自分で持っているのは 17-55mm だけですが…
（18-70mm も 28-70mm も借りて試した経験はあります）

当然のことながらレンズにはそれぞれ個性がありますから、画角が被っても必要なときは必要ですよね。

私の場合、自分自身のレンズ選択の感覚としては…
・ズームレンズにさほどの画質は求めない（画質を追い求めるときは単焦点を使う）。
・ここで挙がっているレンズはすべてズームレンズに私が求める画質を十分に充たしている。
・一方 28-70mm も所詮はズームレンズに過ぎない。
…ということが前提となるので、その辺のレンズ選択は使い勝手・使い回し優先で考えます。

となると、各レンズの個性は…

○ 17-55mm
・F2.8 通し（私はマニュアル露出常用のため特に重要）で標準ズームに求める画角をカバーしている
・ＡＦ速度が少し物足りないけれど、精度には十分信頼が置ける
・ちょっと重く、フードをするとかなり嵩張る

○ 18-70mm
・カバーする画角はとても重宝で、軽く、得られる画像はとてもシャープ
・気合を入れて撮る場合やいざと言う時には、やはり明るさが物足りない可能性が高い

○ 28-70mm
・ＡＦ速度精度など突出した性能は、速く動く被写体に対する効果絶大
・ＡＰＳデジタルで標準レンズとして使うには、ワイド側の狭さがネックとなりがち
・大きく、重い

ということで、それぞれの個性（この場合に鍵となるのはおそらく 28-70mm のＡＦ速度）が必要ならば、ぜんぜん無駄遣いではないと思います。

なお私の場合は、お金が十分にあれば全部買うところですけれども、ワイド側重視なことと、動く被写体も追うのだけれどそこまで高速なＡＦは必要としていないので（他に必要なレンズが沢山あるので）、この辺のズームレンズは 17-55mm だけで済ませております。