する
標準ズームとしては、シグマやタムロンの24-70mmからだと認識しています。
標準ズームは純正にかぎらず、永らく続いた35-70(80)mm時代が終わり、
望遠側を強化した35-105mm系統と広角に振った28-70(80)mmの系統に分かれたが、
両者を統合するような28-105mmが主導権を得たちょっと後って感じで、
大ヒットとなったタムロンの28-200mmの登場前夜といったところでしょうか?
この時期、ニコンからは28-70mmF2.8がなかなかリリースされず、35-70mmF2.8を
我慢して使うか、トキナーの28-70mmF2.8PROを使うかの選択を迫られていました。
こういった時代背景の中で生まれたのが
AF24-120mmF3.5-5.6D
これは、当時の報道機関から「取材時に一本で済むレンズ」という要請から
誕生したレンズのようで、それまで一般的だった28-105mmとくらべて
広角側、望遠側の両方に焦点域を拡大し、取材時に常用する画角を包括したので
新聞社だけでなく雑誌の取材などにも重用されました。
ただ、ズーム時にフード取り付け部が回転するという特異な構造のため
(ズームの回転方向も一般的なズームニッコールと逆でした)花形フードが
使えず、大きくかさ張るラッパ型フードと、ズーム時の繰り出し量が大きく
報道の現場等で揉み合った時に壊れる事も多く、その2点が不評でした。
今のレベルでみれば描写性能に不満は残るけど、当時の要求レベルは
辛うじてクリアしており、画質面での不満はあまり聞きませんでした。
AF24-85mmF2.8-4D
このレンズはAF-S28-70mmF2.8の影に隠れて、あまり話題にならなかったけど
ズーム域が広く、広角側ではF2.8を実現しているにもかかわらず小型軽量で
35mm域〜での簡易マクロ機構(85mm時には1/2倍)や花形フードなど魅力的で
今でも現行と比較的ロングセラーのレンズです。
AF-S ED24-85mmF3.4-4.5G
このレンズが福袋レンズなんでしょうけど、これはレンズのせいでなく
ニーズがDX特化の18mmスタートのズームに移ったのが原因でしょうね。
私の記憶ではD100にあわせて発売されたレンズで、当時はDX標準ズームがなく
換算36-127.5mm相当になり比較的リーズナブルかつ小型軽量なので、
DX18-70mmF3.5-4.5登場までのワンポイントリリーフ的な役割でしたね。
デジタル派はDX18-70mmを買うし、フィルム派は絞りリングがありボディの
制約の少ないAF24-85mmF2.8-4Dを買うので、不人気は仕方ないでしょう。
AF-S VR ED24-120mmF3.5-5.6G
いろいろと問題のあったAF24-120mmの後継で、鏡筒設計を変えることで
ズームの向きをニコン式にし、前玉非回転として花形フード化しただけでなく、
AF-S&VR化も果たし、万能レンズとして完成の域に一歩近付いたけど、
時代はデジタル中心になっており、換算36-180mmと広角に弱いだけでなく
実用上は充分な実写解像度を持っているのにかかわらず、パソコン画面での
過度な拡大検証のおかげで、ボケ玉の称号を受け、イマイチ人気のない
レンズにはなっているけど、フィルム派には重宝されているレンズです。
(VR機構の誤作動とまではいかないが不適切な作動が画質評価でマイナスに)
デジタル派には後発のDX VR ED18-200mmF3.5-5.6Gが焦点域、描写性能だけでなく
VRの効果も格段にアップしているので、買う理由な希薄ですね。
このように、比較的短い時間で光学系の違うレンズを数種リリースしているのは
「それなりのニーズ」があるという事の証明になると思います。
これらのニーズをふまえて、DXで換算24-127.5mmになる
AF-S DX16-85mmF3.5-5.6G ED VRがリリース去れるのは自然な流れだし、
これやAF-S 24-70mmF2.8G EDが標準ズームの決定版になる可能性は大きいです。
どうして今の段階で、「決め手とはならない」と言い切れるのかが不思議です。
逆に28mmスタートで決定的なレンズを教えて欲しいくらいです。
ズームレンズの場合、描写性能とズーム比は一種トレードオフの関係となり
画角の変化量を重視すれば、描写性能や大きさは、ある程度譲歩する必要が
あると考えており、画質最優先なら極端なハナシズームを「1」要するに
しかるべき単焦点レンズを選択すべきでしょう。
で、28mm域スタートか24mm域スタートかは、個々の撮影スタイルよる部分が大きく
換算24mmが必要と考える人よりは換算28mmで充分と考える人が多いでしょうし、
キット販売されるズームが換算28mm域スタートのレンズがほとんどだし、
換算24mm域のレンズよりは換算28mm域のレンズが安価という現状では
数の上でのスタンダードが換算28mm域になるのは仕方ない。いや当然でしょう。