こんにちは nobtaさん、私はそのレンズを所有しており、活用しています。(D2Hsで使用)
55mmと言うのは、手持ちでもブレが少ないですし、本当に撮りやすい画角です。
開放からかなりシャープな解像感が得られますので、解像感を求める方には良いレンズです。
ボケ味は、堅めです。
撮り味にこだわりがなければ、ある意味万能レンズと言えるかもしれません。
私の友人のお父様(70歳過ぎの方です)が標準レンズとしてお使いになっておられます。
他のよく似たレンズAF Micro 60mmF2.8Dと比較すると、60mmでは撮影した画像が(人物の場合特に)赤黒くなりがちです。
AF 55mmF2.8ですと、上記のレンズほど色が変化することはありません。
ただし程度問題でして、人物を撮影したときには、多少浅黒い感じの画像になります。
60mmですと、赤に偏る感じですが、55mmですと少し黄色に偏る感じがします。
ニュートラルな色合いではありません。
健康的な色合いでのポートレートを撮ることは、難しいかなと思います。
(それでも、60mmより遙かにマシなのですけれど…)
ただ、物撮りや風景ではあまり色が偏った感じを受けません。
(厳密に見れば、変わっているのでしょうね)
それから、SB800を使用してマクロ撮影を行っていると、十数回に一回は必ず画面が真っ白になってしまいます。
絞りやシャッター速度には関係なく、特定の条件が無くてもこの現象が発生するようです。(絞り優先撮影でのことです)
レンズに載せられているチップと、相性が良くないのでしょう。(SB600でも発生したように思います)
ただし、いつもということはないところが、不思議です。
また、マクロ撮影以外で、このような現象は起こりません。
幾つか欠点を述べましたけれど、画角が(私にとって)理想的なので、ついつい常用してしまうレンズです。
この画角で、Microではなく、ポートレートに適したF1.2クラスのボケの美しいレンズが出てくれたら、
高価でも買いたいところです。
ところで、類似レンズとして、シグマの50mmマクロはどのような描写をするものなのか、
所有していらっしゃる方がいたら、お教え願えませんでしょうか?
やはり、ポートレートには向かない色合いや、ボケ味ではあるのでは?と勝手に想像しています。
ポートレートには、ツアイスのプラナー50mmや、タムロン28-75mmが向いているのでしょう。
(85mm以上ですと、室内では離れすぎてしまい、私には撮りにくい画角になってしまいますので)
それから話は変わりますが、マクロレンズと言うことであれば、タムロンの90mmはマクロ撮影には使いやすいです。
SB800/SB600に、ルミクエストと言うバウンスアダプターを付けて撮影しますと、対象物にうまく光が回ってくれます。
(ケーブルで、カメラからフラッシュを離して、対象物までのフラッシュの位置を変えて撮影したりすると
更に良い結果が得られます…と言うか、そうしないと私は美しい画像を撮れません)
55mmや60mmですと、マクロ撮影の場合、撮影対象物まで多少近いので、(私の技術力の問題でもありますけれど、
フラッシュの距離や光の強度をかなり念入りに調節しても)光が少しキツく、また固い感じになるように感じます。
(野外での自然光での撮影を除く)
90mmですと、その辺が楽なので、ありがた〜いレンズです。
さて、ここで私が書いたことは、私見ですので、また違った受け取り方をなさる方もいらっしゃると思います。
他の方のご意見も、お聞かせ願えれば幸いです。長文失礼致しました。