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Re: Fマウントの変遷 M-KEY 2006/12/25(Mon) 00:04 No:9569 ID:xzPHWDpSX07fE
> ただ、D80はもう少し機能強化してもいいと思います。
> カスタム扱いになっても、AI、AI改で開放測光オート露出が出来るようにして欲しいです。

> D200以上はノーマルでAI-S装着時はP、Sモード可能の状態にしてもらいたいですね。
> 標準でAI、AI改はM、Aモード可。
> カスタム扱いで、AI、AI改で開放測光オート露出が出来るようにして欲しいです。
> で、その時、Ai連動レバーの可倒式改造して非Aiレンズの装着も可能(開放測光)がいいと思います。

ウチにあるプログラムAE可能な
Fマウント機を比べてみました。
1)絞り連動レバー
2)Ai露出計連動レバー
3)Ai-Sレンズ識別ピン
4)焦点距離情報レバー
5)開放F値連動レバー
6)電気信号接点
7)AFカップリング
8)最小絞り認識レバー

こうして見ると、FAとF4ってAF関連以外は同一ですね。
でも、F4では非CPUレンズでのシャッター優先AEとプログラムAEは制限されているしF5以降のニコン機は(3)(4)(5)が省略されて、ずいぶんとスッキリしています。
(F5もD1系もD2系もカメラ側の信号系統はD200と同じです)
一方、D100はD80と同じで、これからAFカップリングが省略されたのがD40で(8)最小絞り認識レバーがありますが、
これはレンズの絞り環が最小絞りになっているのを認識する為のモノで上位機では(2)Ai露出計連動レバーがその役目を担っているので上位機には不要なモノです。
(もともとはAEサーボで絞り環を駆動する為のピンを利用)
Ai露出計連動レバーだとマウント部に躍動抵抗が必要ですが、最小絞り認識レバーだと単純にON/OFFのスイッチでいいのでコストダウン(D40では完全にスイッチ化しています)=カメラの低価格化や小型軽量に効いていると推測されます。

D80/40でAi-Sレンズの絞りをボディから制御するなら、(3)Ai-Sレンズ識別ピンを付けるだけで(4)(5)の焦点距離や開放絞り値は手入力すればいいのですが、非Ai-Sレンズで測光するなら(2)Ai露出計連動レバーは必要になるでしょう。

D2系やD200でのAiレンズでの開放測光や絞り優先AEは現状でも可能ですし、Ai-Sを識別させればシャッター優先やプログラムAEも可能になりますが、非Aiレンズでの開放測光はレンズの絞りをカメラに伝達する方法がないのでカニ爪を使用しないと不可能でしょう。
現存する非Aiレンズの数とユーザーを考慮すれば、F4のように(2)Ai露出計連動レバーを可倒式にして、非Aiレンズの装着を可能にするだけで充分だと思います。

> ただ、余談になりますが、レンズに電気部品の載っていないAI−Sは少量生産する上で将来的に優位と思います。電気部品の載っていない為、場合によっては100年以上使用可能ですからね。

コシナツァイスにCPU接点がないのが不満でしたが、そういった観点もありますね。
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