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Re: これで解釈合ってますでしょうかね(?_?)゛゛? ouch 2005/12/18(Sun) 23:30 No:7429 ID:xzts1BuPJr4Dc
> 前玉の口径がでかく出来るという
> ことは、有効径もでかく出来るのでは
> それともこの有効径と言うのは、
> 前玉の有効径ではなく、別の要素
> で規定される有効径なのでしょうか?
レンズの有効径の定義は、あくまでレン
ズに対して光軸に平行な光線が入射した
とき、焦点面に届きうる(ここが重要。
だから「有効」口径なんです)光束の直
径のことを言います。
ですから、たとえどれほど前玉を大きく
したとしても、それ以降で光がさえぎら
れてしまい、焦点面に届かない場合には
その光束は有効とはいえません。
通常のレンズでは、絞り機構によって光
束がさえぎられますから、絞りの位置と、
絞りの直径が決まればレンズ前面におけ
る光束の太さは自動的に決定されます。
ここで、仮に絞り機構がなかったとして
も、マウント直径が絞りの役割を果たす
ところが、今回の疑問の発端でしょう。


> ここがよく判らないのですが(またペ
> ンちゃんさんも触れられていた様です
> が)、フランジバック長はF値を規定
> する要素の一つに入っている
> 事なんでしょうかね?
正直、言葉で説明するのは難しいので、
図を見てください。フランジバック長よ
りも短焦点のレンズは焦点がマウント内
部に入ってしまうので、レトロフォーカ
スにせねばならず、上の図のようになり
ます。
マウント面を通過して焦点面に届く光束
は非常に細くなるのがわかると思います。
広角レンズですから、平行光束はレンズ
前面では非常に細くなってしまうという
のは自然に理解できると思うのですが。
図の下側はテレフォトタイプのレンズで
す。この場合、前玉の直径がほぼ有効口
径と一致します。

しかしどちらにしろ、実現可能な有効口
径は、マウント直径とフランジバックと
の位置関係によって限定されるのは図を
よく見ていただければわかるのではない
かと思います。
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