12mm〜となると選択肢はSIGMA12-24mmしかないですね。
F4-5.6と暗いですが、高感度特性にすぐれたD700なら
困る事はあまりないと思います。
また、このレンズは歪曲収差が少ないという特徴があり、
純正14-24mmでなく、あえてコチラを選ぶ人もいるくらいです。
14mm〜なら純正のAF-S 14-24mmF2.8Gがあり、
ズームながら単焦点レンズをも凌駕する高性能なので
予算さえあれば、コレを買えば間違いないと思います。
18(17)mm〜というなら選択肢がぐっと広がります。
純正ならAF-S 17-35mmF2.8DやAF 18-35mmF3.5-4.5Dがあり
また、現行品ではないもののタムロンやシグマからも同焦点域のレンズが
リリースされており、流通在庫や中古品が入手可能です。
これらはフロントにフィルターが付けられるので、PLFフィルターや
悪環境下での保護フィルターを使う事ができます。
中古なら、比較的値段がこなれていて買いやすいですが、
開放絞り付近での周辺の画質はある程度妥協する必要があります。
他にも、20mm〜となりますが、純正のAF 20-35mmF2.8Dというレンズがあり
これは、新品当時は20万円クラスと高価でしたが、今なら中古は格安です。
カラーバランスが黄に寄っているというウィークポイントはありますが、
デジタルならカスタムでW/Bをセットする事で回避できますし、研削非球面と
今では考えられないくらい贅沢な作りです。(実写性能は「それなり」ですが)
でも、急いでいないのなら来年の春には、シグマやタムロンから、ディスコンになっている
17(16)-35mmクラスの新型ズームが発表されるでしょうから、それを待つのもいいでしょう。
それらはニコンD700をはじめEOS 5Dmk2やα900等に使われる事を想定された設計で
上記に挙げたうち、銀塩時代のレンズよりも描写性能が良くなっているハズですし・・・