1998年のカタログに既に記述があったので、おそらく
それより前だと思います。
元々AF-Dレンズの途中(最初?)から採用され、
マニュアルレンズにも随時切り替わっていったように思います。
参考までに、マニュアルレンズ(Ai-S)を新品で買った時、
元箱の右下に黒丸印があるのがSC対応版と某カメラ屋で聞きました。
とすると、1996年製造(最終期)のノクトニッコールの箱に黒丸
があるので、1996年以前という説も浮上します。
謎は深まるばかりです(^^;)。
コーティングは告知なしに結構変わるみたいでして、SCだからといって
デジタル特性がいいとは限らないようです。同じSC対応でも、
(自分が持っている中では)AF50mmF1.4DやAi Micro 55mmF2.8S
については微妙にコーティングの色が違ったりします。
(わざわざ2本買ったのです)
そして予想とおり、(多重反射による)フレア特性がちょっぴり向上
していたりします。
個人的には、ニッコールのデジタル対応については2001年以降の生産が
「安全圏?」のように考えています。
がしかし、20年以上前のレンズでも全く問題ない(むしろ良好な)ものも
存在しますので、元々のレンズの素性の方が影響度が大きいような気もします。